世間体を気にする人の特徴!気にしないためにはどうすればいい?


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周りにどう思われているのだろう……

こうしたら変に思われるかな?

などと、何をするにも世間体を気にする人がいますよね。

世間体を気にすると、自分のやりたいことができなくなったり、プレッシャーからストレスを感じたりすることがあります。

周りの目を気にしすぎれば、「本当は何をしたいのか?」という自分の気持ちさえ見失うことも。

より豊かに、自分らしく生きるためには、世間体を気にしすぎないことが重要です。

  • 世間体を気にして自分が本当にやりたいことができない
  • 「変わり者」だと思われるのが怖い
  • いつも周囲の人の言いなりで行動している
  • 親が敷いたレールの上でしか生きられない

といったように、世間の目を気にしすぎた生き方をしていませんか?

この記事では、以下のことをご紹介します。

  • 世間体を気にする人の特徴
  • 世間体を気にすることのデメリット
  • なぜ世間体を気にするのか
  • 世間体を気にしない生き方

世間体を気にする生き方に疲れた方は、ぜひ本記事を読んでみてください。

自分の気持ちに正直に生きることで、充実した人生が送れるようになりますよ。

世間体を気にする人の特徴

「世間体を気にする人」には、以下のような特徴があります。

「世間体を気にする人」の特徴
  • 他人の顔色をうかがう
  • 学歴コンプレックスがある
  • 評価されたい気持ちが強い
  • 優越感がほしい
  • 自尊心がない
  • 悪目立ちしたくない
  • 「普通」が1番だと思っている
  • 「他人軸」で動く

それぞれ詳しく解説します。

他人の顔色をうかがう

世間体を気にする人は、他人の顔色をうかがいます。

「これをしたら変に思われるかな?」といったように、物事の判断基準を「人にどう思われるか」におきがちです。

本当に自分がやりたいことがあっても、他人の目を気にしすぎて行動に移せないことがあります。

学歴コンプレックスがある

学歴コンプレックスがある人は、世間体を気にする傾向にあります。

世間では、高学歴の人に対する評価が高いイメージがありますよね。

「中卒」や「高卒」の人、また「大卒」でも自分の思ったようなレベルの大学に入れなかった人の中には、世間の目を恐れ、自分の学歴を隠す人もいます。

評価されたい気持ちが強い

評価されたい気持ちが強い人は、世間体を気にする傾向にあります。

このような人は、自分の功績を他人に評価されることに快感をおぼえ、「自分がどう思うか」以上に「どうしたら評価されるか」を基準にした行動をとりがちです。

優越感がほしい

優越感を求める人は、世間体を気にする傾向にあります。

このような人は「優れた人間でなければならない」という義務感にとらわれ、つい他者と自分を比較しがちです。

負けず嫌いなことは悪いことではありませんが、「他人に勝つこと」を重視しすぎると、本当に自分がやりたいことがわからなくなります

自尊心がない

自尊心がなくネガティブ思考な人は、世間体を気にする傾向にあります。

何につけても他者からの評価を求めるのは、自分の行動に自信を持てないことの表れだといえるでしょう。

自尊心を持てば、世間体も気にならなくなるはずです。

「普通」が1番だと思っている

「普通」が1番だと思っている人もまた、世間体を気にする傾向にあります。

先ほど紹介したような「優越感を感じたい人」とは反対に、悪目立ちしないこと、変わり者だと思われないことこそ1番よいことだと考えるのです。

こういった人は日常生活でも、

1人で外食したら浮く?
・この服を着たら変に思われる?
・みんながやらないなら自分もやらない

などと考え、周りと違う行動をするのに勇気を出せなくっていませんか?

