メルカリに商品を出品する時に悩むのが発送方法ですよね。
とりあえず適当に設定しておいたものの、商品が売れた後に変更が必要になって困ることもあります。
例えば、発送しようと持ち込んだ商品のサイズが100サイズよりも大きく、当初予定していたゆうゆうメルカリ便の規格に収まらない場合です。
こんな時は発送方法をらくらくメルカリ便に変更したくなりますよね。
しかし、メルカリで発送方法を変更しようとしてもできないケースがあります。
その事実に気がついた時は
「やばい…取引どうなるんだろう…」
と様々な不安が頭の中を駆け巡って平常心ではいられないかもしれません。
しかし、無事に取引を終える方法はあるので安心してください。
それはメルカリの取引画面上では変更を加えず、そのまま普通郵便などで発送するという方法です。
ただしこれには注意点があります。
それはメルカリ便のメリットである匿名配送を使えなくなってしまうということです。
そのため簡単にはいかず、購入者の理解と協力が不可欠となります。
この記事では発送方法を変更できない様々な事例とその対処法を紹介するので
・低評価をつけられたくない方
・取引をキャンセルされたくない方
というような、発送方法を変更できないことで生まれるトラブルを回避したい方はぜひ最後までお読みください。
発送方法を変更できないケースを理解すれば今後のトラブルの予防にもなりますよ。
メルカリで発送方法を変更できない場合
発送方法を変更できないケースは様々ですが、その対応には共通点があります。
それは発送方法の変更について購入者に説明をし、納得してもらうということです。
それぞれのケースを見ていきましょう。
着払いからメルカリ便への変更
メルカリ便への変更が認められるのは、出品時の設定で送料込みにしていた場合のみです。
取引成立時点で着払いに設定していた場合にはメルカリ便に変更することはできません。
メルカリ便を使いたい場合は一度取引をキャンセルし、再度購入してもらう必要があります。
この変更は購入者の立場からしたらメリットが多いため、快く引き受けてくれる可能性は高いでしょう。
送料は出品者負担になってしまうため、出品価格によっては赤字になってしまうかもしれません。
そんな時はトラブル回避のための授業料を払ったと考えればいいかもしれませんね。
未定の設定から匿名配送への変更
出品時に配送方法を未定に設定していた場合にはメルカリ便への変更は可能です。
しかし、匿名配送にはなりません。
メルカリといえば匿名配送と思っている購入者も中にはいます。
トラブルを避けるためにも匿名にならないことをきちんと説明するのが大切です。
その上で匿名配送を希望されたら一度取引をキャンセルし、再度購入してもらうようにお願いをしましょう。
メルカリ便でレシート受付をしてしまった後
コンビニで2次元コードを発行し、それをレジでスキャンしてもらった後は他の配送方法に変更することはできません。
商品サイズが規格に収まらず、どうしてもメルカリ便以外の発送方法を使わざるを得ないケースもありますよね。
その場合にはメルカリの取引画面で購入者にメッセージを送りましょう。
・匿名配送にならないこと
・発送方法によっては商品の追跡や補償といったメリットがないこと
これらを納得してもらった後、名前や住所を教えてもらって発送しましょう。
発送通知後のメルカリ便への変更
今から行くからと先にメルカリの発送通知を押してからコンビニや郵便局に持ち込む方もいらっしゃるかもしれません。
これには注意が必要です。
なぜなら発送通知を送った時点で2次元コードの発行ができなくなってしまうからです
この場合には、ゆうゆうメルカリ便をらくらくメルカリ便に変更することもできません。
つまり、ゆうゆうメルカリ便を選択していた場合には
・持ち込んだ荷物が100サイズを超えていた→メルカリ便以外の発送方法で送るしかない
という問題が起こります。
匿名配送ができなくなるため、購入者に連絡をして同意を得る必要があります。
購入者からの了承を得られなかった場合
メルカリ便からその他の発送方法に変更すると匿名配送のメリットが失われてしまいます。
購入者の中には個人情報を知られたくない人も多く、
「匿名だから購入した」
という理由で配送方法の変更に納得してもらえないこともあります。
そんな時は謝罪をした上で、取引をやり直してもらえないかを聞いてみましょう。
迷ったら最初はメルカリ便を選択する
出品の時点で発送方法が決まっていないこともあると思います。
そんな時に「未定」という便利な選択肢があれば飛びついてしまいますよね。
しかし未定を選ぶと後から匿名配送に変更することはできません。
後々の選択肢を増やすという意味でも、最初はメルカリ便を選択しておくようにしましょう。
必ず購入者に連絡をしてから変更する!
変更が可能だったからといって購入者に連絡もなしに変更をするのは絶対にやめましょう。
購入者は出品されている情報を見て納得した上で購入しています。
違った発送方法で商品が届いたら良い気はしないでしょう。
不快になって低評価を付けられてしまうこともあります。
発送方法が必要となったら必ず事情を説明するようにしましょう。
まとめ
メルカリでの取引には必ず相手がいます。
そして発送方法を変えることはその相手に不利益になることがあります。
しっかりと連絡をして納得してもらうことが重要です。
出品する前に発送方法をあらかじめ決めておくのも予防には効果的でしょう。
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