自営業に向いている人と向いていない人の特徴について徹底解説！？

会社での人間関係に悩んでいたり、そもそも自分に会社が合わなかったりという理由から転職をしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

転職の選択肢に「起業」を考えてはいませんか。

本記事では、自営業に向いている人、向いていない人の特徴について詳しく解説していきます。

本記事を読むことで

など不安や疑問を解決できます。

転職で起業を検討中の方、興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください！

自営業に向いている人の6つの特徴　

起業をしても向いていなければ、続けていくことは難しいでしょう。

いざ仕事を始めても、途中で挫折をしてしまったりすることも珍しいことではありません。

会社を始める上で、独立をしたいと考えていても「会社勤めしかしたことがないのに自分にやっていけるのか」という不安で、なかなか踏み出せない人もいるのではないでしょうか。

人には、それぞれ向き不向きというものが存在します。

もちろん、自営業も同じこと。

では、どのような人が自営業に向いているのでしょうか。

コツコツ頑張れる人

自営業は、起業してすぐ自分1人で全ての業務を行わなくてはなりません。

会社勤めしていた時は、業務が大変な時は周りがサポートをしてくれたり、上司が助言をくれたりと、さまざまな手助けがあったことでしょう。

しかし、自営業では助言してくれる人はいません。

全ての業務を1人でこなさなくてはならず、孤独で1人ではやる気が起きなかったりすることも。

そのため、1人でもコツコツと頑張れる人に自営業は向いています。

自営業は、頑張ったら頑張った分だけ必ず収入になるというわけではなく、収入に繋がらないことも珍しいことではありません。

そのため、挫折もしやすく、忍耐も必要になるのです。

それでも、頑張ってコツコツできるという人は、自営業に向いている人といえるでしょう。

決断力がある人

自営業で仕事をしていると、ここぞというときに決断を迫られる状況が多くあります。

決断するものは、大きなものから些細なものまでさまざまです。

会社では、大事な決断をすべき時は上司が指示をしてくれましたよね。

しかし、自営業だと頼れるのは自分のみ。

ビジネスにおいて、決断の速さは重要です。

決断を迷っている間に、他の同業者に仕事を取られてしまったり、相手側に仕事が遅いと判断されてりまったりする可能性があります。

決断力のある人は、適切な場所、適切な時期に決断できるため、自営業に向いているといえるのです。

自己管理ができる人

仕事のスケジュールや納期などを管理するためには、自己管理能力が求められます。

会社に勤めていた時は、会社の上司が仕事の納期を確認した上で部下のスケジュールを管理してくれていましたが、自営業となれば、自分で管理するしかありません。

自営業では、自分の都合で仕事ができてしまうため、時間管理がずさんになりがちで、ついずるずると仕事をしてしまいがち。

問題やトラブルの解決も先延ばしにしてしまう可能性もあります。

仕事の納期や期限を守るためのスケジュール作りはもちろんですが、トラブルや問題の解決についても、起こりうる事態としてスケジュールに入れる必要があります。

対応や納期が遅れれば、相手側の信用を失ってしまう危険性もあります。

自己管理ができる人は、クライアント側の要望にも対応が可能な場合が多いため、高い信頼を得ることもできます。

そのため「自己管理が高い人」は自営業に向いているといえるのです。

お金の管理ができる人　

自営業をする上で、お金の管理ができないと話になりません。

資金の管理や税金の納付、仕事を他にも委託していれば、給料を支払う必要もあります。

そのため、資金の管理ができないと、資金を不必要に浪費してしまったりするなど、資金繰りに失敗してしまいます。

どんなに事業で稼いでいても、資金管理ができていないと支払うべきところに支払えず、事業を存続することさえも厳しい状態に陥ってしまいます。

事業を廃業しないためにも、資金管理は重要な能力の1つです。

周りの意見に流されない人　

自分が進むべき方向性が決まっている人は強いです。

「どういった方向で事業を進めているか、サービスや製品を提供していくか」などの方向性が決まっていると、他の意見に左右されません。

「こんなのがいいよ」「こんなことやってみたら」など、他人の意見に左右されているようでは、会社の行く末も不安になるもの。

あっちにふらふら、こっちにふらふらしていては、事業の方向性も決まりませんし、クライアントに信用もされません。

自分はこの方向で進むという確固たる信念も事業には必要になります。

事業を安定させるためには、他人の意見に左右されないという強い意思も重要なポイントになるのです。

コミュニケーション能力が高い人　

事業を営む上で「コミュニケーション能力」は必須です。

仕事相手に対して、仕事についての経過報告をしない、コメントも一切無視な仕事相手がいたとしましょう。

不安になりませんか。

こんな不安をクライアントや仕事を委託している相手に感じさせていたら最悪です。

これでは、信頼を得ることは難しいでしょう。

