真似する人は自分がない？気持ち悪い！ストレス！と感じたときの対処法

自分のコピー！？と思うぐらい服や話し方などを真似する人には、気持ち悪さを感じますよね。

たまに会うぐらいならまだしも、友人や職場といった身近な人だと頻繁に接するため、ストレスを感じるのはあたり前です。

真似する人には、自分がない言動をしていること、自分のよさに気がついてもらうよう対処しましょう。

• なぜ真似ばかりするのか？

• 真似してしまうことがあるけどダメなのか？

• 具体的な対処法とは？

の詳細をまとめています。

真似する人を放っておくと、ますますストレスが増えるかもしれません。

自分がなくて真似する人の5つの特徴

なぜ自分がない人は、誰かの真似をしてしまうのでしょうか。

服や食べ物、行動など全てを真似してくる人は、単に憧れの場合もあります。

また、自分への自信のなさが理由のケースもあります。

どのような人が真似をするのか、5つの特徴を順番に解説します。

自分に自信がない

自分の言動に自信がもてず、いつも活躍している人や人気者の真似をします。

以下のように、自分の考え方や行動に自信がもてないからです。

自信がもてないため消極的な言動で、人の意見にすぐ同意したり、やり方や考え方などあらゆることを真似したりします。

自信がないから人の真似をすれば大丈夫と思っているのかもしれませんね。

個性がない

特に特徴がなかったり、自分の好きなものもわからなかったりします。

一人ひとり好みも考え方も違って当然ですが、真似する人は誰かと違うと不安を感じます。

上記のように、真似が行き過ぎてしまうと自分がない人になってしまいますね。

周りからはよくわからない人、真似ばかりする人と思われているでしょう。

憧れの人に近づきたい

仕事や趣味の場などで活躍している、スタイルがいいなど憧れの人のようになろうとする人がいます。

憧れの人がおすすめするものは無条件に購入したり、話し方まで真似したりする人もいるでしょう。

純粋に憧れているから真似をしていて、芸能人のファンのような心理です。

たとえば、以下のように真似をします。

憧れの人のように素敵になりたいといった気持ちから、どんどん真似をしていきます。

前向きな姿勢には好感がもてますが、なんでもかんでも真似されると嫌な気持ちにもなりますよね。

嫉妬している

思ったように自分が注目されず、注目の的になる人への嫉妬心から真似をする場合があります。

人と比べて自分のほうが優れていると、自分に価値を感じるからです。

Aさん	真似をする人
履き心地抜群の好きなブランドの靴を購入	同じ靴を買い、自分のほうが履きこなしていると見せつけよう
セミナーで練習した営業方法を実践	Aさんの結果が出ている営業方法を真似して、トップの成績を奪いたい

