メルカリ転売

お菓子の転売は違法なのか?メルカリで詰め合わせを出品する際の注意点

鎌倉銘菓の「クルミっ子」や老舗和菓子店「木挽町よしや」のどら焼きなど、お菓子の転売がニュースで取り上げられ、話題になることがあります。

これを受けて

「お菓子の転売って違法なのかな…」

「許可なくお菓子の詰め合わせを出品してるけどやばい…?」

このように不安を感じてしまう方もいらっしゃるかと思います。

今日ここでお菓子の転売について正しい知識を身に付けてその不安を解消しましょう。

まず、お菓子を転売する行為自体を禁止している法律はありません。

また転売目的で商品を購入し、販売する場合には古物商許可が必要だと思ってしまいがちですが、食品は「古物」に該当しないため不要です。

ただし、転売の方法や出品するお菓子の種類によってはメルカリの規約に違反してしまう可能性はあるため注意しましょう。

ニュースで話題になったように、お菓子に対する職人のこだわりやお店の意向があることも忘れてはいけません。

このようにメルカリでお菓子を転売する際には様々な注意点があるため

現在メルカリでお菓子の詰め合わせを出品している

メルカリでお菓子の転売をしてみたい

こういった方はぜひこの記事を最後までお読みください。

何が良く、何がダメなのかをしっかりと把握し、出品した商品を削除されるなどといったペナルティを受けないようにしましょう。

お菓子の転売自体は違法ではない

意外に思うかもしれませんが、お菓子を転売すること自体は違法ではありません。

悪質な転売行為についてのニュースを目にする機会が多いため「転売は違法だから良くない」というイメージが付いてしまっているのだと思います。

しかし、転売が違法となるのは

・必要な許可や免許をもらっていない

・ダフ屋行為

・偽ブランド品の転売

などといったケースです。

ルールを守り適切に転売をしていれば違法行為にはなりません。

お菓子の転売に古物商許可は必要ない

お菓子など、食品を転売する場合には古物商許可は必要ありません。

商品を転売をする際に古物商許可が必要となるのは

1.美術品類

2.衣類

3.時計・宝飾品類

4.自動車

5.自動二輪車・原付

6.自転車類

7.写真機類

8.事務機器類

9.機械工具類

10.道具類

11.皮革・ゴム製品類

12.書籍

13.金券類

以上の13品目であり、食品は該当しません。

商品を加工したり、手作りお菓子の販売をするような場合には「保健所の許可」や「食品衛生責任者の資格」が必要ですが、仕入れたスナック菓子などをそのまま転売するのであれば許可は不要です。

メルカリで違反商品となる食品の条件

メルカリガイドには「禁止されている出品物」という項目があります。

食品に関する部分を見てみると

・開封済みの食品(複数の開封済みの食品を詰め合わせにする場合も含む)

・消費(賞味)期限および食品表示の記載のない食品

・消費(賞味)期限が既に切れている食品

・消費(賞味)期限が到着後1週間以内に切れる食品

・生の食肉、魚介類

・保健所などの許可がない加工食品、販売に特定の許可が必要な食品類、その他食品類

・健康増進法に違反する食品

【引用元:メルカリガイド

このように定められています。

ニュースで話題になったどら焼きのように、消費期限が短いお菓子の出品は禁止されており、違反した場合にはペナルティを受ける可能性もあるため注意しましょう。

権利者からの通報で商品削除される場合も

たとえ法律違反や規約違反がなくても、権利者が事務局に通報をすることで商品が削除される場合もあります。

一口にお菓子と言っても色々なものがあり、職人が1つ1つ丁寧に手作りをしている場合もあります。

転売をされることで「出来たてを食べてもらいたい」という職人のこだわりが踏みにじられ、不快に思うかもしれません。

また、転売は購入者の手元に届くまでに時間がかかるため、衛生面の不安もありますよね。

理由は様々だと思いますが、実際に商品の転売を禁止しているお店も多いため、転売が発覚すれば商品の削除を求められてしまうかもしれません。

メルカリでお菓子の詰め合わせは儲かる?

メルカリを見るとお菓子の詰め合わせが多く出品されており、実際に売れているため、仕入れのやり方次第では儲けることは可能でしょう。

例えば、

・Amazonの定期おトク便で購入したお菓子を小分けにし、色々な種類を詰めてお得感を出す

・その地域でしか手に入らないお菓子を詰める

このように仕入れ額を抑えたり、地域限定という付加価値を付けることで利益を生む方法もあります。

ポイント消化目的でお菓子の詰め合わせを購入するケースもあるため、多少価格を上げても売れる可能性は十分にあると考えられます。

メルカリで出品禁止となるお菓子詰め合わせと注意点

メルカリでお菓子の詰め合わせを出品する際、注意しないとガイド違反になってしまうこともあります。

人の口に入る食品だからこそ、安心して購入してもらえるように心がけましょう。

画像から商品内容がわからない詰め合わせは禁止

中にどんなお菓子が入っているかが商品画像を見ても把握できないような詰め合わせは禁止されています。

デパートで買う福袋ならまだしも、個人から買う場合には中身がわからないと不安ですよね。

詰め合わせを出品する際は中に入れる商品を全て並べて撮影し、セット内容を明確にしましょう。

食品表示・賞味期限記載の無い個包装お菓子はNG

箱や大袋などの外装から取り出した個包装のお菓子は、食品表示と消費(賞味)期限が確認できる状態でなければ出品することはできません。

具体的には

・名称

・原材料名

・内容量

・消費(賞味)期限

・保存方法

・販売者

以上の6項目が確認できる必要があります。

個包装にこれらの表示が全て記載されていれば問題ありませんが、以下の2つのパターンには注意しましょう。

・個包装に賞味期限だけが記載されているお菓子

→ 個包装と同じ賞味期限と食品表示の記載がある外装を同梱すれば出品可能

・個包装に賞味期限が記載されていないお菓子

→ 賞味期限と食品表示の記載がある外装を同梱したとしても出品不可

つまり箱や大袋に入った商品を小分けにして出品するためには、必ず個包装側に消費(賞味)期限の記載が必要ということです。

出品時に消費(賞味)期限がわかる写真を掲載する

出品時には、購入者が食品表示と消費(賞味)期限を確認できる写真が必要です。

メルカリでは実際に商品を手にとって確認することができないため、購入者にとっては掲載されている商品画像だけが頼りです。

詰め合わせに入れる全ての商品の食品表示と消費(賞味)期限が確認できるようにように工夫して撮影をしましょう。

個包装お菓子に消費(賞味)期限だけしか記載がない場合には、個包装と同じ賞味期限、食品表示の記載がある外装の写真も必要です。

まとめ

お菓子の転売は違法ではありませんが、転売の方法によってはメルカリガイドに違反してしまう可能性があります。

食品は人の口に入るデリケートな商品です。

メルカリガイドに従って適切な商品画像を掲載し、見る人が安心して購入できるようにしましょう。