amazonというプラットフォームを使って商品を販売するうえで
最も大きなリスクはアカウントのリスクになります。
アカウントがつぶれてしまうと、販売行為そのものが出来なくなって
しまいますので死活問題になります。
今回の記事ではアカウントがサスペンドされてしまう原因と
そうならないための対策をお伝えして行きますので是非
参考にしてみて下さい。
パフォーマンスの悪化
amazonでは、パフォーマンスの目標数値が定められていて
それぞれを上回ると、規約違反という扱いになります。
一時的に悪くなったからと言って直ぐにサスペンドに
なる事は有りませんが、長期間にわたると警告が来ます。
警告⇒一時停止⇒サスペンドの流れになりますので警告が
着た時点で運用の見直しを行って常にパフォーマンスの目標数値を
クリアするようにして頂ければと思います。
注文不良率(1%以下)
注文不良率は、ネガティブフィードバックの数、
amazonマーケットプレイス保障の件数、チャージバックの
件数が全体の1%以内に抑えられているかどうかになります。
キャンセル・返品の対応や、無在庫の場合は配送スピードが
どうしても遅くなりますので、ここの部分で不満がたまって
悪い評価に繋がりますので、顧客対応の部分はキチンと
対応するようにして行きましょう!
マーケットプレイス保障申請は、商品が届かない、
返品、キャンセルに応じない場合に申請されます。
商品が届かない場合は、追跡番号をキチンと連絡すれば
問題ないですが、キャンセルや返品に応じない場合は
問答無用で返金対応をされてしまいますので、対応するように
して頂ければと思います。
出荷前キャンセル率(2.5%以下)
出荷前キャンセルは、セラー都合のキャンセルの場合に適用されます。
在庫が無かったり、価格選定を間違えたりして赤字で販売しなければ
ならない場合にセラー側からキャンセルしますが、これが2.5%以下に
しないといけません。
在庫管理・価格設定は十分気をつけるようにして頂ければと思います。
出荷遅延率(4%以下)
セラーが定めた出荷日程を超えた場合に出荷遅延となります。
全体の4%以下が目標値となります。
在庫をお持ちであれば、直ぐに発送すれば良いだけですが
無在庫輸入の場合は、仕入れから日本に届くまでに通関や
アメリカ国内発送の関係上、かなり遅れがちです。
amazonから仕入れる際はFBA商品を購入するなど配送スピード
受注後は速やかに配送作業をするようにして行きましょう!
知的財産権侵害
オリジナル商品や、amazonで販売を制限しているブランドの
商品を販売すると知的財産権や商標権の侵害という事で
amazonより警告を頂きます。
実際に手元にある商品が偽物やコピー品であるかどうかは
関係なく、知的財産権所有者がamazon側に通報をすると
権利の侵害となります。
国内品を扱う際は、メーカーや問屋にamazonでの販売をして
良いかどうかの確認を取ると良いと思います。
海外製品に対しては、必ず「並行輸入」と記載がある
商品ページのみに出品するようにして行きましょう。
出品禁止商品・ブランドの出品
amazonでは出品を禁止している商品・ブランドを設定しています。
これは、法律的に販売してはいけないものは出品・販売してはいけない
というのは当たり前の事ですが、法律的に問題ない商品の中には
amazonが独自に禁止しています。
主に、海外ブランドが多いですが、正規輸入品は出品が全て
認められています並行輸入品の出品が禁止されているブランドが
有ります。
出品禁止商品については随時更新されていますので
amazonのリンクを貼り付けさせて頂きますので、コチラから
確認をお願いします。
禁止商品
https://services.amazon.co.jp/services/sell-on-amazon/prohibited-items.html
禁止ブランド
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/?nodeId=200940690
その他
関連付け
過去に規約違反などでサスペンドしたセラーと何かしらの
共通点などが有った場合に関連付けとなり、アカウントが閉鎖
されてしまいます。
主に、住所・電話番号・パソコンのIPアドレス、クレジットカード情報
銀行口座のいずれかが一致していると関連づく可能性がありますので
サスペンドされてから、新たにアカウントを作成する場合はご注意ください。
重複アカウント
重複アカウントとは、アカウント同士で出品商品の大多数が一致している場合に
同じセラーが出品対応をしているとみなされて、アカウントが閉鎖されてしまいます。
アカウントを複数運用する際は出品商品が重複しない様に管理を徹底していきましょう。
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