「普通」であることばかりを考えると、本来の自分を出せなくなります。

「他人軸」で動く

「他人軸」で動く人は、世間体を気にする傾向にあります。

「他人軸で動く」とは、物事の判断を「他人にどう思われるか?」という点だけにゆだねることです。

他人の意見を気にしすぎると、自分の考えに基づいた行動ができなくなります。

地位や肩書が気になる

世間体が気になる人は、地位や肩書も気になりがちです。

会社でどんなポジションか、どこの大学を出ているかなどで人を推しはかってしまいます。

もちろん会社での役割や出身大学は、会社での頑張りや勉学に熱心に励んだ証として誇るべきですが、人を判断するためにあるものではありません。

地位や肩書が気になる背景には、自分が今まで地位や肩書で判断されてきて嫌な思いをしたことが原因としてあげられます。

特に親世代は、世間体を気にすることで家のメンツを保つことが重要視されてきたので、地位や肩書を気にする方は多いでしょう。

世間体を気にすることの5つのメリット

一方で、世間体を気にすることは悪いことだけでしょうか?

世間体を気にして世間体を守ることによって得することもあります。

そこで、本章では世間体を気にすることの5つのメリットを紹介します!

  • 人に嫌われづらい
  • 仲間の輪に入れる
  • 人の話を聞ける
  • 肯定されやすい
  • 相対評価で評価を受けやすい

1つずつ詳しく説明します。

人に嫌われづらい

世間体を気にすることで得られるメリットは、人に嫌われづらいことです。

人に良く思われるために人は世間体を守ろうとします。

世間体がいい人に対し、快く思わない人はいないので、人に好かれやすいです。

しっかりしていそう・ちゃんとしていそう

と、信頼してもらえる印象を相手に持ってもらえるので、人に嫌われづらいと言えます。

仲間の輪に入れる

つづいて世間体を気にするメリット2つ目として、仲間の輪に入れることもあげられます。

良い人そうな印象があれば、上記したように人に嫌われづらくなるので、結果仲間も集まりやすいと言えます。

また、自分と違う人に対して拒絶感を感じる人が多いでしょう。

よって、世間体を守ることで信頼感があがって、すでに出来上がったグループにも入りやすくなります。

人の話を聞ける

世間体を気にする人は、人の話を聞く能力があると言えます。

人の話をしっかり聞けない人はダメな人のイメージがありますよね。

そのため、世間体が気になる人は、相手の気を悪くしないようにたとえ自分にとって有益でないことであっても、人の話を聞こうとします。

人目が気にならない人は、目の前の人にどう思われようと自分が行動したいように行動するので、つまらない話だとしたら、さっさと切り上げてしまうかもしれません。

しかしながら、つまらない話だからと切り上げてしまおうとするのは、せっかく話をしてくれた人に対して失礼ですし、信頼されないでしょう。

仮に自分だったら、すごく嫌な気分ですし、そんな人とはもう会いたくないでしょう。

人の話を聞くことは、信頼関係を築くためには欠かせない点ですから、人目が気になるから仕方なく…と思ったとしても、人の話を聞く姿勢はプラスのイメージに見られるでしょう。

