Amazon輸出、特に無在庫販売を行っている場合は日本からアメリカまでの発送方法と送料は利益を出す上で重要な要素となります。
「結局、何が一番送料が安いの?」
「そもそもどんな発送方法があるの?」
そんな風に思っている人は一人や二人じゃないでしょう。
日本から海外に商品を発送する方法はいくつかの方法があります。
こちらの記事ではAmazon輸出を実践する上で覚えておかなければならない発送方法をお伝えします。
出品した商品が購入された場合、どんな方法で購入者に届ければよいのか。
これは商品が売れる前に、あらかじめ考えておかなければならないことになります。
商品が売れてからあたふたしないように、しっかりと事前にその知識を身につけておきましょう!
Amazon無在庫輸出 発送の方法はいくつかある
Amazon輸出(無在庫販売)で使える商品の発送方法はいくつかあります。
副業でAmazon輸出を始められる方も多いかと思いますので、こちらでは個人で使用できる発送方法をご説明させて頂きます。
どんな場合に、どんな発送方法が適しているのかをシュミレーションしながらご覧ください。
それぞれの発送方法のメリットとデメリットについても触れていきます。
EMS(国際スピード郵便)
EMSの特徴はとにかく配送スピードが速いことです。
無在庫輸出の場合、出品した商品が購入されてから仕入れに入ります。
その為、商品の仕入れ自体に時間が掛かることになります。
購入者のユーザービリティを考えるのであれば、商品の輸送に掛かる時間は出来るだけ短い方が良いです。
それを考えるとEMSはアメリカまで3-4日ほどで商品を届けることが出来ます。
これが大きなメリットになります。
その分、他の発送方法と比較すると料金が高いです。
【メリット】
・配送スピードが速い
・荷物の追跡番号がある
・荷物の紛失、破損に対して補償がある(2-200万円)
・30Kgまでの荷物を送れる
・オンラインのシステム利用でラベルの印刷が出来る
【デメリット】
・料金が高い
国際eパケット
国際eパケットは先述したEMSに比べて料金が安いです。
荷物の追跡番号もありますし、一応補償もあります。
ただし、若干配送スピードが遅いです。
もっと言えば、送ることが出来る荷物の大きさと重量に制限があります。
【メリット】
・EMSより発送料金が安い
・荷物の追跡番号がある
・荷物の紛失、破損に対して補償がある(上限6000円)
・オンラインのシステムでラベルを印刷できる
【デメリット】
・荷物の重さが2kgまでしか送れない(総重量)
・荷物の大きさに制限がある(長さ+幅+厚さ=90cmまで)
国際eパケットライト
国際eパケットライトは、国際eパケットよりも発送料金が安いです。
ただし、補償がついていない上に配送時間も2週間ほど掛かります。
もし購入者の満足度を優先するのであれば、国際eパケットを使用する方が妥当と言えます。
【メリット】
・国際eパケットよりも料金が安い
・荷物の追跡番号がある
・オンラインのシステムでラベルを印刷できる
【デメリット】
・荷物の重さが2kgまでしか送れない(総重量)
・荷物の大きさに制限がある(長さ+幅+厚さ=90cmまで)
・配送に時間が掛かる(アメリカまで約2週間)
・商品の紛失、破損に対しての補償がない
小型包装物(SAL便+書留)
小型包装物というカテゴリでの発送に書留をつける発送方法です。
料金を比較的安く抑えることが出来て、尚且つ補償もつけることが出来ます。
【メリット】
・国際eパケットよりも料金が安い
・荷物の追跡番号がある
・オンラインのシステムでラベルを印刷できる
・荷物の紛失、破損に対して補償がある(上限6000円)
【デメリット】
・荷物の重さが2kgまでしか送れない(総重量)
・荷物の大きさに制限がある(長さ+幅+厚さ=90cmまで)
・配送に時間が掛かる(アメリカまで約2週間)
・国際eパケットライトよりも料金が高い
Dメール・Pメール
これは先述した小形包装物の荷物を50通以上発送することで適用される郵便物を指します。
Pメールに関しては、国際eパケットライトよりも料金が安くなります。
ただし、
・50通以上の荷物を出す必要がある
・集荷が出来ない
・しかも、差出郵便局が決まっている
という適用条件があります。
もしこれらの条件に当てはまるぐらいの発送量が常時保てるのであれば発送方法としては候補に入ってきますね。
Amazonの無在庫輸出の商品発送で心得るべきこと
それぞれの発送方法の簡単なメリットとデメリットを解説してきました。
これらの知識を入れておくということは重要です。
そして、これらは商品の仕入れ・出品の段階で頭の片隅にでも置いておきましょう。
「Aという商品が売れたらBの発送方法で送る」
という決め方や、
「これぐらいの商品が一度に売れたらCの発送方法で送る」
ということを事前に決めておけば、迷わず仕入れて発送するだけになります。
無在庫販売の場合はリードタイムを短縮できればそれに越したことがありません。
その為にも、あらかじめ商品が売れていった時のことをイメージしておくようにしましょう。
Amazon輸出でFBA販売をする場合の発送方法
Amazon輸出でFBA販売を行う場合には、発送代行業者を使うのが一般的です。
無在庫販売とFBA販売の両方を実践している場合には、下記の記事も合わせてご覧ください。
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