「さぁ取引が成立したぞ!」と思っても、売上画面に表示される手数料をじっと見つめてしまうこと、ありませんか?
引かれる売上を前にしても「必要な利用料だし、しょうがないかぁ」と泣き寝入りされている方も少なくないのでは。
実はラクマでは他のサービスと併用したり、ある支払い方法を選ぶことで、振込や決済の手数料を無料にできるんです。
ここではラクマの販売手数料を紹介、他にも売上金の振込料や購入時の決済手数料などを無料にできる方法、メルカリとの送料の比較などを解説します。
・無駄なお金を少しでも減らしたい方
・楽天銀行や楽天加盟店、楽天ペイのサービスをよく使う方
ぜひこちらの記事をお読みください。
楽天のサービスをうまく併用することで手数料をさらに安く抑えられますよ。
【最新】ラクマの手数料徹底ガイド
ラクマの特徴はとにかく手数料が安いことです。
以下、ラクマの主な手数料となります。
■登録・月額利用:無料
■出品手数料:無料
■販売手数料:商品価格の3.5%
■送料:サイズ・重さごとに異なる(メルカリ便よりはやや高め)
■売上振込手数料:210円(一部無料)
■購入時決済手数料:100円(方法によっては無料)
ラクマは手数料が安いため、他のフリマアプリより利益が出しやすいです。
こちらでは、最新のラクマの手数料について徹底ガイドをしていきます。
出品者(売る時)にかかる手数料
ラクマはフリマアプリの中でも販売手数料が安く、少ないお金で商品を販売することができます。
ここではラクマでかかる手数料について解説します。
出品手数料は無料
ラクマでは、実際に商品が売れるまでお金はかかりません。
ラクマは手数料無料。登録料・月額使用料無料です。
ですので、売れるかどうかわからない、出品したいけれどお金がない、という方でも安心して出品することができます。
販売手数料3.5%(税別)
ラクマでは出品は無料ですが、商品が売れた時に、商品価格の3.5%(税別)の販売手数料がかかります。
ただこちらはフリマアプリでは、必ず引かれる手数料であり、メルカリの販売手数料が10%ということを考えると非常に安いです。
振込手数料1件210円(例外あり)
売上げを銀行に振り込む際、210円の手数料がかかります。
ただし振込先が『楽天銀行』なら、1万円以上の振込み手数料が無料となります。
楽天銀行はインターネットで手続きを完了でき、手続きも簡単です。
他サイトでもインターネットからの振り込み手数料が安く、インターネット上取引の使い勝手がいいので、持っていない方はこれを機に作っておくのもおすすめです。
購入者(買うとき)にかかる手数料
ラクマでは商品を購入する際『決済手数料』がかかります。
ただこちらは、支払い方法によって無料にすることも。
ここでは商品を購入する際の手数料について解説します。
登録料・月額使用料は無料
ラクマを利用するには会員登録が必要ですが、登録料や月額使用料などはかかりません。
商品を購入する際に限り、支払い方法次第で『決済手数料』がかかります。
商品を購入する際、決済手数料以外は手数料はかかりません。
決済手数料 支払方法により1件100円
ラクマでは支払い方法によって決済手数料がかかります。
基本的には1件100円ですが、支払い方法によっては無料になります。
<手数料無料の支払い方法>
・クレジットカード
・楽天ペイ
・LINE Pay.