肯定されやすい

世間体を気にすると、自分の意見が肯定されやすいです。

なぜなら、世間体を気にする人は人と違うことを発言せず、多数派の意見を採用するので、否定されづらくなるからです。

多数派の意見はいわば常識と取られるので、まともな人だと思われるでしょう。

相対評価で評価を受けやすい

相対評価で評価が受けやすいのも、世間体を気にすることで得られるメリットです。

相対評価とは他者と比べて、自分が評価されることを指します。

他者との比較は苦しいイメージかもしれませんが、優越感を感じられます。

例えば「あなたはAちゃんに比べて成績がいいからいい子ね」と言われて悪く思わない人はいないですから、優越感は決して悪い感情ではありません。。

そのため、世間体が気になって競争心が強い人にとって、他者と比べられることは自分のモチベーションの上昇につながります。

世間体を気にすることのデメリット

世間体を気にする生き方には、以下のようなデメリットがあります。

世間体を気にする生き方のデメリットとは?
  • 疲れる
  • 自分のやりたいことができない
  • 欲しくないものを手に入れようとする

それぞれ見ていきましょう。

疲れる

世間体を気にすると、疲れがたまるというデメリットがあります。

物事の判断基準をいつも「世間体」においていれば、思うような行動ができないストレスから、精神的な疲労感が大きくなります。

精神的に疲れれば、身体に影響が及ぶこともあるでしょう。

心と身体へのストレスが、行動することの妨げになるかもしれません。

自分のやりたいことができない

世間体を気にすると、自分のやりたいことができないというデメリットがあります。

他人軸で行動すれば自分の望む行動ができなくなくなり、「やりたいことを我慢する」といった場面が増えます。

我慢を積み重ねたあかつきには、「本当に自分がやりたいことは何か?」ということすら見失うかもしれません

やりたいことがなくなれば、主体的な行動ができなくなります。

あなたの人生はあなたが決めることです。

自由で豊かな人生を送るためには、世間体を気にしすぎないことが重要です。

欲しくないものを手に入れようとする

世間体を気にすると、欲しくないものを手に入れようとすることがあります。

世間体を気にする人は、見栄を張った行動をとりがちです。

たとえば、本当に欲しいわけではないのに高級車を購入したり、やりたい仕事ではないのに知名度のある大企業に入社したりといった行動です。

本当に自分が望むのは「機能性に優れたコンパクトな車」かもしれないし、「自分が中心になって仕事ができる中小企業に入社すること」かもしれません。

自分の心を満たせるのは、他者からの評価ではありません。

本当に自分が欲しいものは何なのか、いま一度、自身の心に問いかけてみましょう。

我慢が当たり前で好きなことがわからない

世間体を気にしすぎると、我慢が当たり前になって好きなことがわからなくなってしまうことがあります。

世間体が気になると、どうしても自分が好きなものが人に受け入れられるかどうかが気になってしまいます。

そのため、人に理解されないことを怖く感じてしまいます。

結果自分の趣味嗜好を周りに合わせることの方を優先して、本当に自分が大切にしたいことや好きなことがわからなくなり、自分の軸を見失ってしまいます。

筆者も一時期、周りのことを優先しすぎて、心を病んでしまったことがあります。

立ち止まった時に好きなことをやろうにも「これが好きなことなのか?」と、自分の好きな気持ちもわからなくなってしまいました。

自分の好きなものを抑え込んでいると、本当に好きかどうかもわからずかえって悩んでしまうことがあるので、注意が必要です。

満足いく人生が送れない

他人軸に合わせ続ける世間体を気にする生活を続けることの最大のデメリットは、満足いく人生が送れないことにあります。

満足のいく人生とは、他人が教えてくれるものでしょうか?

自分の心からやりたいこと、好きなこと、大切な人と過ごす時間など、自分を大切にする時間を持てば持つほど、幸福に近づけます。

世間体を気にしすぎるあまり、自分の本当の気持ちを無視して周りに合わせすぎることで、多くのことを見失ってしまいます。

そして、死に際に「あぁすればよかった」と後悔を口にする…そんな人生は嫌ですよね。

今からでも遅くないので、自分にとって本当に大切なものは何なのかを考える時間を作りましょう。

世間体を気にする親の特徴

世間体を気にする親がむかつく、嫌い

と、価値観の違いで世間体を気にする親と衝突して嫌な思いをもったことがある人はいるかもしれません。

本章では世間体を気にする親の特徴を徹底紹介します!

