FBAでAmazon輸出を始めたけれど、どんな商品を出品すれば良いか悩んでいるかたは多いと聞きます。
悩むのは、おそらくリサーチ方法がよく分からないからではないでしょうか?
今日は、そんな方のためにFBA販売に特化したリサーチ方法を紹介いたします。
初心者の方は
・日本で仕入れた商品の中で、海外で人気があるのは何か?
・在庫販売しても利益が確保出来る商品は何か?
・リサーチツールは色々あるけれど、どの方法が一番良いの?
など色々な疑問が浮かんでいることでしょう。
大丈夫です。
現在、月に何十万稼いでいる人達だって初めは分からないところから学んで力をつけていったのです。
まず、自分より少し先にいるライバルセラーを見つけ、取り扱っている商品ラインナップを分析しモデリングすることから始めましょう。
そうしたら、次はそのライバルに勝てる商品を見つけること。
最後に、出品品目を増やすためにツールを使ってそれらのリサーチを簡略化しましょう。
そのために必要な情報を、これから紹介していきます。
目次
Amazon輸出でFBA販売する場合のリサーチ方法
方法としては大きく分けて3つあります。
順を追ってご説明します。
1.キーワードリサーチ
最もポピュラーな方法です。
検索窓にキーワードを入力してリスト化するものです。
まず初めに行うのはこのキーワードリサーチですが、キーワードだけでサーチし続けるのは手間がかかる上に、経験則が最も必要な方法でもあります。
多用する場合、ツール化必須の方法です。
※ツールについては用途ごと色々あるため、下記にまとめて後述します。
2.出品者セラーリサーチ
キーワード検索することで商品と共にリスト化されます。
もしくは直接、セラーIDを入力すると、セラーの商品ラインナップを見ることができます。
見るべきセラーは時々によって異なりますが、出品数、評価、出品カテゴリーを特にチェックすることで様々な有益情報を入手できます。
3.画像リサーチ
画像をgoogle検索することで、ASIN(世界のamazonに共通する商品コード)が繋がっていない商品を見つけることができます。
この方法は、現在ツールでは行うことが出来ないというメリットがあります。
リサーチをツール任せにしているセラーと差別化した商品を特定することが出来ます。
初心者の方は、どんな品物が売れるのか分からない状態ですので、まずはキーワード検索を使って、売れている有力ライバルセラーを見つけることに注力しましょう。
モデリングすべきライバルセラーの特徴
モデルとなるライバルセラーが扱っている商品には、良い商品が多く存在します。
では、モデルとなるライバルセラーとはどんな存在でしょうか?
着目すべき点をご紹介します。
出品数
そのセラーが扱っている商品の種類を数えましょう。
→1000以上扱っている場合。
無在庫とFBAの組み合わせ販売のセラーです。
初心者の方は数が多いので、ひとまずはモデル対象外としましょう。
ツールなどを使って、FBA商品に絞ってリサーチできる場合は調べてみましょう。
→数十品~数百品の場合。
ツールがなくてもリサーチしやすく初心者向けです。
参考にさせてもらいましょう。
評価
まず、評価は30daysで見みましょう。
この評価が自分より極端に高かったり「0」の場合は参考になりません。
20~200程度が参考としてはちょうど良いです。
※ただし、無在庫で評価だけを稼いでいるケースもあるので注意しましょう。
また、評価の状態が90%を超えているかどうかも一つの基準となります。
90%を超えていれば、優秀なセラーと判断してよいでしょう。
出品カテゴリー
office product
home&kitchen
camera and peripheral equipment
musical instruments and sound equipment
traditional crafts
などは日本に優位性の高いアイテムが多いカテゴリーです。
これらが多いセラーは、参考にしてみてもよいかもしれません。
逆に
toy
game
hobby
は止めておいた方が良いカテゴリーです。
確かに日本製は売れますが、大手も参入しており初心者では利益を確保しづらいカテゴリーとなっています。
おすすめは、まず日本らしいキーワード
Japan
Japan import
Japanese
などで、日本人FBA有力セラーを見つけましょう。
そのセラーのラインナップから利益確保できる商品を分析することで、ブルーオーシャンの出品カテゴリーを開拓していくのが良い手段かもしれません。
無在庫販売とFBA販売のリサーチ方法の違い
モデリングできるセラーを見つけたら、次は商品をリサーチします。
無在庫販売とFBA販売では狙う商品が異なります。
【FBA販売】
月の販売数が多い(回転数が高く)、出品者が多いものは、利益のとれている可能性が高いです。
とはいえ出品者が多すぎても、逆に売れなくなってしまいます。
・月の販売数÷(出品者数+1)≧1
を一つの目安にすると良いです。
該当するアイテムがあれば、利益計算してみましょう。
【無在庫販売】
逆に一月内の売れ行きが少なく、出品者が少ないものが狙い目となります。
・2,3ヶ月に1個売れる
・ライバルが5人以下(FBAなら2人以下)
・利益は100円でも評価されているもの
を目安にしましょう。
また無在庫販売品はASINがないためツールに反映出来ない商品。
amazon上の仕入と販売しか計算しないツール上赤字となっている商品があります。
画像検索を活用したり、amazon以外の仕入を手動で確認することで、FBA在庫して売れる商品になる可能性もあります。
初心者は手動リサーチの方が良い?
手動リサーチの方が穴場となっている商品を見つけやすくなっています。
ツールにも見つけにくい商品群があり、またツール利用者の方が市場的には多いためです。
その点で、手動の方が初心者は活路を見出しやすいといえます。
ですが、手動だけでは手間がかかり過ぎて出品数に限界があるのも確かです。
ツールを活用しながら、一部手動とする。
これが最も効率的かつ、ライバルに差をつけられる組み合わせです。
リサーチツールは上手に使おう
リサーチツールについて説明します。
リサーチツールには有料のものと無料のものがあります。
有料の中にもまた、<買い切り型>と<月額型>があります。
有料のものが出来ることは、多岐に渡るため一つ一つの紹介は次の機会に譲ります。
ざっくりとツールで出来ることを説明すると「販売数と利益を確保出来る商品を効率的に見つけてくれる」ものです。
初心者の方の場合、まずは無料のものを活用してみるので十分ではないかと思います。
今回は、無料リサーチツールをご紹介いたします。
無料リサーチツールは、大きく分けてランキング追跡と価格比較の二種類になります。
有名どころを二つご紹介いたします。
海外製のランキング追跡ツールです。
商品のランキング推移を把握出来ます。
Google Chromeの拡張機能です。
Amazon以外も含めたショップの最安値をチェックすることができます。
また、画像検索に対応しているため、有料リサーチツールではじかれたものを検索するリサーチツールとして重宝します。
有料リサーチツールの場合、出来ることの幅は広がりますが、決して万能ではありません。
また、便利さゆえ競合も多いというデメリットが発生します。
手動リサーチとうまく組み合せて、少ない手間で、高利益商品を出品していきましょう。
これらのリサーチ方法を組み合わせて、あなただけの利益につながる商品をリサーチして、FBA販売を成功させましょう。
最後までご覧いただきまして有難うございました!
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