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メルカリで商品の発送方法を未定にして出品しているのを見たことがあるかと思います。
「なんで発送方法を未定に設定しているんだろう?」
「未定で出品するメリットなんてあるの?」
「未定だと売れにくくなるんじゃないかな?」
いつも発送方法を決めて出品している人であれば疑問に思いますよね。
実は、発送方法を未定にしているのには様々な理由があります。
こちらの記事を読むことで、発送方法を未定にしている人が、どういった思いでそうしているのかが理解することができるでしょう。
・発送方法を未定で出品する理由を知りたい方
・未定で出品するメリットとデメリットが知りたい方
・未定だと売れにくくなるのではと心配な方
こういった方はぜひ、記事を読み進めていってください。
発送方法を未定にするメリットって実は沢山あるんです。
メルカリの発送方法「未定」とは?
発送方法が「未定」というのは、発送方法がまだ決まっていない、という意味です。
発送方法ってたくさんありますよね。
普通郵便(定形・定形外)、ゆうメール、クリックポスト、レターパック、らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便 etc.
発送方法を未定にしていれば、商品が売れて梱包した後、もしくは、梱包した商品を発送するタイミングで、適切な発送方法を選ぶことができます。
つまり、梱包してから発送方法を決めたい人や、発送のタイミングで決めたい人にとってはメリットになります。
また、メルカリで発送方法を「未定」にすると、匿名配送になりません。
商品が売れた後、発送方法を未定からメルカリ便に変更しても、支払いが完了した時点で、購入者の住所と氏名は取引画面に表示されます。
つまり、匿名配送を使いたくない人は、「未定」で出品するということです。
そういった「未定」で出品する人のメリットって何なのでしょうか。
メルカリで発送方法を未定で出品するメリット
メルカリで発送方法を未定で出品するメリットを5つ挙げてみました。
1.匿名配送による誤配送を防止するため。
2.お互いの住所を開示することで、いい加減なトラブルを回避するため。
3.メルカリ便で送れるか不明な場合のトラブルを回避するため。
4.迅速に発送するため。
5.複数口の購入で配送料を安くすることができるため。
それぞれ解説していきますね。
匿名配送による誤配送の防止
「メルカリ便」による匿名発送は、個人情報が保護できる一方、誤配送が起きやすいです。
誤配送が起こる可能性としては、出品者の宛名ラベルの貼り間違えか、集荷の配達業者の貼り間違えが考えられます。
出品者が複数の商品を一度に発送する場合、匿名配送だと、貼り間違えが起こりやすくなります。
匿名配送なので、購入者の情報が品名と都道府県だけしか分からないからです。
同様なことが集荷側でも起こり得ます。
特にコンビニ受付での貼り間違えが多いとのことです。
不慣れな作業であれば、間違えてしまうこともありそうですね。
匿名配送での宛名ラベルの貼り間違えのトラブルを無くすために、敢えて「未定」で出品するというわけです。
互いの住所開示によるいい加減なトラブル回避
インターネットでは、匿名なのをいいことに好き放題なコメントを残す人もいるかと思いますが、それは取引でも一緒です。
名前と住所をお互いに公表することで、いい加減な対応がしにくくなります。
また逆に、相手を知ることで荷物の送り先の天気を気遣ったり、丁寧な梱包や対応も相手に届きやすくなるメリットがあります。
例えば、お礼の手紙を添えるにも名前があれば嬉しいですよね。
気持ちによって梱包や対応も変わるため、相手が見えるというのは取引では大切なことかもしれませんね。
メルカリ便で送れるか不明な場合のトラブル回避
発送方法を「未定」にすれば、相手の住所や氏名をあらかじめ知ることができ、あらゆる発送方法に対応できます。
そのため発送方法の変更で起こるトラブルや手間が増えるのを防ぐことができます。
例えば、メルカリ便で送るつもりが、梱包してみたらサイズがアップしてしまい、送料で赤字になることがわかったとします。
それでは、普通郵便に変更したいと思っても、それは出品者側の都合であって、購入者からクレームになりかねません。
メルカリ便は、匿名配送はもちろんのこと、追跡があり、補償もついているサービスです。
普通郵便に変更する場合、匿名配送のつもりの購入者に、住所氏名を聞かなければならず、追跡と補償のサービスも無くなります。
発送方法の変更依頼を承諾してもらえなければ、赤字となってもメルカリ便で送るしかなくなります。
梱包しないと、最適な発送方法が分からないのであれば、「未定」にしておくことがトラブル回避のメリットになります。
迅速に発送するため
自宅の近くにコンビニや郵便局が無い場合、売れたタイミングで発送できる場所が選べるメリットがあります。
郵便局はムリだけど、ポストからならすぐ投函ができると言った場合も、「未定」にすることで、迅速に発送することに繋がります。
複数口の購入で配送料を安くすることができる
複数アイテムを出品している方は、発送方法を「未定」にすることで配送料を抑えられることがあります。
購入者がアイテムを複数口購入した場合、まとめて梱包して送れるため、別々に配送するのに比べて送料を抑えることができます。
配送料が安くなる分、販売価格を値引きしてあげれば、購入者にとってメリットにもなりますよね。
メルカリで発送方法を未定で出品するデメリット
「メルカリ便」は匿名配送の個人情報保護に加えて、追跡や補償が付いていて、購入者にとっては安心感のある発送方法です。
そのため発送方法が「未定」ではなく「メルカリ便」の出品者を探す人もいます。
ここでは個人情報に着目します。
匿名配送でないと売れにくくなる
個人ユーザー同士でやりとるするメルカリでは、取引相手に住所氏名を知られたくないと思う方が一定数います。
そのため発送方法が「未定」だと、匿名配送を希望する方からは売れにくくなります。
身元がわからない第三者に自分の氏名や住所が知られるのは確かに嫌かもしれませんね。
発送方法を「メルカリ便」にこだわる方にはこのような不安もあり、購入後の配送方法の変更を嫌がる方もいます。
発送方法が「メルカリ便」で大丈夫か不安がある場合は、売れにくくなったとしても、「未定」にしておくことがトラブル回避に繋がります。
一方で、個人情報を明かせない出品者から購入しても大丈夫な商品が届くのか不安、という方もいらっしゃいます。
必ずしも「匿名配送」でないと売れない訳ではないので安心ください。
まとめ
発送方法を「未定」にすることのメリット・デメリットを見てきました。
「未定」にすることで、誤配送や匿名によるいい加減な取引を減らせる他、発送方法に縛られない臨機応変な対応ができます。
一方で、匿名配送希望の購入者からは、売れにくい傾向にはあります。
発送方法を変更する恐れが無い場合は、メルカリ便で出品することをおすすめします。
発送方法を変更する恐れがある場合には「未定」にしてトラブルを回避するのが得策でしょう。
メリット・デメリットを理解して、発送方法の「未定」を活用してみてください。
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