【実演】Amazon 中国輸入 OEMのリサーチ方法解説(Amazon編) Amazon出品大学のデータを使ってセラースプライトで調べる!

【実演】Amazon 中国輸入 OEMのリサーチ方法解説(Amazon編) Amazon出品大学のデータを使ってセラースプライトで調べる!

自社ブランド販売をする商品のリサーチ方法をこちらの記事では解説します。

中国輸入OEMとは自社ブランド品の製造を中国メーカーにまかせて輸入する方法をいいます。

中国輸入OEMは、「Amazonの売れ筋ランキング」を利用してリサーチする方法をさまざまなサイトやYouTubeで耳にすることが多いです。

しかし、売れ筋ランキング商品イコール、ライバルが多く、その中でも強いライバルがいる可能性があります。

つまり、参入するには厳しいと考えられます。

出来上がった市場へ参入するのではなく、新しい市場を探すのが賢明でしょう。

引用:物販navi【実演】Amazon中国輸入OEMのリサーチ方法解説(Amazon編)

その市場探しをするツールがAmazonの出品大学とセラースプライト(SellerSprrite)です。

本記事では、ツールの使い方やリサーチ方法を解説します。

このリサーチ方法を覚えていただければ、初心者の方でも利益の出せるライバルの少ない商品を探せますので、参考にしてください。

目次

h2:AmazonOEMで販売商品のリサーチ方法を3つ解説

AmazonOEMで販売商品をリサーチするには、セラースプライトを使います。

AmazonOEMとは中国OEM、特に簡易OEMを指します。

中国で製造した商品に自社ロゴをつけたり、パッケージやタグを独自のものにするなどオリジナルの製品を輸入販売します。

引用:SellerSprite

また、セラースプライトとは、Amazon物販のためのリサーチツールの1つです。

セラースプライトでの販売商品リサーチ方法は3つ。

以下のとおりです。

  • キーワード検索
  • 画像検索
  • セラー検索

こちらの検索方法を利用するには、「拡張機能」をダウンロードしなくてはいけません。

セラースプライト有料版を導入することにより、拡張機能を利用できます。

拡張機能は、ブラウザGoogleChromeから入手してください。

 

キーワード検索

キーワード検索は、キーワードを入れると、どのような商品が出てくるかを検索する機能です。

利用する目的は、購入者を商品に誘導するのに有効なキーワードを調べることです。

セラースプライトでは、「キーワードマイニング」「キーワード逆引きリサーチ」で検索可能です

キーワードマイニング

キーワードマイニングは、商品がキーワードを入れると何位で表示されるかを知ることができる機能です。

Amazonの商品検索ページで、セラースプライト拡張機能でキーワード検索できます。

引用:SellerSprite拡張機能ご利用ガイドキーワードマイニング

キーワードマイニング機能を使うと次のことがわかります。

  • 特定のキーワードを検索した人は、どのようなことに興味関心があるのか
  • キーワードを含む検索数

これらを分析をすると、ユーザーの目線で欲しいものがわかります。

キーワード検索を活かし、仕入れ商品を決められます。

キーワード逆引きリサーチ

キーワード逆引きリサーチは、商品がどのようなキーワードで検索されたかがわかる機能です。

こちらの機能を利用する時にはASIN(エイシン)が必要です。

ASINとは、「AmazonStandardItemNumber(Amazon標準商品番号)」の略です。

商品識別のためのAmazon独自の10ケタの番号です。

引用:SellerSprite 拡張機能ご利用ガイドキーワード逆引きリサーチ

画面上のキーワード逆引きリサーチをクリック、ASINを入力すると表示されます。

こちらの機能を利用し、商品の適切なキーワードを選ぶことができます。

画像検索

画像検索は、画像から商品の詳細を知ることができる便利な機能です。

 

