「人生に夢や希望がなくて苦しい…」夢の見つけ方や考え方を解説!

「人生に夢や希望がなくて苦しい...」夢の見つけ方や考え方を解説!

夢に挫折して、何を希望に生きていけばいいのか…

自分の人生には夢や希望がない

と、悩んでいませんか?

SNSの夢を叶えた方法や夢を叶えた人の投稿が目について、「あぁ私はダメなんだ」と、また自分を責めてしまう…。

このループ、いつまで続くのかと絶望してしまいますよね。

本記事では、人生に夢や希望がないと苦しいと感じる原因や、夢や希望を取り戻す考え方、方法などを紹介します。

目次

なぜ夢や希望がないと苦しいのか

夢や希望がないとついマイナス思考になりがちです。

人生に夢や希望がないと苦しいと感じる原因を3つ紹介します。

自分と夢を叶えている人と比べるから

 ・周囲に夢や希望が必要だといわれ続けたから

 ・夢や希望を叶えられなかった自分を責めるから

それでは、1つずつ見ていきましょう。

自分と夢を叶えている人と比べるから

テレビやSNSでは、夢を叶えた人や芸能人にスポットライトがあたりますよね?

他人にスポットライトがあたるたびに、「自分はどうせ…」と否定する癖はありませんか?

なぜなら、あなたの中に

夢がある人は素晴らしく、夢がない人はダメだ

という価値観があるからです。

もし、「夢があってもなくても関係ない」という価値観があれば、そもそも夢を叶えた芸能人と自分を比べるでしょうか?

このように、あなたの「夢がない人間はダメ」という価値観が、自分を追い込んでしまっているのです。

これを解決するためには、あなた自身の夢に対する思い込みを変える必要があります。

周囲に夢や希望が必要だといわれ続けたから

あなたは幼少期から小学校や中学校、就職活動時など人生のあらゆる場面で、「将来の夢は?」と、聞かれたことがありますか?

おそらく数え切れないほど聞かれたことでしょう。

何度も夢について聞かれてきた経験から「夢や希望があることが当然である」と思い込んでいたのです。

夢を聞かれるたびに、苦し紛れに答えたり、みんなと合わせたり、自らすすんで答えられない時、「あぁ自分はダメなんだ」と、自己否定してしまいます。

そのため「夢がなくなった」と感じると、「夢のない自分はダメだ」と今までの価値観通りに判断して、苦しくなってしまうのです。

夢や希望を叶えられなかった自分を責めるから

人生で夢へ向かってたくさん努力してきた方はいらっしゃるでしょう。

私も夢へ向かって努力してきたうちの一人でした。

高校の部活動で「いかに同級生の中で上手になるか」と燃えていたものです。

しかし、次第に自分のできなさや同級生のレベルの高さを痛感し、第一線の選手で選ばれ続けることを諦めてしまいました。

そして、「第一線の選手で活躍する!」という目標を諦め、自分を責めた結果、部活の成績はどんどんと右肩下がりになっていきました。

夢や希望を叶えられない時、できなかった自分を責めて、負のスパイラルに突入してしまいます。

私の場合、「自分が掲げた目標を達成できない=ダメなことだ」という価値観があったので、目標・希望を叶えられない自分を責めていました。

このように夢がないことで生きることが苦しくなる原因は、あなた自身が行動できないことではありません。

「夢があるほうがいい」という環境価値観によるものが大きいといえることがわかります。

産まれた時から「夢があるほうがいい」と思っている人はいないでしょう。

私たちは成長する過程で、親や先生・周りの人々から将来の夢について聞かれたり、夢を叶えた人が称賛されるテレビやニュース等に触れることで、「夢があるほうがいい」と思ってきたのです。

よって、「夢があるほうがいい」という価値観は自主的なものではなく、周囲の環境によって培われています。

どんな時に夢がなくなったと感じるのか?

 人はどんな時に「夢がなくなった」と感じるのでしょうか?

  • 理想の進路に進めなかったとき
  • 夢が叶わないとわかったとき
  • 理想と現実とのギャップを感じたとき

上記3点について紹介します。

理想の進路に進めなかったとき

ある時

この学校に進学したい!この会社に入りたい!

