Amazon輸入ビジネスで掛かる関税はいくら掛かるのかを解説

Amazonを利用すれば個人でも簡単に輸入ビジネスを始められます。

稼げると評判なので副業として始める方も多いことでしょう。

しかし輸入ビジネスでは注意しなければならないことがあります。

それは海外から商品を輸入する際に掛かる「関税」です。

輸入する物によっては関税がかなり高くついてしまう事があるのです。

「関税?消費税みたいなもんでしょ!」とあまり深く考えずに商品を大量に仕入れてしまうと儲かるどころか大損という事態になりかねません。

その為、関税についてしっかりとした知識を身につける必要があります。

しかし税金関係の話はどうしても難しいというイメージを持ってしまいますよね。

「意味わかんない。無理。」

「輸入ビジネスは諦めようかな…」

調べようと思ってもこのように拒絶してしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、安心して下さい。

アメリカAmazonでは「Amazon global 海外配送」という商品購入時に関税や手数料などの費用を前払いできるサービスがあります。

このサービスが適用できる商品を購入すれば煩わしい関税の計算もAmazonがやってくれます。

前払いで払った後は追加料金の支払いを求められることが一切ないので安心です。

ただし、サービス適用外の商品を輸入する場合には関税は後払いとなります。

その為、関税についてある程度の知識があった方が良いのもまた事実です。

しかし関税について全てを覚える必要はないので心配いりません。

基本的な計算方法だけ分かれば、そこに金額を当てはめていくだけで計算ができます。

例えば輸入をビジネスとして行う場合に掛かる関税は

・関税=(商品価格+送料)×関税率

この計算をするだけです。

関税率は商品によって異なりますが、その都度表を確認すれば問題ありません。

この記事ではAmazonで輸入をする際に掛かる関税、その他の費用について詳しく解説します。

関税のせいで赤字になった事がある

輸入に興味があるけど難しい話は嫌だ

このような方はぜひ最後までお付き合いください。

出来る限りわかりやすく解説していきます。

すぐそこで稼げる輸入ビジネスがあなたを待っています。

一緒に関税という壁を乗り越えましょう。

 

目次

Amazon輸入ビジネスでは関税の知識は必須

輸入ビジネスでは関税の知識が無いと利益が少なかったり、時には赤字になってしまうこともあります。

関税の割合は一律ではなく、商品によって異なるからです。

例えば関税率の高い物に革靴があります。

税関のホームページにある

輸入統計品目表

を見ると履物の中でも細かく分類分けされているのがわかります。

中には

60%又は4,800円/足のうちいずれか高い税率

このようにかなり高い税率が掛けられているものもあります。

何も知らずにこのような商品を大量に仕入れてしまうと思わぬ赤字になってしまうので注意が必要です。

 

Amazon輸入で商品代金以外に発生する費用

国内で仕入れて国内で販売する場合、商品が売れてしまえば赤字になることは殆どありません。

仕入れの際に意識するのが商品価格と送料くらいなので計算がしやすいためです。

一方でAmazon輸入の場合、商品代金以外にも様々な費用が発生します。

代金とこれらの費用を合わせたものが商品の仕入れ額となります。

まずはどのような費用がかかるのかを把握しましょう。

 

関税

Amazon輸入において、関税は「商品代金+送料」に対して掛けられます。

掛けられる関税率には「簡易税率」と「一般税率」の二種類があります。

これは課税金額(商品代金+送料)の合計によって決まります。

・20万円以下の場合→簡易税率が適用される

・20万円以上の場合→一般税率が適用される

このように定められています。

簡易税率については

少額輸入貨物に対する簡易税率表(税関ホームページ)

一般税率については

輸入統計品目表(税関ホームページ)

を参考にしてください。

 

国際送料

海外のAmazonで輸入する際の配送方法は

・Standard Shipping(到着目安:9~14営業日)

・Expedited Shipping(到着目安:6~10営業日)

・Priority Courier Shipping(到着目安:2~4営業日)

