Amazon SEOとは?よくある間違いや注意点、攻略法を画像付きで徹底解説!

Amazon SEOとは?よくある間違いや注意点、攻略法を画像付きで徹底解説!

「Amazonで売り上げたい!」

そう思ったら、Amazon SEOの仕組みを理解しなければ売れません!

しかし、Amazon SEOにお悩みの方が多いのが実情です。

本記事では、Amazon SEOのよくある間違いや注意点を画像付きで徹底解説します。

Amazon SEOの仕組みを理解すれば、Amazonで売れるための戦略・道筋が明らかになりますので、最後までお読みください!

目次

Amazon SEOとは?

Amazon SEOとは、ズバリAmazonの検索エンジンを指します。

キーワードの検索結果は、Amazonがプログラミングした順に並んでいます。

このプログラミング、検索の仕組みをAmazon SEOと呼びます

つまり、Amazonが自分たちのルールに則って出品者たちを並べ替えています。

Amazonの性質を理解して、自分の商品も検索してもらいやすいように対策できるので、Amazon SEOを知ることは大切です!

Amazon SEOの用語を画像付きでわかりやすく解説!

それでは、Amazon SEOの用語を画像付きでわかりやすく解説します。

スポンサーブランド広告

【出典】Amazon

画像で赤く囲われたページ最上部の広告をスポンサーブランド広告といいます。

スポンサーブランド広告とは、Amazonにブランド登録している人だけが使える広告枠です。

ブランドオーナーはAmazonでも優遇され、最も目のつくところに商品を置けるのでクリック数も上がって、売り上げも伸びます。

スポンサープロダクト広告

【出典】Amazon

つづいて、スポンサーブランド広告の下に位置するのが、スポンサープロダクト広告です。

商品写真のすぐ下に「スポンサー」と書いてあるのが目印です。

スポンサープロダクト広告はスポンサーブランド広告と違い、ブランド登録なしでも登録できます。

検索キーワードに対する広告の入札価格が最も高い商品が、スポンサープロダクト広告で上位表示されます。

ちなみにスポンサーと書かれている商品がクリックされると、業者が決めた1クリックあたりの広告費がAmazonに支払われます。

この仕組みを、CPA(コストパーアクション)と呼びます。

スポンサーブランド広告、スポンサープロダクト広告は、Amazonが有利になる場所に商品を配置してくれるので、積極的に活用しましょう!

オーガニックランキング

【出典】Amazon

オーガニックランキングは上記2つと異なり、広告費をかけるものではなく、Amazon SEOの仕組みに従って位置づけされるものです。

オーガニックランキングは、画像にスポンサー表記がありません。

また、Amazonの検索ページは広告とオーガニックランキングが交互に表示されます。

なぜなら、広告ばかりだと中には広告は出せるが、品質の良くない商品も混ざってしまう可能性も否めないからです。

お金を出しさえすれば広告宣伝ができてしまうので、低品質の商品が増えればAmazonのサイトの質も落ち、結果Amazonにとってもいい結果にはなりません。

よって、オーガニックランキングで評価された高品質の商品もAmazonは上位表示させたいといえます。

広告を効率的に使い、オーガニックランキングの仕組みを理解してSEO対策をおこなえば、Amazon市場で優位になれます!