子どもが自分のすべてだと思っている

世間体を気にする親の特徴の1つ目に、子どもが自分のすべてだと思っていることがあげられます。

子どもに良い人生を歩んでほしいと思うのは親心として当然ですが、一方で子どもに自分の価値観の中での正解を求めてしまいます。

子どもが成功しなければ自分の育児を否定されたように感じ、子どもが成功したら自分も成功したように感じてしまいます。

一方、子どもが失敗すれば自分が失敗したことになるので、子どもを過剰に責めたり、自分の育児が間違っているのではと自分を責めてしまいます。

よって、自分の育児が間違っていないと証明するために、世間体を気にして口うるさくなってしまう親になってしまうことがあります。

子どもがいい子でなければ自分が責められると感じている

つづいて、子どもがいい子でなければ自分が責められると感じてしまうのも、世間体が気になる親の特徴です。

先述したように、子どもに過干渉になってしまうと、子どものことで一喜一憂しがちになり、子ども=自分の価値と紐づけてしまいます。

それゆえ、世間的にいいとされる進学先や就職先を子どもが外れることで、今までの自分の育児を否定されたように感じてしまいます。

世間が良いと判断することを子どもに求めて、自分の正しさを証明したいと感じているのです。

子どもに対して常に厳しい

世間体が気になる親は、子どもに対して常に厳しくなってしまいます。

NHKのコラムでは、親に厳しく育てられた女性が障害を持つ自身の子どもと向き合う際にも、自分の親からの評価が気になって、子どもに厳しくしていたと吐露しています。

ひきこもり ある母親の人生「良い親って言われたいんだろ」ひきこもる息子は鋭く突きました – #となりのこもりびと – NHK みんなでプラス

「子どもに間違った道を行ってほしくない、子どもには苦労させたくない」などの親心ゆえに、子どもに対して制限をかけてしまいます。

そのため、いつしか子どもが間違ってないかを監視するようになり、子どもの成長よりも失敗しないかどうかをチェックしがちです。

もちろん子どもが人として間違った道を踏むことは避けねばなりませんが、多少のことは失敗という名の経験として子どもの成長に必要なものです。

しつけのもとに過剰に厳しく子どもに接すると、子どもは親の元で安心して暮らせないため、親子関係がこじれる原因となるでしょう。

子どもを自分がコントロールしたいと思っている

世間体が気になる親の特徴3つ目が、自分が子どもをコントロールしたいと思っている点です。

子どもをコントロールしたいと思う背景には、「子どもは親の言うことを聞いてあたり前」という前提があります。

親の言うことや目上の人に従うことは教育でも大切にされていますが、子どもは親とは別の人間ですから、意見が違ってくることも当たり前です。

「大多数の言っていることが正しい」という価値観だけで子どもを判断すると、子どもの話を聞かなくなって子どもの可能性を狭めてしまいます。

子どもは親の操り道具ではありませんし、コントロールできるものでもありません。

結婚などに口出しする

そして、世間体が気になる親は子どもの結婚などに首を突っ込みがちです。

先述したように世間体を気にしすぎるあまり、自分の価値観ではなく、大多数の意見が正しいと判断することで、子どもの結婚すら周りに合わせようとしてしまいます。

結婚は唯一身内を選べる大切な権利です。

しかしながら、世間体を気にして大学やら仕事などの表面上の実績だけで、子どもの大切な権利を奪い、結婚相手を色眼鏡で見てしまうのは損なことです。

子どもはいつまでも自分のもとにいるわけではありません。

子どものことでいろいろ言われて嫌な思いをするのが怖いかもしれませんが、世間体を気にして子供に厳しくするよりも、1人の人間として子どもを尊重し、見守る強さを持つことも大切です。