の三種類から選ぶことができます。

早く到着するものはその分送料も高くなります。

それぞれの送料はAmazon.cpmのヘルプで確認ができます。

・Per Shipment(基本送料)

・Per Item(商品ごとの送料)×個数

の合計が掛かる送料です。

 

消費税

これは普段の生活でも支払っているのでわかりやすいですね。

輸入をする際にもこの消費税はかかります。

この場合、現在の日本の消費税率である8%が適用されます。

注意する点としては関税の計算をした後の金額に消費税が掛けられるということです。

・(商品価格+送料+関税)×消費税

ということです。

この計算を間違えてしまうと利益計算が正確にできないので注意しましょう。

 

通関手数料

本来、商品を輸入する際には税関に申告が必要です。

配送業者がこの作業を代わりに行ってくれています。

この配送業者に支払う手数料が通関手数料です。

その金額は業者によって異なり

・国際郵便・EMS

→課税される荷物1つにつき200円

・Fedex

→500円または関税・消費税の2%の高い方

・DHL

→関税+消費税の合計額が700円未満:無料

→関税+消費税の合計額が5万円未満:1000円

→関税+消費税の合計額が5万円以上:立替額の2%

となっています。

 

発生する関税の計算方法

関税は個人輸入と商業輸入で計算方法が違います。

Amazon輸入ビジネスは商業輸入に分類されます。

関税は「商品価格+送料」に対して掛けられると上述しましたが、これは商業輸入の場合です。

個人輸入では少し計算方法が変わってきます。

・個人輸入→(商品代金×60%)×関税率

・商業輸入→{(商品代金+送料)×100%}×関税率

以上のような計算方法になります。

これまで学んだことをおさらいしつつ、実際に計算をしてみましょう。

2,000円のTシャツを10枚購入するケースで考えてみます。

商品代金は20,000円ですね。

そして送料を入れても20万円には届かないので「簡易税率」が適用されます。

簡易税率で衣類は10%となっています。

これを先程の計算式に当てはめると

個人輸入の場合には

・(20,000円×60%)×10%=1,200円

関税は1,200円となります。

一方で商業輸入の場合には計算に送料が含まれます。

送料はAmazon.comのヘルプで確認をします。

・Per Shipment(基本送料)

・Per Item(商品ごとの送料)×個数

の合計が送料となります。

Tシャツは衣料品なので

・4.99ドル+1.99ドル×10個

これを1ドル=100円で計算すると送料は700円ほどになります。

つまり商業輸入の場合

{(20,000円+送料700円)×100%}×10%=2,070円

関税は2,070円となります。

 

関税が免税される場合がある

関税が掛かるケースを解説してきましたが逆に関税が掛からないケースもあります。

・課税対象額が10,000円以下

の場合です。

個人輸入の場合には「商品代金×60%」という計算がされるので16,666円以下までであれば免税されます。

・16,666円×60%=9,999.6円

という計算ですね。

この免税を上手く使うことで利益を上げやすくなります。

 

アメリカAmazonは関税の前払いが出来る

関税の計算は一見すると難しそうですが、いざやってみると意外と簡単にできます。

輸入ビジネスをする際にはぜひ参考にしてみて下さい。

「計算なんてしたくない!」

という方は関税の前払いができる「Amazon global 海外配送」が適用可能な商品を購入すると良いでしょう。

ただし、Amazonが計算する関税はあくまでも注文した時点での見積額に過ぎないということに注意です。

そのため実際に掛かる額と異なるケースがあります。

金額にずれがあった場合の対応は

・前払いした関税 > 実際に掛かった関税 → 発送日から約60日後に差額を返金

・前払いした関税 < 実際に掛かった関税 → 原則として追加請求は無し

このようになっており、返金の場合でも約60日後とかなり先になってしまいます。

見方を変えれば、本来支払わなくてよい余計な料金を注文時に支払っているともいえます。

これは資金に余裕がない方にとってはデメリットです。

関税を後払いにすればこのようなことはありません。

そのため、少ない資金で回したいという方は関税の計算ができるようになっておくと良いでしょう。

 

最後までご覧頂き有難うございます!

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