Amazon SEOでよくある間違い3選

ここでは、Amazon SEOでよくある間違いを3つご紹介します。

特に初心者が勘違いしやすいポイントなので必見です。

広告をかけなくても売れる

よくある間違い1つ目は、広告をかけなくても売れると思ってしまう点です。

お店を構えただけで、全く告知がない店にお客様は来ませんよね。

チラシを配ったり、SNSを立ち上げて広告したりして、お店が開店したことをアピールしなければいけません。

Amazon上でも全く同じで、広告費をかけて自分のお店の存在をお客様に知ってもらう努力が必要です。

どんなにいい商品でも、知ってもらわなければ買われないので、商品開発だけに力を注ぐのはやめましょう。

広告をかけ続けなくてはいけない

つづいて、広告をかけ続けなくてはいけないと勘違いしている人も多いです。

商品のリリース直後は周知のためにしっかり広告をかける必要がありますが、徐々に認知が広がっていけば広告費を下げても大丈夫です。

よく「こんなに広告費をかけたら、全然儲からないじゃん!」と、思ってしまう人も多いですが、広告を重点的にかける期間はずっと続くわけではありません。

OEMのビジネスの性質上、いきなりすぐに利益につながるようなものではないので、商品のリリース直後は広告宣伝費が先です。

ユーザーの口コミや評価によって認知が広がることで、広告費は徐々に減らしていくのが理想です。

もちろん先行投資として広告費をかけるのは必須なので、勘違いしないように注意してください。

後発の商品は売れない

後発の商品が売れないというのも、大きな勘違いです。

これからAmazonで出品する以上、すでにある市場で勝負するので自身の商品は後発になってしまいます。

しかし、Amazon側も新規出品者が現れないと困ってしまうので、後発組を優遇する制度があるので安心してください。

後発の商品を優先する取り組みとして、上位商品と並び替えるランダムロジックや、商品発売後、一定期間SEOで優先的に表示されるハネムーンピリオドがあります。

「今から始めても遅くないですか?」と質問される方もいますが、Amazon SEOの仕組みを理解して、正しく努力すれば後発でもまったく問題ありません!

上記3つの勘違いに気づいて、正しくAmazon出品を進めましょう!

Amazon SEOが大切な4つの数字的な理由

Amazon SEOが大切な4つの数字的な理由を以下に紹介します。

  • Amazon 1ページ目に出てくる商品が81%売れるから
  • 71%以上のユーザーが2ページ目以降を見ていないから
  • 65%の人が1~3つ目までの商品をクリックしているから
  • 35%の人が1つ目の商品をクリックしているから

それぞれ順番に説明します!

Amazon 1ページ目に出てくる商品が81%売れるから

Amazon SEOの大切な理由の1つ目は、Amazon1ページ目に出てくる商品が81%売れている点です。

つまり、10人中8人は1ページ目で商品を買うことがわかっています。

1ページ目が勝負なことがよくわかりますね!

71%以上が2ページ目以降を見ていないから

つづいて、なんと71%以上の人が2ページ目以降を見ていません!

7割の人が2ページ目から買うどころか、2ページ目以降を見さえもしてくれない事実があります。

自分がAmazonで買い物をするとき、1ページ目で済んでしまうことがほとんどだと思います。

ちなみにAmazonでは、1ページ目に30個商品が並んでいます。

そして、Amazonはいい商品を上位表示させるので、結果1ページ目の30商品に売上が偏ってしまいます。

残念ですが、たとえいい商品を作ったとしても、5ページ目に表示されようものなら、存在していないものと同じと考えてもいいでしょう。

65%の人が1〜3つ目までの商品をクリックしているから

さらに、65%の人が1〜3つ目までの商品をクリックしています。

Amazonは全世界で最も利用されているECサイトです。

そのうちの65%の利用者が1〜3番目の商品を見ていることを考えたら、Amazon上での商品の位置の重要性が身にしみてわかりますよね!

【出典】Amazon

画像の通り、赤枠で囲われた1位〜3位までにどれだけ自分の商品を入れられるかが勝負です!

もちろん商品をクリックしているだけで、すべてが購入につながっているわけではありません。

しかし、ポジションだけでお客様が商品を見る時間が変わるので、Amazon SEOでの上位表示の重要性がよくわかります。

35%の人が1つ目の商品をクリックしているから

そして4つ目のAmazon SEOが大切な理由は、35%の人が1つ目の商品をクリックしている点です。

スマホの普及により、下までスクロールしなくなった結果でもあります。

数字を出すと、よりAmazon SEOの重要性を理解できますね。

物販プレーヤーが死に物狂いでAmazon SEOで上位表示させるために時間を費やしている理由は、数字で見ると明らかです。

Amazon SEOアルゴリズムで暗記するべき2つのポイント

つづいて、Amazon SEOアルゴリズムで暗記するべき2つのポイントについて紹介します。

アルゴリズムとは、問題を解決したり目標を達成したりするための計算方法や処理方法のことです。

Amazon独自のルールで上位表示させる設定や基準が定められています。

Amazonのアルゴリズムは公開されていませんが、過去の出品者が傾向を分析して公開しているので、予測は立てられます。

本章で最新のアルゴリズムの傾向をつかんでいきましょう!

