ebayを使って輸出ビジネスを始めるうえで最初で最大の
壁がリミットとなります。
リミットとは、出品制限の事を指します。
新規セラーは出品数10個まで、もしくは500ドルまでという
リミットが設けられました。
リミットは2010年6月からリミットが掛けられるように
なりましたが、日本国内でebayで無在庫輸出ビジネスが流行した際に
対策として取られます。
基本的に無在庫は大量出品が主流になりますし
在庫切れのキャンセルや商品が届かないなどのトラブルが
沢山発生したためにebay側で出品規制するために
設けられました。
リミットが設けられた事によって、新規セラーにとっては
稼ぎにくくなりましたが、逆に新規の参入者が減ったので
ここの障壁さえ超えられれば、大きく稼いでいくチャンスに
なります。
今回の記事ではリミットアップの方法や基準についてお伝え
して行きますので参考にしてみて下さい。
リミットアップの方法
ebayでリミットアップをするためには担当者と
電話での交渉する必要があります。
勿論ですが、ebayは海外のサイトなので英語で応対
する必要があります。
クラウドワークスやランサーズで通訳を雇って、
スカイプ通話で三者間通話をするなどして対応する
必要が出てきます。
代行会社に依頼する
ebayのリミットアップの代行サービスを提供する
業者が増えてきました。
インターネットで「ebay リミットアップ 代行」で
検索すれば沢山出てきます
リミットアップが出来なければ返金してもらえる所が多いので
無リスクで依頼をする事が出来ます。
いちいち通訳を雇って通話料を払ってやるよりも
代行に依頼した方が早いかもしれません。
リミットアップの条件
アカウント作成後90日以上
最初のリミットアップは90日以上経過している事が
最低条件となります。
優良なセラーかどうか、キチンと販売しているかどうかなどを
ebay側もチェックするためにこの期間を設けています。
販売実績がゼロではあまり意味がありませんので
低価格でオークション出品をするなどして販売数と
評価を稼いでいきましょう。
出品数、出品額
現時点でのリミットに対して、ギリギリ額の
出品をしているかどうかが重要になります。
現状のリミットに対して、出品額に余裕があれば、
現在の枠内に収まっているので上げる必要が無いと
判断される可能性があります。
リミットアップの依頼をする際はギリギリの金額や
商品個数を出品するようにして行きましょう!
評価数
評価は多いに越したことは有りませんが
リミットアップの際に見られるポイントは1ヶ月間の
評価になります。
評価の件数が多く、ネガティブフィードバックが少ない
あるいは、ゼロが理想的です。
ebayの基準としては、
・商品説明の正確さ
・出品者の対応
・商品発送の迅速さ
・送料・手数料の適正さ
以上の4項目が有ります。
全ての項目で4.8以上になるように対応しましょう。
どれか一つでも評価率が低くなってしまうと
リミットアップがしづらくなってしまいますので
キャンセルや返品依頼などはキチンと対応するように
するようにして下さい。
コンバージョン率
出品数に対しての販売の割合になります。
大量出品しているだけで、全く売れていなければ
コンバージョン率は低くなりますので、リミットアップは
難しくなってきます。
無在庫で大量出品だと、売れない商品を大量に
出品する事になるので、有る程度絞って
行かないとコンバージョン率は上がりません。
消費税還付
ebay・amazonを使って輸出ビジネスを行う場合
仕入れ時に支払った消費税の還付を受ける事が出来ます。
還付を受けるためには税務署で所定の手続きを踏んで
課税事業者扱いにする必要が有ります。
輸出ビジネスに取り組まれる方は、課税事業者として
登録して頂く事をお薦めいたします。
ebayアカウントのサスペンドについて
プラットフォームを使って商品を販売して利益を得ていく以上は
アカウントが閉鎖されると収入が途絶えてしまいます。
ebayの場合は規約違反は勿論ですが、特に理由もなく
サスペンドされる事が多々あります。
重大な規約違反をしない限りは、アカウントがサスペンドされても
復活する事が出来ますので適切に対処をして頂ければと思います。
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