と心をときめかせて、一生懸命努力したのに、不合格となってしまったとします。

そして、不合格になったことで目標を失ってしまい、この先どう進めばいいのかわからなくなってしまうことがあります。

筆者は高校受験に失敗した経験があります。

この学校以外考えられない!と思うくらい憧れた学校を受験するために、一生懸命何日も勉強しました。

しかしながら、努力実らず不合格となり、別の高校に進学しました。

しばらく私は、「受験に失敗した。この学校に来る予定じゃなかったのに」と、何事にも前向きになれず、「何をやっても無駄なんだ」と自分を責めてしまいました。

先も見通せず、やりたいことも考えられず「自分には夢なんてない」とさえ感じ、塞ぎこんでしまった経験があります。

このように、努力に反して結果が実らないと「自分は頑張っても無駄なんだ」と思い込んで、夢がなくなったように感じてしまうのです。

夢が叶わないとわかったとき

自分の意志とはまったく関係のない事情で夢をあきらめざるを得ない場合もあります。

  • 重症のけがを負って、競技に復帰できなくなってしまった。
  • 金銭的に余裕がなくなってしまった。
  • 介護や育児で時間が作れなくなった。

自分ではコントロールできない事情で夢が叶わないとわかった時、すごくショックを感じてしまうでしょう。

理想と現実とのギャップを感じたとき

自分の思い描いていた理想に現実とのギャップを感じれば感じるほど、「こんなはずじゃなかったのに!」と絶望してしまうでしょう。

例えばSNSを見て、時間にもお金にも縛られず、優雅なホテルライフを夢見て起業したとします。

しかし、待っていた現実は

  • 収入が不安定
  • 毎日SNSで発信
  • Instagram映えする写真を血眼になって探す

など、不安なことや地道なことでした。

筆者にも理想と現実のギャップを見て、「私には無理だった」と絶望し、夢を見失ってしまうことがありました。

自分にできるかもしれない!と思ったことが、違ったと感じた時、本当にしんどいですよね。

でも、本当に「夢がなくなった」ことが悪いことなのでしょうか?

夢を見失った時、「私にもできるかもしれない!」と思った過去の自分を責めてしまうかもしれませんが、夢に向かって挑戦した事実があります。

過剰に自分を責めることなく、夢に挑戦した自分を認めてあげると、次のステップに進みやすくなるでしょう。

夢がなくなったと感じても、焦らなくていい理由

夢とは、昔から思っていたことだけでしょうか?

あなた自身の夢のとらえ方が変わることで、夢がないと絶望する必要がなくなります。

夢がなくなったと感じても、焦らなくていい理由を3つご紹介します。

単なる情報不足

幼いころ、自分も友達の夢も「サッカー選手!」ということはありませんでしたか?

今のようにスマホもない時代。

私たちはテレビや両親、周囲の友達からの話など、限られた情報の中から、未来のことを判断するしかありませんでした。

しかし、今や1人1台スマホを持つ時代。

誰もが簡単にたくさんの情報へアクセスできる時代になりました。

実は、あなたの夢や本当にやりたいことに関する情報に、まだ触れられていない可能性があります。

自分自身の夢はこれだ!と決めつけてしまうと、視野が狭くなって情報が偏ってしまいます。

夢に関係なく、広く興味関心を持ち、どんな情報にも興味をもって触れることで、予想しなかったチャンスに恵まれる可能性も十分に考えられます。

あなた自身も、知らなかった情報があるはずです。

「自分はダメだ」と諦める前に、自分の興味のある情報を再収集して、やりたいことを見つけてみてはいかがでしょうか。

夢は「職業」ではない

夢=サッカー選手、バレリーナ…と職業に限定していませんか?

広辞苑によると

「夢」とは

  • 睡眠中に持つ幻覚。ふつう目覚めた後あとに意識される。多く視覚的な性質を帯びるが、聴覚・味覚・運動感覚に関係するものもある。精神分析では、抑圧されていた願望を充足させる働きを持つとする。
  • はかない、頼みがたいもののたとえ。夢幻。
  • 空想的な願望。心のまよい。迷夢。
  • 将来実現したい願い。理想。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%BA%83%E8%BE%9E%E8%8B%91/content/20118_1644

このように夢=職業という記述はありません。

あなたの今までの経験から、そう思い込んでしまっていたのです。

夢を職業と限定せずに広く捉えることで、夢の価値観をアップデートできます。

夢の価値観を広げる例として、サッカーの人工芝を整備するグリーンキーパーの柴田智之さんを紹介します。

サッカー選手たちにとって、芝生の状態は試合の流れを大きく左右するもの。

グリーンキーパーは、選手たちが試合でベストを尽くせるよう、徹底した芝生の管理を任されています。

そのため様々な気象条件下であっても、ベストコンディションの芝生になるよう、季節や天候に合わせて、水やり、肥料のタイミングなどを細かくチェックし、選手たちを支えています。

https://www.townnews.co.jp/0103/2014/02/06/223885.html

サッカーは、サッカー選手だけがそろっていても、試合はできません。

グリーンキーパー、スタジアムスタッフ、スタジアムそのもの…と関わるものを数えたらキリがありません。

「こんな仕事もあるのか!」と興味をもって情報収集することで、あなたの夢はまだ道半ばだということに気づけるでしょう!

