Amazon中国輸入OEM自社ブランド販売をこれから始めたい初心者の方に向けて、仕入れ先の選び方からサンプルチェックのポイント、さらに失敗しないために避けたい”やばい工場”の見極め方まで、実体験をもとにお伝えします!
この記事を読めば、OEMビジネスでの第一歩を安心して踏み出すための基礎知識をしっかりと身につけられるので、ぜひ最後までご覧ください。
Amazon物販の仕入れ先はどこ?1688 vs アリババ 徹底比較
価格、対応力、ロット数、品質など、仕入れルートの違いはそのままビジネスの安定性に直結します。
最近では同じ工場が1688とアリババの両方に出店しているケースも多く見られるので、それぞれのメリット・デメリットを理解することで、自分に合った仕入れ方法が見つかります。
ここでは、中国OEM輸入でよく使われる「1688」と「アリババ」という2つの代表的な仕入れサイトについて、その違いや特徴、初心者におすすめの使い方などを詳しく解説します。
1688の特徴とおすすめ理由3選
「1688」は、中国国内向けのECサイトで、価格の安さと小ロット対応が魅力のプラットフォームです。
中国語のみ対応などハードルもありますが、代行業者を使えば初心者でも十分活用可能です。
ここでは、1688を仕入れ先として選ぶ際のポイントや注意点、そしてどんな人に適しているかを詳しく解説していきます。
- ①中国国内向けサイトで圧倒的に安い
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1688は中国の国内事業者向けに作られた卸売サイトです。
現地の価格で商品を仕入れられるため、同じ商品でも他のルートよりも安く仕入れることができます。
- ②小ロットから対応可能
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最小ロット(MOQ)が1〜5個と非常に少ないため、初心者でもテスト販売をしやすく、リスクを抑えたスタートが可能です。
- ③代行業者を通して購入するのが基本
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中国の銀行口座や住所が必要なため、日本人が直接利用するのは困難です。
そのため、信頼できる代行業者を介して取引するのが一般的です。
アリババの特徴とおすすめ理由3選
世界中のバイヤーが利用している「アリババ」の特徴を見ていきましょう。
アリババは主に海外輸出を意識した大規模な工場が多く出店しており、品質の安定性やビジネスとしての信頼性の面で初心者にも安心感のある仕入れ先です。
ここでは、アリババを使うメリット・デメリット、そしてどういった人に向いているかを具体的に解説していきます。
- ①海外取引にも対応した高品質工場が多い
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アリババは海外のバイヤー向けにも開放されており、世界中の企業との取引実績がある工場が多数存在します。
英語対応や国際基準の品質管理がされているケースが多く、信頼性が高いです。
- ②英語対応・チャット機能あり
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アリババはチャット機能が整っており、工場と直接やりとりができます。
レスポンスが早く、こちらの要望にも柔軟に応えてくれることが多いのが特徴です。
- ③中級者以上向けの仕入れ先
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MOQが500〜1000個と多めな場合がほとんどで、資金力がないと難しい点があります。
そのため、売上が安定してからのステップアップ先として適しています。

