ラクマに出品している商品が売れた時、「かんたんラクマパック」は最もおすすめの発送方法です。
ヤマト運輸と日本郵便、どちらの配送サービスにも対応しており、送料もおトクで便利です。
それぞれ提携しているコンビニは以下の通りです。
ヤマト運輸 → ファミリーマート
日本郵便 → ローソン
今回はヤマト運輸(ファミリーマート)のサービスを利用する場合について、詳しく書いていきます。
「ファミマからの発送って、どうやるの?」
「なんだか難しそうで不安…」
初めてだとちょっとドキドキしてしまうかもしれませんが、心配することはありません。
手順に従い一度やってみると、文字通り「かんたん」にストレスなく操作できますよ。
ラクマアプリで発送用のQRコードも作成できるので、面倒な宛名書きも要らず楽ちんです。
・ファミマから発送する際の、具体的な手続きについて知りたい方
・かんたんラクマパック(ヤマト運輸)利用時の注意点を知りたい方
こういった方は、是非最後までお付き合いください。
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)への理解を深め、より便利にラクマを使いこなしていきましょう。
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)はコンビニ「ファミリーマート」から発送可能
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)は、ヤマト運輸の営業所に加えて、コンビニのファミリーマートから発送することができます。
ファミリーマートは店舗数も多く、24時間営業なのが嬉しいですよね。
帰宅の遅い方や土日しか身動きがとれない方も利用しやすく、とても便利です。
ただしFamiポートが設置されていない店舗での発送はできませんので、その点は注意しましょう。
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)は匿名配送できない
かんたんラクマパック(ヤマト運輸) → 匿名配送 ×
かんたんラクマパック(日本郵便) → 匿名配送 ◯
残念ながら、現在のところ、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)は匿名配送に対応していません。
匿名配送に対応しているのは、かんたんラクマパック(日本郵便)のみです。
個人情報を開示せず取引したい方は、ヤマトではなく日本郵便の配送サービスを使ってくださいね。
かんたんラクマパック(日本郵便)は、郵便局の他、コンビニのローソンから発送することができます。
匿名配送について、詳しくはこちらのラクマ公式ガイドを参照ください。
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)を使える条件
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)を使うためには、満たさなければいけない条件が2つあります。
まず、出品は、送料込みであること、そして、商品の販売価格についてです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
送料込み(出品者負担)の商品であること
ラクマパックを使うためには、送料込み(出品者負担)の設定で出品しなければいけません。
これは送料が、取引完了後に、販売価格(あなたの売上金)から引かれる仕組みになっているからです。
(発送時にお金を払う必要はありません。)
ラクマ上に確実に存在するお金で、全ての取引を完結させる必要があるということですね。
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)を使う場合には、必ず送料込みで出品するようにしましょう。
送料込みにする具体的な手順は次の段落で詳しく説明しています。
商品の最低価格に注意
前項と同じ理由で、商品の最低価格にも注意する必要があります。
販売価格(あなたの売上金)が不足していると、ラクマ側が送料を引き落とせなくなり困りますよね。
こうした料金不足を防ぐため、商品の最低販売価格は以下のように定められています。
・ネコポス → 販売価格300円以上
・宅急便コンパクト → 販売価格555円以上
・ヤマト宅急便 → 販売価格1,560円以上
引用:【重要】かんたんラクマパックの利用可能価格変更について
もしこれらを下回る価格に設定されていた場合、発送時に配送方法を変更する必要が出てきます。
フリマアプリという性質上、購入希望者から値下げを要求されることもあるでしょう。
そのような場合は特に、価格を下げすぎないよう(最低価格を下回らないよう)注意してください。
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)をコンビニから発送する方法
さて、ここからは実践編です。
実際にかんたんラクマパック(ヤマト運輸)をコンビニから発送する方法について、出品から発送まで、詳しく説明していきます。
1.【出品】配送料の負担で「送料込み(あなたが負担)」を選択
「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を使う条件である送料込みにするために、出品画面の「配送料の負担」から、『送料込み(あなたが負担)』を選択します。