・Paidy払い(翌月払い)
・ラクマポイント
・楽天スーパーポイント
・楽天キャッシュ
・売上金払い
<手数料100円の支払い方法>
・コンビニ
・郵便局/銀行ATM
・d払い
・auかんたん決済
・ソフトバンクまとめて払い
楽天スーパーポイントはラクマに限らず、楽天市場などでも使えて便利なため、よく利用される方はこの際、楽天会員への登録や口座開設もおすすめです。
振込手数料を安くする方法
ラクマは手数料が安いフリマアプリですが、さらに手数料を節約する方法が2つあります。
ひとつ目は、楽天キャッシュへチャージする方法。
ふたつ目は、1万円以上の売上金を楽天銀行へ振り込む方法。
それぞれ解説していきます。
楽天キャッシュチャージで振込手数料が実質無料
『楽天キャッシュ』へチャージすれば、振込み手数料はかかりません。
楽天キャッシュとは楽天グループが提供するオンライン電子マネーのことです。
「楽天市場」をはじめとした「楽天トラベル」、「楽天ブックス」など楽天グループのサービスや、QRコード決済の『楽天ペイ加盟店』であれば使えます。
以上のようなサービスを日常で使う方は、楽天キャッシュへチャージをすれば、振込み手数料がかからずおすすめです。
楽天銀行+1万円以上で無料
売上金を現金化するのに手数料をかけたくない方は『楽天銀行』を使いましょう。
楽天銀行であれば、1万円以上の売上金の振込みが無料になります。
楽天グループ各社で貯めたポイントは、楽天ペイを経由することで支払いにも使えます。
ラクマを使うのであれば楽天銀行はぜひおすすめです。
ラクマとメルカリの送料比較
配送方法にはそれぞれヤマト運輸と日本郵便が使えます。
送料に関してはラクマがやや高め。
ここではそれぞれの料金と違いを紹介していきます。
かんたんラクマパック
以下、「かんたんラクマパック」の送料です。
<かんたんラクマパック(ヤマト運輸)>
・ネコポス(A4サイズ):全国一律200円(税込)
・宅急便コンパクト(小型〜中型サイズ):全国一律530円(税込)※別途専用資材が必要
・宅急便(中型〜大型サイズ):全国一律800円〜1,500円(税込)
<かんたんラクマパック(日本郵便)>
・ゆうパケット(小型サイズ):全国一律179円(税込)
・ゆうパック(中〜大型サイズ):全国一律800円〜1,500円(税込)
かんたんラクマパックでは、発送後は配送状況をアプリで確認でき、配送トラブルが起きても、商品代金を補償してくれる「ラクマ補償」もあるため安心です。
メルカリ便
以下、「メルカリ便」の送料です。
<らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)>
・ネコポス(A4サイズ):全国一律195円(税込)
・宅急便コンパクト(小〜中型サイズ):全国一律380円(税込)※別途専用資材(税込65円)が必要
・宅急便(中〜大型サイズ):全国一律600円〜1,500円(税込)
・大型らくらくメルカリ便:4,320円〜29.646円※発送元と発送先の距離によっては追加料金もかかる場合がある。
<ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)>
・ゆうパケット(小型サイズ):全国一律175円(税込)
・ゆうパック(中〜大型サイズ):全国一律600円〜900円(税込)
料金はメルカリの方がやや安いですが、それ以外にも違いがあります。
1.匿名配送ができる
2.集荷をお願いできる。(ヤマトの宅急便コンパクト・宅急便に限る。別途30円必要)
3.大型家具などを配送できる。(大型らくらくメルカリ便)
4.自宅以外で受け取れる。(郵便局、コンビニ、はこぽす)
こちらは、普段仕事で家におらず、荷物をなかなか受け取れない方にとっては便利なオプションとなります。
ラクマの手数料は安い?
ラクマは手数料が安いです。
特に販売手数料は3.5%と人気フリマアプリの中でもかなり良心的です。
ここではラクマの手数料や送料について解説します。
ラクマは販売手数料が安い
販売手数料が安いフリマアプリをお探しの方は、ラクマはぜひおすすめです。
人気フリマアプリの手数料を比較します。
メルカリ:10%
ヤフオク!:8.8〜10%
PayPay フリマ:10%
ブクマ!:10%
magi:3%
オタマート:10%
minne:9.6%+税
ラクマ:3.5%
以上のように、ラクマはフリマアプリの中でも販売手数料が安いのが特徴です。
販売手数料を抑えたい方、利益を出したい方はぜひ利用してみてください。
送料はラクマがやや高い
メルカリに比べて、ラクマは送料がわずかに高いです。
「ネコポス」であれば5円ほどの違いですが、宅急便コンパクトや宅急便ではおよそ150円〜200円程度の差があります。
ただその分、『販売手数料』が3.5%と低く利益自体はラクマの方が出しやすいと言えます。
例えば2,000円の商品を販売し、宅急便コンパクトで送る場合。
■ラクマ
販売手数料:2,000円×3.35%=67円
利益:2,000-67-530(送料)=1,403円
■メルカリ
販売手数料:2,000円×10%=200円
利益:2000-200-445円(送料+専用資材)=1,355円
以上のようになります。
金額を大きくなれば、手数料が高ければそれだけ手数料も多くかかります。
利益を増やしたいと考えている方は、ラクマを使うこともぜひ選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
「手数料を抑えたい」「たくさん取られたくない」と思う方にラクマはおすすめです。
販売手数料が3.5%と非常に安く、出金方法を選ぶことで振込手数料なども無料にできます。
また楽天市場や楽天ペイ加盟店をよく利用する方であれば、ラクマは最も無駄をなくせるフリマアプリといえます。
ただメルカリに比べ、購入時の受け取り方法などには制限がでてくるため、生活スタイルや目的に合わせてぜひ検討してみてくださいね。
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