引用:SellerSprite 拡張機能ご利用ガイドListing画像ダウンロード

気になる商品を画像から調べ売上詳細などをみることができます。

セラー検索

セラー検索は、「ライバル商品リサーチ」から検索できます。

セラー、つまりライバルをリサーチします。

引用:SellerSprite 知識ベース ライバル商品リサーチご利用ガイド

ライバル商品の過去3年間の販売数や今後の販売数を予測できます。

こちらから商品詳細ページを開き、先ほどご紹介した「キーワード検索」をすると、より販売力のある商品を作れます。

AmazonOEMリサーチのポイント3選

AmazonOEMリサーチのポイントを解説します。

以下の3選です。

  • 自社製品の参入分野決め、売れ筋ランキングを利用する
  •  自社ブランド品の参入分野決めにセラーセントラルを利用する
  •  知的財産権が取得されていないかを調べる

それぞれ解説します。

自社製品の参入分野決め、売れ筋ランキングを利用する

自社製品の参入分野決めにセラースプライトの売れ筋ランキングを利用します。

商品リサーチ機能の「販売数予測」を利用します。

「販売数予測」を利用すると日販売数、月間売数をリサーチ、予測できます。

販売予測から売れ筋のものを見出し、参入分野を決められます。

自社ブランド品の参入分野決めにセラーセントラルを利用する

自社ブランド品の参入する分野を決めます。

参入分野を決めるために、売れ筋ランキングを利用します。

Amazon出品大学のページで「レポートとデータを活用しよう」をクリックします。

さらに「最新ランキングデータ」をクリックするとそこで「売上数ランキングトップ1000」がみられます。

上位500位くらいから1つずつ商品を見てリサーチをします。

知的財産権が取得されていないかを調べる

知的財産権が取得されている商品ではないかを調べます。

知的財産権とは、知的創造活動によって生み出されたものを、捜索した人の財産としてほごするための制度です。

特許庁 知的財産権とは

つまり、商標など登録されている商品ではないか確認する必要があります。

知的財産権が取得されている商品を許可なく販売した場合、Amazonで出品停止になったりそれ以上の不利益が起こる可能性があります。

Amazon出品大学のデータを利用してリサーチする4つの手順

Amazon出品大学のデータを利用してリサーチする手順を4つご紹介します。

  • 推奨商品データをダウンロード
  • リサーチするカテゴリを選択
  • エクセルで編集・管理する
  • Keepaを活用する

4つのリサーチ手順をお話しする前に、Amazon出品大学について説明します。

Amazon出品大学とは、出品方法を学べるAmazonが出しているビデオです。

主要なツールやデータの使い方などが学べます。

Amazonが出しているデータであり、リサーチするのに正確なデータが提供されています。

推奨商品データをダウンロード

Amazon出品大学内の機能、推奨商品データをダウンロードします。

推奨商品データは、「レポートとデータを活用しよう」をクリックすると出てきます。

週ごとの推奨商品が出てきますので、ダウンロードします。

1つずつ見ていく泥臭い作業ですが、地道なリサーチこそお宝商品を見つけるための近道です。

リサーチするカテゴリを選択

リサーチするカテゴリを選択します。

カテゴリーが複数ありますので、その中から見ていきます。

本やPCソフトのカテゴリーは、ライバルも多く、出品数も多いことから避けた方が無難でしょう。

他にも、アパレル、食品も市場規模が大きいので避けましょう。

エクセルで編集・管理する

Amazon出品大学のデータがエクセル(Excel)で表示されます。

エクセルのデータをそのまま活用し、リサーチ中に気になる商品があれば画像のように色を変えておくことをおすすめします。

データは、フィルターをかけることもできます。

商品の価格帯などをフィルターをかけ、編集し、そのまま管理できます。

Keepaを活用する

Keepaとは、Amazon商品の価格履歴、価格ウォッチを設定管理等ができるツールです。

無料版と有料版があります。

有料版で月額19ユーロ

有料版で拡張機能を入れるとFBA在庫数やランキング推移も調べられます。

仕入れ判断に必要な売れ筋や商品の価格変動が見られ効率よくリサーチできます。

セラースプライトと比較すると機能がシンプルですので、初心者には使いやすいでしょう。

また、セラースプライトにも「Keepa拡張機能代替」の機能もあります。

【必見】AmazonOEMリサーチをセラースプライトを使って実践

AmazonOEMリサーチをセラースプライトを使って実践します。

まずは、セラースプライトについてお話しします。

セラースプライトとは、Amazonでビジネスをする際に、商品セレクト、ワードリサーチからAmazonの運営PRまでサポートしてくれるツールです。

セラースプライト(SellerSprite)私たちができることは?