2.【出品】「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択
さらに、「配送方法」から「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択します。
他の出品情報を入力し、出品は完了です。
上記の設定をしておくことで、商品が売れると、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)で送れるようになります。
3.「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」の送料と梱包方法
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)の送料と梱包方法は、配送方法により異なります。
小さいサイズから順に見ていきましょう。
小さいサイズ用「ネコポス」
大きさは、A4以内、且つポストに入る厚さの2.5㎝以内で、全国一律200円(税込)の送料が魅力です。
【送料】全国一律 200円(税込)
【梱包方法】手持ちの封筒やプチプチでOK
【サイズ】 A4サイズ(31.2cm 以内 × 22.8cm ) 以内
厚さ:2.5cm以内 / 重さ:1kg以内
※ 但し23cm × 11.5cmより大きいものが対象
※ 郵便ポストに入るものが対象
【利用可能な販売価格】 300円以上
専用ボックスが必要「宅急便コンパクト」
小〜中型サイズで、70円(税込)の専用資材を別途購入する必要があります(専用資材はファミリーマートかヤマト営業所で買うことができます)。
【送料】 全国一律530円(税込) + 専用資材 各70円
【梱包方法】手持ちのプチプチなどで商品を保護 → 専用資材を購入して梱包
※専用資材はヤマト営業所、ファミリーマートにて購入できます。(次回以降の為にまとめ買いも可能)
【サイズ】専用薄型BOX… 34cm × 24.8cm (A4サイズ) 以内
専用BOX… 20cm × 25cm 以内
厚さ:5cm以内
【利用可能な販売価格】 555円以上
60サイズ以上は「宅急便」
中〜大型サイズで、重さ(kg)によって送料が変動します。
【サイズと送料】
60サイズ(2kgまで):送料800円(税込)
80サイズ(5kgまで):送料900円(税込)
100サイズ(10kgまで):送料1,150円(税込)
120サイズ(15kgまで):送料1,350円(税込)
140サイズ(20kgまで):送料1,500円(税込)
160サイズ(25kgまで):送料1,500円(税込)
※各サイズ数値は、梱包資材を含めた荷物の縦・横・高さの合計
【梱包方法】手持ちの段ボールでOK
【利用可能な販売価格】 1,560円以上
以上、この中のどの配送方法を選択しても送料は全国一律です。
配送距離に関わらず同じ料金だと、送る側としてはとてもおトク感があり嬉しいですよね。
一点注意しなければならないのは、ファミマ店頭では荷物のサイズ計測をしてくれないこと。
規定のサイズを満たしていないと、後日ヤマトから荷物が返送される…なんてこともあります。
サイズ間違いには十分注意しましょう。
引用:「ラクマ公式ガイド「サイズ別の配送料金(ヤマト運輸)」
4.コンビニ(ファミリーマート)での発送手続き
梱包ができたら、以下の手順でQRコードを作成しましょう。
ラクマ取引画面 → 発送通知 → 発送方法と発送場所を選択
このとき表示されるQRコードが、ファミリーマートで手続きする際に必要となります。
店頭で慌てないために、自宅でコード画面をスクショして向かうのがおすすめです。
受付番号やパスワードをメモしておくのも良いですね。
ファミポートの操作方法
お近くのファミリーマートに到着したら、ファミポートという緑の機械の前に立ちましょう。
【操作手順】
配送サービスのボタンを押す
↓
ラクマを選択する
↓
先ほどのQRコードもしくは受付番号を用意し、OKを押す
↓
QRコードを読み取り部分にかざす
↓
注意事項をよく読み、OKを押す
↓
申し込み内容を確認し、OKを押す
以上でファミポート画面での手続きは終了です。
印刷されたファミポート申込券(レシート)を手に取り、レジへ持っていきましょう。
ファミマレジでの発送手続き
レジで店員さんに申込券(レシート)を渡すと、伝票とサイト連携専用袋を持ってきてくれます。
そこに自分で送り先の伝票を入れ、店員さんから控えをもらえればOK。
ラクマアプリの取引画面を開き、「商品の発送を通知する」 → 「発送した」をタップしましょう。
これで発送に関する手続きはすべて完了です!
まとめ
かんたんラクマパックのコンビニ発送は、初めのうちはどうしても緊張してしまいますよね。
しかし実際にやってみると、実はとても便利で「かんたん」なんです。
また万が一の紛失補償にも対応してくれる配送方法は、「かんたんラクマパック」だけです。
・ネコポス:1件につき10万円まで
・宅急便コンパクト:1件につき10万円まで
・宅急便:1件につき30万円まで
是非この記事を参考に、あなたもチャレンジしてみてくださいね。
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