上記のように、嫉妬心メラメラになりながら真似をする人もいます。

真似をしたくなるほど、羨ましいと感じているのかもしれませんね。

みんなに好かれたい

誰からも嫌われたくない思いで、人気者や好感度が高い人の真似をします。

周りの人みんなから好かれることは無理だと理解はしているかもしれません。

しかし、素の自分では認めてもらえないから、好かれるような言動をしなければならないと思い込んでいるのです。

真似をする人の中には、以下のような心情を抱えている場合があります。

人に好かれたいと思う気持ちは皆ある程度あっても、過剰になると自分がない誰かのコピーのような人になってしまいます。

無意識に人の真似をするのは悪いこと？

無意識に口調やテンションを真似してしまうことがありますよね。

実は自分も真似してばかりなのかと心配する必要はありませんよ。

人は皆、ある程度は人の真似をしたり参考にしたりして成長するものです。

詳しく紹介していきます。

いいところを参考にするのは自然な行動

仕事ができる人やセンスのいい人を参考にするのは、自然なことです。

「学ぶ」は「まねぶ」ともいわれ、人は真似をしながら徐々に自分のやり方を確立していきます。

子どもが大人や周りの人を真似しながら成長していくように、我々大人もある程度真似をしながら学び成長するのではないでしょうか。

以上の例のように、いいところを真似したり参考にしたりするのは健全なことです。

そして、人のいいところを参考にし、役立つ情報をもらったら周りにも還元して参考にしてもらうのはいい循環でしょう。

カメレオン効果

無意識に人の仕草や口調を真似することは「カメレオン効果」と呼ばれています。

さりげなく真似をした人に好感をもちやすく、人間社会をスムーズにするためとも捉えることができます。

（出典：2014年度日本認知科学会第31回大会　カメレオン効果における ミラーニューロンシステムの活動）

全く異なる趣味嗜好の人より、趣味や考え方が近いと親しみを感じるのも納得です。

人間関係を円滑にするために、人は無意識に真似をしているのではないでしょうか。

あまりにも仕草や口調を真似すると、不自然さや違和感をもたれてしまうので注意しましょう。

真似やマウンティングする人の被害にあう3つの特徴

真似する人やマウンティングする人に、狙われやすい人を紹介します。

あなたも今から紹介する3つの特徴のどれかに、当てはまる項目があるかもしれません。

また、どのような心理から真似やマウンティングするのかも解説します。

人あたりがよく穏やか

穏やかな人や大人しい人が、真似する人のターゲットになりやすいでしょう。

真似やマウンティングをしても、文句を言わない人を標的にするからです。

下記に一例をまとめています。

Aさん	真似やマウンティングする人
●お気に入りのブランドでスーツを新調 ●真似やマウントされるけど、お気に入りのスーツだから気にしないようにしよう	自分だったらAさんよりもブランドースーツが似合うと周りにアピール
●顧客対応に高評価をもらう ●けなされているようで嫌な気持ちになるけど、お客様対応に活かされるなら目をつぶるか	トークを真似すれば自分ならもっと評価をもらえる！

真似やマウンティングされても、大人の対応でスルーする場合がほとんどです。

すると、また真似しても大丈夫と思い、再び真似してくる可能性が高くなります。

穏やかな人はストレスをためてしまい、真似する人に会うだけで疲れてしまいがちです。

人あたりがよく穏やかな人なら怒らないだろうと、真似する人は甘えているのかもしれませんね。

センスがよく注目されている

服装や会話のセンスがよく人から注目を集める人も、真似やマウンティングする人に狙われるでしょう。

注目されたい、自分ならもっとセンスがいいといわれるはずと思っているからです。

たとえば、以下のようにセンスがいい人は注目されているでしょう。

素敵だねといった声はうれしいですが、真似することが多かったりマウントしたりする人にはがっかりしてしまいますよね。

しかし、真似する人は相手の気持ちより、自分のほうがセンスよく見られているかどうかが気になって仕方ないのです。

センスがいいと、副業にも役立ちます。

自然と周りに人が集まる

いつも人に囲まれている人気者や誰かといつも楽しそうに話している人は、真似やマウンティングする人にも注目されやすいでしょう。

素の自分では人と接する自信がないため、人気がある人のように振舞えば堂々としていられると思っています。

以下のような、自然と周りに人が集まるような人柄だと、真似する人も寄ってくることがあります。

真似やマウンティングする人は、人気がある人の外見や話し方といった上辺を真似したり、自分のほうがすごいとマウントをとったりします。

表面上は真似できても考え方や気配りまでは真似できないかもしれませんね。

真似をしてばかりで自分がない人への3つの対処法

真似ばかりする人と毎日のように接すると疲れてしまいますよね。

もう真似しないでと直接いわないですむ対処法を紹介します。

お互いに気持ちよく過ごせるような前向きな対処法を2つ、関係を見直す方法を1つにして対処法をまとめました。

真似する人にあうものをおすすめする

真似する人は自分にどんなものがあうかわからないため、あいそうなものを提案してみましょう。

いつも人の真似をしていると自分がなくなりやすく、好みも自覚することが難しいからです。

以下に、提案の一例をまとめています。

客観的に自分のいいところを伝えてくれるとうれしいですよね。

真似する人が自分ではわからなかったよさや似合うものを知ると、真似する回数も減っていくでしょう。

違うところを認めて褒める

真似する人にしかない個性や強みを伝えましょう。

人から褒められて、自分では気がつかなかった強みを知る経験は誰もがありますよね。

真似する人は自分がなく自信がないため、自分のいい面を自覚していないことが多いです。

たとえば、以下のような言葉がけがあります。

自分の強みを知り、少しずつ自信を持つこともでき、変化がみられるかもしれませんね。

真似をする人が根本的に変わるためには、自分を知り自信を取り戻すことから始まるのではないでしょうか。

関わる時間を減らす

真似する人に前向きに対処していても変化が現れなければ、必要最低限の関わりにとどめます。

誰かの真似やマウンティングをすることは、楽だと感じている場合があるからです。

今後も自ら変わろうとはしないでしょう。

真似する言動が止まらない人には、以下のように対処するとストレスを減らせます。

• 友人ならば会う回数を減らし、会うときは複数人で会う
• 職場の人ならば、仕事上どうしても必要な話し以外はしない

また、話をするときに淡々としていて短い会話だと、親しみを感じにくく真似をする人も近寄らなくなるかもしれません。

最後に、友人が真似ばかりするからもう限界と感じたら、疎遠になることも必要かもしれませんね。

本当の友人は、相手の嫌がることはせず思いやりある対応をするはずです。

「どうしても関わりたくない！」という場合は、下記のサイトを参考にしてみて下さい。

真似する人には自分がないことに気がついてもらおう！

真似をする人は、主に5つの特徴があることがわかりました。

また、一部参考にしたり、無意識に仕草や口調を真似したりすることは自然な行動です。

真似ばかりする人には以下のように対処しましょう。

真似する人が自分にあうものやいいところを知ると、自分がない行動をしていたと気がつくときがくるでしょう。

もし、対処しても変わらなければ残念ですが、関わる機会を減らすまたは関係を切る決断も必要ではないでしょうか。

真似する人にうまく対処して、気持ちよく生活したいですね。

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