セラースプライトは、無料版もありますが、有料版を契約し、拡張機能を入れることにより、リサーチ力が強化しますのでおすすめします。

では、リサーチを実践編として進めていきましょう。

以下のとおり3つの分野についてリサーチします。

  • アウトドア分野
  • スポーツ分野
  • ベビー・マタニティ分野

アウトドア分野商品

まずは、出品大学のスポーツカテゴリーをみましょう。

スポーツカテゴリーをクリックすると、Excelデータが立ち上がります。

立ち上がったら、データにフィルターをかけます。

出品者数をまずはフィルターをかけます。

こちらは、「1」にします。

OEM自社製品は、基本的に1人ですので、「1」にします。

次に価格をフィルターにかけます。

売値2,000円〜6,000円がリサーチしやすいでしょう。

フィルターをかけた中からランキング順に並んでいます。

アウトドア用品はこちらに含まれます。

Excelのデータが出てきたら、セラースプライトを使ってリサーチします。

セラースプライトの「キーワード」「ライバル商品リサーチ」と順にクリックします。

アウトドア用品のリサーチ商品として3つ例をあげます。

  • バーベキューコンロ
  • メスティン(はんごう)
  •  LEDランタン

バーベキューコンロ

こちらの商品は、4,980円で販売されており、1か月で約6,700個売れている商品です。

右側、ハートマーク上の「チャートを閲覧する」をクリックすると詳しくどのくらい販売されているのかがわかります。

それが次の画像です。

セラースプライト内の月間販売数、売上はAmazonとのデータと少し開きがあります。

おおよそ7割減位の数値で見るといいでしょう。

こちらの焚き火台は1か月で3,300万売れていますので、7割減約1千万売れています。

1千万の売上がある市場は大きすぎるので避けましょう。

市場が大きすぎるところを避ける理由は、中国の製造工場がライバルである可能性が高いからです。

メスティン(はんごう)

キャンプ用の調理器具メスティン(はんごう)をリサーチしてみましょう。

キャンプの時に調理器具にも食器にもなるメスティン(はんごう)は、コロナでキャンプが流行したため、ランキングで上位に入っているようです。

ただし、調理器具の輸入には注意も必要です。

食品に触れる調理器具を販売目的で輸入する場合、食品衛生法に基づき、食品輸入と同様の手続きが必要です。

また、製品により販売に際して家庭用品品質表示法による適切な表示、安全基準の順守が必要です。

引用:日本貿易振興機構 調理用器具の輸入手続き

LEDランタン

LEDランタンは、形状や電池がさまざまあります。

気をつけたいのは、「リチウムイオン電池」です。

リチウムイオン電池はEMSなどの海外発送では制限がされています。

EMSとは日本郵便が扱う国際郵便をさします。

輸送ができない!

