商品によっては輸入出来るものとそうでないものが有ります。
輸入ビジネスを行う上では、かなり重要な知識になってきます。
ちなみに輸入禁止商品を仕入れた際は、商品を仕入れた際に
通関で止まります。
通関で止まると、その商品は滅却処分となりますので、仕入れ代金が
まるまる損失になりますし、勿論手数料を払って滅却処分をするので
かなりの痛手です。
輸入禁止商品については多数ありますが、アマゾンやヤフオクで
扱う商品の中で扱う可能性の高い商品をピックアップしてご紹介を
して行きます。
ワシントン条約による輸入禁止品目
生きている動物は勿論ですが、特定の動物の毛皮や
象牙、剥製、その他アクセサリー等も輸入が出来ません。
アクセサリーや、衣類の一部に規制のある羽や皮などが
使われていたりします。
輸入する際に画像を確認しただけでは、どんな素材が使われているか
特定するのは難しいので注意が必要です。
初めて扱う際はテスト販売を行うなどしてリスクを最小限に
して行きましょう。
もし、ワシントン条約で規制されている商品を仕入れた場合は
アメリカであれば転送会社でストップします。
転送会社が現地で荷受けした際に商品を開封し確認をします。また
その他の法規制のある商品であってもその時点でアウトとなります。
なので処分するか返品するか対応してもらいましょう。
リチウムイオンバッテリーの扱いについて
リチウムイオンバッテリーは航空機内で発火事故が発生した
事もあり危険物として扱われます。
特に中国では品質の悪いバッテリーが出回っていますので
発火事故がたびたび発生したので特に厳しく検査をしている
様です。
リチウムイオンバッテリーは状態によって輸入出来る場合と
そうでない場合が有ります。
配送会社によっても危険物と取り扱うかなども変わってきますので
不明な点は配送会社に確認をとって頂ければともいます。
代表的なFedexとDHLの詳細は以下のリンクから確認を
お願いします。
銃器、ナイフ、火器等の危険物
武器となる商品は概ね輸入禁止となっています。
エアガンはおもちゃの部類の商品ですが、輸入する際に
通関で止まる可能性があるため、扱わない方が無難といえるでしょう。
ナイフについては、刃渡り15cm以下の商品は輸入可能となっています。
また、販売するに当たり、法律的な面が気になるかもしれませんが、
銃刀法はナイフや刀を持ち歩く際に、正当な理由なしで
持ち歩かないように規制をしている法律であって、販売に対しては
特に許可や申請などをする必要がないため、問題は有りません。
しかし、ヤフーショッピングや、アマゾンなどのプラットフォームでは
商品を出品すること自体が規約違反となります。
出品した場合は、勿論ですが警告が来ます。
また、何回も同じことを続けているとアカウント自体を凍結
される可能性が有りますので、くれぐれもお気を付け下さい!
偽物・コピー品
中国のアリババやタオバオから仕入れる際に多いですが、日本の
キャラクターグッズや大手家電メーカーの商品などが超格安で
販売されていますが、偽物である可能性が非常に高いです。
偽物商品だという事を知っていながら商品を販売した場合は
商標権の侵害になるので、商標法と刑法で裁かれることになります。
商標法では商標権者の権利を侵害する行為になるので、10年以下の懲役か
1000万円以下の罰金となります。
加えて、刑法では詐欺罪になりますので10年以下の懲役となります。
個人使用目的で海外から偽物を輸入した場合においては、
関税法でも処罰されます。
偽物商品は仕入れても販売しても処罰されるので、くれぐれもご注意下さい。
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