日々生きることに精一杯だった

一方で

夢なんて見る暇もないほど仕事が忙しかった
・夢を見る余裕なんてなかった

と、時間ができた時に過去の自分を振り返って、責めてしまうことがあるかもしれません。

しかし、それほどまで目の前のことに必死になって生きてきたことは、むしろ誇るべきことではないでしょうか?

マザーテレサはこんな言葉を残しています。

「小さな事に忠実でありなさい。

そこにあなたの強さが宿るのですから」

https://kotonoki.net/detail/ad2c5756-c17c-46b8-94a0-79a3a9aa670b

未来を考えられなかった自分をちっぽけに感じるかもしれません。

しかし、未来が考えられないほど毎日を一生懸命に生きてきたあなたには、強さがあることを教えてくれる言葉です。

忙しかったからと自分を責めるのではなく、立ち止まった今からでも夢について考えることは遅くありません。

なくなった夢を取り戻す方法3選

「なくなった夢を取り戻して、人生をやり直したい!」

そんなあなたが夢を取り戻すための方法を具体的に3つ紹介します。

昔好きだったことを書き出す

幼少期・小中高大・社会人になってからなど、少し時間をとって「自分が好きだったこと」を書き出しましょう。

最初はなかなか出てこないかもしれませんが、毎日5分でもいいので時間を取ってみてください。

例えば

  • 昆虫採集が好きだった
  • メイクを研究することが好きだった
  • 時間を忘れてプラモデルを作っていた

など小さなことで構いません。

「そういえば…」と忘れてしまっていることが、意外と多いことに気づけます。

さらに余裕があれば、書き出したものを1つずつやってみましょう。

書き出した上で、今どう思うのかと自分を観察してみるのもおもしろいでしょう。

情熱が再燃してくるかもしれません。

好きな映画やドラマを見る

好きな映画やドラマに、自分の好きなこと・夢中になれることのヒントが詰まっています。

昔から繰り返し見る映画や、今でも忘れられない映画やドラマはありませんか?

「その映画やドラマがなぜ好きなのか」について考えてみると、あなたが大事にしたい価値観があることに気づけます。

おもしろいエピソードとして、元体操のお兄さんの小林よしひささんを紹介します。

小林さんは体操のお兄さんを14年勤めたのち、タレント活動や大学で教鞭をとるなど幅広い分野で活躍されています。

彼の体操のお兄さんの原点は映画にありました。

幼い時にジャッキーチェンの主演映画「スパルタンX」に影響され

近所の体操教室に通い始めたそうです。

https://news.1242.com/article/266765

このように、映画やドラマは人生を変える大きな可能性を秘めています。

この機会にあらためて見直してみると、色々な発見があるでしょう。 

図書館や本屋で気になる本を読む

好きなものが思い浮かばない…

そんな時は図書館や本屋で、ジャンルを気にせずに、ふと気になる本を手に取ってみましょう。

目をつぶって選んでみてもおもしろいかもしれません。

偶然手に取った本であっても、ある考え方次第で、偶然に手に取った本は夢を思い出すきっかけになります。

その考え方とは、「自分へのヒントはなんだろう?」という視点をもつことです。

視点を変えて本を読めば、偶然の出会いだった本であっても、夢へのヒントにあなたを導いてくれるかもしれません。

夢がなくなったとしても、考え方と小さな行動で取り戻せる!まとめ

本記事では、夢がなくなった原因から、夢を取り戻す具体的な方法をお伝えしました。

夢がなくなったと感じ、絶望して生きる目的を見失うことは苦しいことです。

しかし、夢に対する考え方を広げ、行動することで未来の選択肢はどんどん増えていきます。

今は絶望の淵にいるかもしれませんが、今からできることはたくさんあります。

自分を追い込みすぎず、楽しんで、自分の未来の可能性を探してみてください!


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