このようなことにならないよう、リチウムイオン電池を使用した商品は気をつけましょう。

LEDランタンはUSB充電式や乾電池式、ソーラー発電式などさまざまあります。

電池の方式も考えに含め、リサーチしましょう。

食器

キャンプ用の食器です。

こちらも食品衛生法に基づき輸入手続きが必要です。

「キーワード検索」するとどのようなキーワードで検索されているかわかります。

こちらの商品は、「食器」と検索されるのが一番多いようです。

ファミリー用のキャンプ用品で、キャンプブランドの「LOGOS(ロゴス)」などがあります。

具体的に月200万から140万売れていますので、収益を見ると仕入れするのに適した商品です。

寝袋

他のアウトドア用品として寝袋を見てみます。

売上が月900万円あります。

寝袋は、市場が大きすぎるので、仕入れ商品として避けます。

スポーツ分野商品

スポーツ用品の中でも、スポーツ分野の商品をリサーチしましょう。

  • パターマット
  • サンドミット
  • パワーグリップ

パターマット

パターマットをリサーチしましょう。

パターマットは家でゴルフの練習をするのに利用します。

データを見ると、1年中安定して販売されています。

検討するとおもしろい販売商品の1つです。

サンドミット

サンドミットも1年を通じて安定して販売されています。

キーワードも「ボクシング」「ボクシングミット」「サンドバッグ自宅用」などと検索されています。

自宅での運動不足解消のため、コロナ渦でよく売れたのかもしれません。

パワーグリップ

ジムでトレーニングする際に手に巻くサポート器具です。

こちらは、ライバルが多く差別化が難しそうなので、参入商品としては避けたいです。

ベビー・マタニティ分野商品

ベビー・マタニティ分野をリサーチしましょう。

この、ベビー・マタニティ分野は、安全であることが強く求められます。

そのため、参入障壁があるといっても良いでしょう。

参入障壁があるものイコール入るのは難しいが、その分ライバルが少なく利益が出しやすいとも考えられます。

  • おむつケーキ
  • 子ども用マットレス
  • ベビーガード

こちらをリサーチしましょう。

おむつケーキ

おむつケーキをリサーチしましょう。

出産祝いとしておむつケーキは、購入される商品です。

売れ筋ランキングを見ると、ミッキーマウスやアンパンマンなどのキャラクター商品が多く出てきます。

前述した知的財産権、商標登録に抵触しそうですので、キャラクターのおむつケーキは避けましょう。

子ども用マットレス

子ども用マットレス、ベビーマットをリサーチしましょう。

子ども用マットレスは、月の売上20〜30万円程度で市場規模も大きくなく、穴場といえます。

ベビーガード

ベビーガードをリサーチしましょう。

月に50万円ほど売れていますので、市場規模としても適当な大きさで扱いやすい規模です。

AmazonOEMで商品リサーチする際の注意点

ご紹介した商品の中で、避けるのが無難だとお話ししたものがまさしく注意点です。

  • リチウムイオン電池を使用している商品
  • キャラクターグッズ(商標登録されている)商品
  • 食品衛生法など法令の確認

順に解説します。

リチウムイオン電池を使用している商品

リチウムイオン電池を使用している商品は、注意が必要です。

リチウムイオン電池を含む商品は、配送会社で請け負ってもらえないことがあります。

リチウムイオン電池を含む商品は、「航空危険物」に含まれることもあり、規制されています。

EMS(郵便局扱いの国際郵便)HPによると、「航空危険物は、郵便物の種類及び輸送手段に関わらず送ることができません。」と明記されています。

引用:郵便局 国際郵便として送れないもの

販売したい商品にリチウムイオン電池が含まれる場合は、よく調べて輸入できる形にしましょう。

キャラクター(商標登録されている)商品

キャラクター(商標登録されている)商品は、注意が必要です。

知的財産権を侵害すると、Amazonアカウントの停止など商売をする上でリスクが高くなります。

商材を決めるときには、知的財産権を取得していないかなどを調べてから決めましょう。

食品衛生法など法令の確認

食品衛生法などの法令も確認しましょう。

さきにあげたメスティンなどは、食品に直接触れます。

食品衛生法に触れると罰則があります。

今回例にあげたメスティンなどの調理器具の場合、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金を課せられ、悪質とみなされるとその両方が課せられることがあります。

参考:食品衛生法第82条

食品衛生法などの法律にも気を配りましょう。

Amazonで中国OEMをするなら、リサーチは不可欠!

Amazonで中国OEMのリサーチ方法をツールなどを交えて解説しました。

AISINを入力、もしくはコピペして1つずつ商品をみながらリサーチする方法は、正直スマートではありません。

入念にリサーチなどをすることで、利益の取れる商品、利益の取り方も理解が深まります。

こちらで説明したリサーチ方法を活かし、Amazon中国輸入OEMで利益を積み重ねていただけると幸いです。

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