世間体を気にする男性・女性の特徴

学校や職場などで「この人は世間体を気にしているかも…」と気になる人がいるかもしれません。

本章では、世間体を気にする男性・女性の特徴をそれぞれご紹介します。

世間体を気にする男性の特徴

世間体を気にする男性の特徴をご紹介します。

それぞれ紹介します。

常に見た目に気を付ける

世間体を気にする男性は、常に外見にこだわります。

もちろん清潔感は重要ですが、逐一髪型を気にしたり、鏡でチェックしたりするのは少々面倒だと思われるかもしれません。

周りを気にして落ち着かない

せっかく楽しく会話をしたいのに、世間体が気になる男性は周囲が気になって落ち着かない人が多いです。

もし恋愛の場面で、自分ではなく周りばかり気にして落ち着かない男性に対し、女性がいいと思うでしょうか。

世間体を気にする前に、目の前の人や物を大切にする姿勢が重要です。

プライドが高い

プライドの高さも世間体が気になる男性の特徴です。

自分が頑張ってきたことを誇りに思う姿勢も大切ですが、一方で自分に固執しすぎると、プライドが高く近寄りがたい存在になってしまいます。

世間体を気にしすぎると、何かに挑戦しようと思ったときに自身のプライドが邪魔になるなど、マインド面での障壁が出てきます。

世間体を気にする女性の特徴

つづいて、世間体を気にする女性の特徴についてまとめました。

1人で行動できない

世間体が気になる女性は、1人でいることを怖がります。

なぜなら1人ぼっちで仲間外れにされていると思われたくないからです。

もちろん知り合い、友達がいつも周りにいることも素敵なことですが、1人になる時間を持つことは、大人の女性にとって周りに依存しないために大切です。

「1人ぼっちは寂しく見られるから」という世間体に屈せず、1人時間を満喫できる自分になりましょう。

結婚の理想が高い

世間体を気にすると、どうしても結婚の理想が高くなってしまいます。

「収入は〜円以上の男性がいい」「車は持っててほしい」「背は180cm以上」と、友達たちと話す中で理想は高ければ高いほど、話は盛り上がりますよね。

しかしながら、実際のところ高収入の男性と巡り合っても理想通り自分がお金を使えるとも限りませんし、人として難しい性格かもしれません。

そもそも人とのめぐり逢いそのものが奇跡なので、条件等をつけずに、純粋に人と出会える喜びにフォーカスしましょう。

自分の意見を言わない

自分の意見を言わず、大多数に合わせるのも世間体が気になるとやってしまいがちです。

自分の意見を言わないことは、先述したように仲間外れにされるのを怖がっているからです、

もしかしたらあなたの意見が周りの求めていることかもしれないからです。

あなたの一言で議論の方向性が良い方向に変わることもあります。

本当は違うのに仲間外れにされたくないを理由に自分の意見を言わないことはもったいないです。

自分の意見を言ったことで孤立した過去があって、トラウマになって行動できない人もいるかもしれませんが、信頼できるたった1人にだけでもいいので、本当の気持ちを伝えてみましょう。

なぜ世間体を気にするのか

世間体を気にする多くの場合には、「変わり者だと思われたくない」といった理由があります。

特に日本では、昔から地域に根付いた慣習が重視される傾向にあり、しきたりに従わない人間はコミュニティから排除されることもありました。

江戸時代には「村八分」という文化があったように、「普通」でない人には批判的な目を向けられます。

したがって、多くの人々は自身の個性を消し、できる限り「普通」に生きるように努めてきたのです

今でこそ個性が認められる時代になりつつありますが、それは表向きに限った話かもしれません。

たとえば就職活動において、就活生はみんな似たようなヘアスタイルで、ほとんど同じようなスーツを着用します。

「同調圧力」という言葉があるように、変わった行動をとる人が排除される傾向は、今でも根強く残っているのです。

世間体を気にしないためにはどうすればいい?

世間体を気にしないためには、以下のような意識を持ちましょう。

世間体を気にしないために意識すること
  • 嫌われることを恐れない
  • 「自分軸」で動く
  • イエスマンになりすぎない
  • 他人はそこまで気にしていないと知る