Amazon物販の仕入れでサンプルチェックに失敗しないポイント
この項目では、OEM商品を本格的に発注する前に必ず行うべき「サンプルチェック」について詳しく解説します。
サンプルは、商品の品質を見極めるための超重要なステップです。
ここで妥協してしまうと、販売後のクレームや返品につながり、大きな損失を生むことになります。
発注前・到着後、それぞれの段階でどんな点に気をつければ良いかをしっかり押さえておきましょう。
サンプル発注前の確認事項3選
さらに、サンプルをチェックする際は「第三者の視点」も大事です。
自分では気づきにくい問題点も、他人の目を通すことで見えてくることがあります。
- ①最低でも3〜5工場から取り寄せる
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複数の工場からサンプルを取り寄せて、品質や対応、納期などを比較検討するのが基本です。
価格の安さだけで選ぶと失敗の元になるので、総合的に見て判断しましょう。 - ②在庫やMOQ(最低発注数)の確認
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サンプルが届いても、いざ本発注しようとした時に在庫がなかったり、MOQが高すぎたりすると計画が狂います。
発注前に在庫状況やMOQも必ず確認しておくべきです。 - ③発送は航空便でまとめて早く
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サンプルはビジネスのスタートを早めるためにも航空便での輸送がベストです。
代行業者にお願いして、複数工場からのサンプルを1つの梱包にまとめてもらうとコストも抑えられます。
日本到着後のチェックポイント3選
サンプルが良くても、工場の対応が遅かったり、質問への回答が曖昧だったりする場合は、本発注後のトラブルリスクが高いと考えてください。
品質と対応力の両面で評価することが重要です。
- ①外観や機能の確認
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届いた商品が想定していたデザインやサイズ、機能と合っているかを確認します。
特に色味やディテール、仕様変更など細かい部分もチェックする必要があります。 - ②耐久性テスト
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商品の品質を見極めるためには、実際に使ってみることが重要です。
最低でも1週間は自分や家族・友人に使ってもらい、壊れやすさや快適さをチェックします。 - ③検品指示書を作成する
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本発注時のトラブルを防ぐために、具体的な検品項目を明記した「検品指示書」を作成しておきましょう。
色やサイズ、機能に関する基準を文章と写真付きで代行業者に共有するのが理想です。
Amazon物販でやばい工場から仕入れないために注意すること
中国OEMのリスクとして最も多くの人が悩まされるのが、「やばい工場」との取引です。
値段が安いからといって安易に選んでしまうと、後悔することになりかねません。
長く安定して稼ぐためには、良いパートナーを見つけることが不可欠です。
ここでは、実際に発生した失敗談や、避けるべき工場の特徴、逆に信頼できる工場の見極め方などを紹介します。
実際にあった失敗事例3選
ここでは、実際の中国OEMビジネスの現場で起こった“やばい工場”とのトラブル事例を紹介します。
どれも初心者がやりがちなミスから起こるもので、リアルな体験談だからこそ学びが多いです。
これを知っておくだけで、あなたのOEMビジネスは大きなリスクを回避できるはずです。

チャックが壊れた商品が大量に届いた
サンプルでは問題なかった商品が、本発注では素材が変更され、すぐに壊れるものが届いたというトラブルがありました。



段ボールを放置して虫が発生
中国から届いた段ボールを家に放置していたら、虫が湧いてしまったという実例もあります。
清潔さや保管方法にも注意が必要です。



勝手に仕様を変えられた
工場側の判断で、資材が変わり色味や質感が変わっていた例も。
きちんと仕様書を共有し、変更がある場合は必ず事前に連絡するよう依頼しておくことが重要です。
工場選定時に見るべき5ステップ
工場選びはOEM成功のカギを握る最重要ステップです。
ここでは、信頼できる工場を見極めるためにチェックすべき具体的なポイントを解説します。
設立年数、従業員数、専門性、レスポンスの質など、プロが実際に見ている観点をもとに、初心者でもできる“失敗しない工場選び”の基準を紹介します。
設立7年以上、従業員数50人以上の工場は比較的安定しており、信頼度が高いとされています。
VR工場見学や認証情報も確認しましょう。
アパレルならアパレル専門、電子機器ならその道の専門というように、特化している工場のほうが品質・技術力ともに優れている傾向があります。
問い合わせに対する返信が早く、内容が丁寧で具体的な回答をしてくれる工場は、長期的な取引相手として信頼できます。
アリババでは「取引国情報」が表示されることもあります。
日本とすでに取引している工場であれば、品質や対応も日本基準に近く、トラブルも少ない傾向です。
不良品が発生した場合に「次回の発注時に補填される」のか「返金される」のかを契約書で明確にしておきましょう。
トラブルを避けるための基本です。
まとめ
今回は初心者でもOEM中国輸入で失敗を避けながら成功に近づくための
- 仕入れルートの選定
- サンプルチェック
- 工場選び
の3つの軸でお届けしました!
OEMビジネスは最初のステップでつまずくと、その後の利益やブランド構築に大きな影響を与えます。
まずは正しい知識と準備を持って、ひとつずつ確実に前に進んでいきましょう!
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