商品ページと検索キーワードとの関連性

1つ目は、商品ページと検索キーワードに関連性があるかどうかです。

あたり前の話かもしれませんが、お客様が検索されたキーワードに対応した商品かどうかをAmazonがしっかり見ています。

もし検索キーワードに関係ない商品ばかりが上位に表示されたら、Amazonを信頼できませんよね。

広告も同様で、お金があるからどんな商品でも大量に広告を載せると、お客様からとっては迷惑な話ですし、Amazonにとってもお客様が離れてしまいます。

お客様が求める商品をAmazon側が適切に表示させるためにアルゴリズムを組んでいるので、商品に適切なキーワードを含めましょう。

商品の販売実績

2つ目は、商品の販売実績です。

検索キーワードから適切な商品が表示され、購入につながることでAmazonへの信頼と実績につながります。

アルゴリズムはアップデートされるため、以前やっていたやり方で上位表示が難しくなってくることはよくあります。

もちろんアルゴリズムを攻略するテクニックも大切です。

しかし、「お客様にいい商品を届ける」物販サイトの本質を蔑ろにしてはいけません。

アルゴリズムだけを理解して商品の品質を下げるようなことは絶対にやめましょう。

Amazon SEOで上位検索されるためのポイント5選

Amazon SEOで上位検索されるためのポイント5選を紹介します。

  • 検索キーワードとの商品ページテキスト関連率
  • 商品の直近売上
  • クリック率とコンバージョン率(ユニットセッション率)
  • 在庫パフォーマンス指標
  • 商品価格

専門的な用語も出てきますが、わかりやすく解説します!

検索キーワードとの商品ページテキスト関連率

1つ目は、検索キーワードとの商品ページテキストの関連率です。

先述した通り、お客様が検索するキーワードと商品が一致していることが重要です。

検索してほしいがゆえに、関係ない検索キーワードを詰め込むと、SEOの順位は下がります。

商品の直近売上

つづいて、商品の直近売上も重要です。

Amazonは売れている商品がさらに売れる特性があるので、売上は上位検索には必要不可欠です。

ちなみにどのくらい直近の売上が大切かというと、直近1週間の売上がSEOの上位検索に重要な要素の65%を占めているといわれています。

また直近1か月だと35%、3か月で5%なので、商品を売り出して3か月以内に売上をつくっていくことが、上位検索のコツです。

売り出しの3か月でしっかり広告費をかけて宣伝して売上をつくっていきましょう。

クリック率とコンバージョン率(ユニットセッション率)

さらに、商品のクリック率とコンバージョン率も重要です。

コンバージョン率とは、商品をクリックし実際に購入に至った割合を指します。

Amazonではコンバージョン率を、ユニットセッション率と表記します。

クリック率は高いですが、コンバージョン率が低い商品だと「見たけど何か違った」と思い、購入をやめるお客様が多いことがわかります。

Amazon側としても、売れない商品を上位にあげる必要はないので、コンバージョン率の低い商品は上位表示されません。

在庫パフォーマンス指標

在庫パフォーマンス指標も上位検索で重要視されます。

Amazonセラーセントラルによると、在庫パフォーマンスパフォーマンス指標とは、人気商品の在庫を確保し、手持ち在庫を効率よく管理することにより、どれだけ売り上げを伸ばしているかに基づいて算出される指標です。

思うように売れずに在庫が増えたり、人気商品で在庫切れになってしまったりすると、在庫パフォーマンス指標は下がり、SEOの順位を左右します。

在庫切れなく、評判のいい商品が上位表示されればされるほど、Amazonの利用者はうれしいですよね!

一見関係なく見えそうな在庫も、Amazon SEOの評価に影響するので、チェックを忘れないでおきましょう!

商品価格

最後に、商品価格もAmazon SEOでの順位に関わってきます。

競合セラーに比べて、高すぎても安すぎてもお客様にとっては「買って大丈夫?」と訝しげに思われる可能性もあるので、相場観を大切に値付けをしてください。

以上5つのポイントを抑えて、Amazon側から「順位をあげよう!」と思って信頼してもらえるセラーを目指しましょう!