順番に解説します。

嫌われることを恐れない

世間体を気にしないためには、嫌われることを恐れてはいけません。

2013年に発行された書籍『嫌われる勇気』(著:岸見一郎・古賀史健)は、シリーズ世界累計1000万部を突破。

『嫌われる勇気』をざっくり要約すると、「嫌われる勇気を持ち、自分の生きたい生き方をしよう」といった内容です。

嫌われることを恐れていては、いつまでも自分の思うような行動に踏み切れません。

たとえ自分のとった行動が「おかしい」と判断されたとしても、自分の選択には自信を持ちましょう。

本当にあなたのことを思ってくれている人は、あなたの夢を応援してくれるものです。

人に嫌われたとしても、ありのままの自分で生きればよいのです。

「自分軸」で動く

世間体を気にしないためには、「自分軸」で動きましょう。

物事の選択を他人にゆだねると、他人の決めた人生を歩むことになります。

本当に自分が望む生き方をするには、自分以外に人生の選択をゆだねてはいけません。

他人にどう思われようが関係ない

自分の決めたことを貫こう

こういった姿勢を持ち続ければ、自分の望む未来を手に入れられる可能性も上がります。

イエスマンになりすぎない

世間体を気にしないためには、イエスマンになりすぎないことが大切です。

イエスマンとは何をいわれても「はい、はい」と答える人のことで、自分の意見を言わない人のことを指します。

たとえば企業に勤める場合、上司にとってイエスマンな部下は「ありがたい存在」かもしれません。

なぜなら、自分の言ったことに対して従順な態度をとってくれれば、あらゆる物事を自分の思うがままに進められるからです。

しかし、自分が豊かに生きるためには、常にイエスマンである必要はありません

世間体を気にせず、ときには自分の意志を主張することも必要です。

他人はそこまで気にしていないと知る

世間体を気にしないためには、他人は意外とあなたのことを気にしていないのだと知りましょう。

あなた自身、他人がどう行動するかという点はあまり気にしていないのではないでしょうか。

たとえ自分とは違う考えをしている人を見ても、その人のことを深く考えている暇はありませんよね。

それは他者も同じです。

よい意味で「他人はあなたに無関心」であることを知れば、世間体を気にした行動をとらずに済みます。

本音を伝える練習をする

ぜひ本音を伝える練習をしましょう!

本音が言えないのは、自分の本音を伝えて傷ついた過去があり、トラウマになってしまう出来事があるからです。

筆者もかつて友達の恋愛に本音を漏らして、友達を傷つけてしまったことがあります。

当時言われた言葉を今も覚えていて、自身の経験から「私の言葉は人を傷つけてしまう」と心に刻んでしまいました。

しかしながらどうしても譲れない出来事があった時、本音を伝えなければと勇気を出しました。

怖かったですが、本音を伝えた時「知らなかったから教えてくれてよかった」とかえって感謝されて拍子抜けしました。

本音を伝えることは間違ったことではありません。

まずはカフェで頼むメニューをいつものコーヒーではなく、本当に頼みたかったものにチャレンジしてみる。

そんなところから始めてみましょう!

世間体を気にしないための名言

世間体を気にしないための名言を見ると勇気がもらえます!

そんな名言をご紹介します。

詩人ヘルマンヘッセの名言

独自の道を行く君を見て周囲の嫉妬深い人々はあれやこれやと言ってくるだろうが、そんなのまったく気にしなくていい。

彼らときみは全然違う世界に生きる別種の人間なのだから。

特に、自分と周りの人が別の種類の人間であるところに勇気がもらえますね。

否定してくる人が別の世界に住む人だと区別してしまえば少し楽になりますよね。

冒険家大場満郎さんの名言

世間体を気にしたり、常識に縛られたりしてはいけない。自分に正直な道を迷わず進め。

好きなことをしないと、笑って死ねないぞ。

死ぬときに後悔したくないですよね。常に死ぬときどんな自分でありたいかを考えることは、理想の人生を歩むために大切なことです。

「こうあらねば」の先に自分の幸せがないのなら、自分の幸せのための勇気をもって、世間体を気にする毎日から卒業しましょう!

有名ミュージシャン、ジョンレノンの言葉

人生は短い。だから友よ、空騒ぎしたり争ったりする暇はないんだ。

人生は思っている以上に短く、1日1日はあっという間に過ぎてしまいます。

誰かに嫌われないためにや、世間体を守って本当にチャレンジしたいことにチャレンジできない、世間体が気になるがゆえにしてしまう不毛な争い、誰かとの比較が人生にもたらすメリットはあるでしょうか?

世間体よりも自分のやりたいことにもっと集中しようと気合を入れてくれる名言ですね!

名言を見ることで、はっとさせられることがたくさんあるでしょう。

いきなり世間体をないがしろにして生きることは難しいので、名言の力を借りながら少しずつ周りの目や「こうあるべき」という常識から、自身を解放していきましょう。

世間体を気にしない生き方

世間体を気にしないためには、自分の生き方や思いを肯定してみましょう。

たとえば、学歴にコンプレックスがある場合や、正社員としての働き方に不満がある場合は、

  • 学歴が低くてもいい
  • 正社員でなくてもいい

といったように、開き直ることも大切です。

ここでは、「世間体を気にしない生き方」について具体例を交えながらご紹介します。

学歴が低くてもいい

学歴が低いことにコンプレックスを感じる必要はありません。

東京商工リサーチが発表したデータによると、日本の社長のうち6.74%最終学歴が「中卒」です

「たった6.74%?」と思うかもしれませんが、人数で表すとなんと3万7,104人もの「中卒社長」がいることになります。

(参照:東京商工リサーチ「130万人の社長データ」調査

船田

ちなみに、物販NAVI運営者の船田も最終学歴が「中卒」です。
高校中退後に就いた仕事は給与が少なく、出世も見込めない職場でした。
アルバイトを掛け持ちしなければならないほどの苦しい生活を送る毎日でしたが、そんな私でも、現在は独立して成功しています

正社員でなくてもいい

世間体を気にすると、どうしても「正社員として働かなければ」という思考に陥りがちです。

もちろん、サラリーマンの収入は安定しているイメージがあるので、周囲からの評価も高くなるでしょう。

しかし、本当にあなたが正社員としての働き方に満足しているわけではないのなら、必ずしも正社員として働く必要はありません。

現在の日本には、「正社員」以外の選択肢がたくさんあります。

たとえば

  • 起業する
  • フリーランスとして独立する
  • 自給自足生活
  • フリーター

など、あげればキリがありません。

「正社員」としての生き方にこだわりすぎず、自分なりの生き方を模索しましょう。

世間体を気にすることも悪いことではない

ここまで、世間体を気にすることのデメリットをお伝えしましたが、世間体を気にすることは必ずしも悪いことではありません

調査によると、「世間体を気にすること」に理解を示す人は約73.6%もいるそうです。

(参照:Sirabeeリサーチ「世間体が気になる?肯定派は同じくらいでも高年収はやっぱり…」

「世間体を気にする」とは、言い換えれば「周りと足並みを揃えられる」ということでもあります。

周囲と同じ感覚をもって行動できるということなので、他者に寄り添った考えができます。

個性的なことは素晴らしいことですが、常に周りと違う行動をすれば社会の常識から逸脱することも。

「世間体を気にすることは悪いことだ」と決めつけることがかえってストレスになる場合もあるので、世間体を気にする自分を全否定する必要はありません。

まとめ

世間体を気にする生き方には、

  • 疲れる
  • 自分のやりたいことができない
  • 欲しくないものを手に入れようとする

といったデメリットを生みます。

「他人軸」の生き方をすればするほど、自分の望む幸せから遠ざかります。

自由で豊かな暮らしを手に入れるには、世間体を気にしすぎないことが重要です。

世間体を気にしないためには、以下のようなことを意識してください。

  • 嫌われることを恐れない
  • 「自分軸」で動く
  • イエスマンになりすぎない
  • 他人はそこまで気にしていないと知る

自分の意思を大切にし、世間体にとらわれない人生を歩みましょう!

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