Amazon SEOで上位表示させる3つの重要ポイント

さらに、Amazon SEOで上位表示させる3つの重要なポイントをご紹介します。

上記した5つのポイントに加えて、本章で紹介する3つのポイントを交えて、さらにAmazon SEOを味方につけましょう!

商品に対する適切なキーワード設定

何度もお伝えしていますが、商品に対する適切なキーワード設定はマストです。

タイトルだけではなく、商品詳細の箇条書きの部分にもキーワードをちりばめることが大切です。

Amazonが公式に商品タイトルのつけ方のルールを設けています。

Amazonのルールに従った上で、重要キーワードを左詰めにします。

また、重複キーワードはやめましょう。

お客様のページの滞在時間を伸ばす

次に、お客様の商品ページの滞在時間を伸ばしましょう。

お客様のページ滞在時間が短いことは、購入に値しないものとAmazonが判断するので、Amazon SEOの順位を下げる原因になります。

お客様の滞在時間を延ばすには、画像、商品の説明を適当にせず、お客様にとって自分の商品が魅力的にうつるかが重要です。

【出典】Amazon(ザムスト)

画像の商品は膝サポーターです。

スポーツ選手が着用している写真で、スポーツマン向けの商品だとすぐわかります。

【出典】Amazon(ザムスト)

そしてページをスクロールすると、違う商品との比較やQ&Aもあるので、最後まで読みたくなりますよね。

じっくり購入を検討したいと思ってもらえるページを作りこみましょう。

販売当初は広告費を惜しまない

そして予算の許す限り、販売当初は広告費を惜しまず出しましょう。

最初は実績がないので広告に頼って上位表示させることが大切です。

特に大切なのが、「ライバル」より広告を出せるかです。

もちろん予算は人それぞれで、損をしたくないからとセーブしてしまうかもしれません。

しかし、広告は商品を売り上げるためのもので、回収していける投資と考えれば、そんなに恐れる必要はないでしょう。

広告をどんどん使って、お客様に商品を見ていただきオーガニックランキングもあげていきましょう。

Amazon SEOの上位表示させるためにトライアンドエラーを繰り返しながら、ポイントやコツを活用していきましょう!

Amazon SEO初心者が活用必須の2つの大チャンス

実績のない初心者にAmazonで勝ち目はあるの?

と、不安になる人も多いでしょう。

最後に、Amazon SEO初心者が活用必須の2つの大チャンスをご紹介します!

ランダムロジック

Amazonにはランダムロジックが存在するといわれています。

ランダムロジックとは、実績がない下位層と上位層の順位が入れ替わる事態を指します。

ランダムロジックは、Amazonが未実績の販売者や下位の販売者の実力を試すためにおこなわれます。

例えば自分の商品が30位だったとして、ランダムロジックによって20位になったとします。

入れ替わる前の20位のライバルより商品が売れて結果が出れば、その後も上位表示される仕組みです!

ランダムロジックで順位が上がったときは大チャンスなので、チャンスに備えて日頃からの丁寧で親切な商品ページ作りが肝要になります。

ハネムーンピリオド

つづいて、ハネムーンピリオドです。

ハネムーンピリオドは商品販売直後の約2週間を指します。

Amazonは商品販売直後の約2週間を優遇していて、普段なら表示も2ページ目、3ページ目と下位ページのはずが1ページ目に表示されます。

また、通常時商品が10個売れたらランキングが5位上がるところを10位上げるなど、普段よりも優遇されたSEOが適用されます。

Amazon側としても、実績のないセラーに対してもチャンスが巡るように策を講じています。

自分の商品ページや適切なキーワードの配置など、商品を検索してもらいやすい工夫を施しながら、紹介した2つのチャンスに乗っていきましょう!

まとめ

Amazon SEOについて、よくある間違いや注意点を画像付きで徹底解説しました。

Amazonは、売れる商品がどんどん売れるマーケットです。

どんなにいい商品も、適切な運用なしには売れないので、SEOテクニックも交えつつ、商品のブラッシュアップも忘れずにビジネスを続けていきましょう!

なお、物販NAVIのYouTubeチャンネルでは、AmazonOEM自社ブランド販売についての動画を2日に1回のペースで発信しています。

Amazon SEOの動画も複数あるので、ぜひ参考にしてください!

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