事業は、信頼で成り立つものです。

また、コミュニケーションスキルは仕事をスムーズにさせるために重要なものです。

事業をうまく進めていくためには、必要なスキルになりますので、身に着けていて損はないでしょう。

自営業に向いていない人4つの特徴　

「起業したけど、うまくいかない」「せっかく起業したけど、廃業してしまった」など、うまくいかずに自営業自体を諦めてしまう人もいます。

そもそも、自営業に向いていない人はどんな特徴の人なのでしょうか。

向かない特徴を直せば起業も夢ではありません。

当てはまる特徴が自分にあれば、気を付ければいいのです。

向かない人の特徴を解説していきますね！

安定を求めている人

個人事業主の場合

• 起業したばかり
• 扱っている商品やサービスが季節に左右されやすい

などの理由で、収入が安定しないこともあります。

そもそも「収入は会社のように安定していた方がいい」という人には起業は向きません。

季節に左右されるというサービスの場合は仕方ありませんが、個人事業主の場合は会社とは違い、仕事は自分で取りに行く必要があります。

各会社に自分の会社を売り込み、仕事を獲得しなくてはなりません。

売り込みや仕事獲得さえも面倒で、与えられた仕事をただこなして収入を得たいという人や決まった休みが欲しいという人には、自営業という仕事は難しいでしょう。

その他にも、福利厚生や保険関係なども会社では保証されていますが、自営業では自ら加入したり手続きをしなくてはならない場合もあります。

「全て安定していた方が安心して仕事ができる」という人には向かないでしょう。

人の意見、助言を聞けない人

仕事をしていると、部下や上司から「こうしたらいいのではないか」「こんなのはどうか」など、さまざまな提案や意見を聞くこともあるでしょう。

他の人の助言や提案を取り入れることで、契約を取ったり働きやすい環境づくりに繋がることも多々あります。

自営業で働いている時も、会社勤めの時と同様に人の意見を仕事に取り入れることは重要です。

自営業でも人に仕事を任せている、社員が数人いるような仕事であれば、人の意見を取り入れることは必要になるでしょう。

人の意見を聞けないような人では、次第に「あの人は意見を聞いてくれない人」というレッテルを貼られ、周りの人も離れていってしまうことも。

環境の変化を恐れず、人の意見をよく聞いて取り入れられる能力も、自営業を営む上では重要な能力の1つですので、覚えておきましょう。

責任感が薄い人

責任感が弱い人も自営業にはおすすめできません。

自分の仕事に対する責任感が薄く、納期や仕事のクオリティを軽視するようでは、相手の信頼を得ることは難しいでしょう。

自分の時間を大事にしたいからと「少しくらいの手抜きだったら、いいだろう」「ばれなきゃ、少しくらい雑でも」と考えるようでは、相手の信頼だけではなく、周りからも信頼を失ってしまいます。

仕事は、お互いの信頼がないと成り立ちません。

どんなに小さな仕事でも、全力で取り組むことで、相手の信頼を得て大きな仕事を任されるようにもなるでしょう。

何事にも全力で、納期やクオリティも大事にする「責任感の強い人」が周りからも一目置かれる存在になるコツでもあるのです。

失敗を恐れすぎる人

自営業を存続するには、時には奇抜な発想や大胆な方針改革が必要な時があります。

会社に変化を取り入れる時に「失敗したらどうしよう」「うまくいかなかったら」などと、不安を抱え、諦める理由を探しているような人は、そもそも自営業に向いていません。

失敗は誰にでもあることです。

もし、失敗しても、失敗を土台にして前に進むという向上心が自営業には必要です。

事業に失敗したくないという気持ちは悪くありませんが、常に保守的では周りに取り残されてしまう可能性もあります。

「何とかなる」という前向きな向上心も時には必要です。

自営業で成功するためのポイント　

起業する上で、成功するポイントを押さえておきましょう。

押さえておくことで、今後何に気を付けるべきかが分かります。

知っていて損はないので、詳しく解説していきましょう。

情報収集を欠かさない

自営業を営む上で、情報収集は重要です。

顧客の流行りや関心は常に新しいものへと向いている傾向があり、変化にあわせて扱っている商品やサービスも変えていく必要があります。

そのため、情報収集は必須事項となります。

新しいものを取り入れることは、時にはなかなか受け入れられないことも多いでしょう。

しかし、変化に適応できなければ、自営業でやっていくのは難しいでしょう。

場合によっては、改正された法律で会社の経営方針も変わってくることも。

年度が変わると、法改正や流行りも変わってくる傾向にあるため、年度が変わる際は特に情報取集を入念におこなうことをおすすめします。

適度に人に任せる

自営業だからといって、全ての業務を自分1人でこなさなくてはいけない訳ではありません。

外部に委託することも考えましょう。

例えば、経理や税務、デザイン関係などは、外部に委託して業務を軽減させることも可能です。

各分野に長けた専門知識を備えた人をランサーズなどで募り、業務を分散させましょう。

仕事を分散させるだけでも、自分がやるべき業務が減り、経営もうまく回るようになります。

「起業したから、全部自分でやらなきゃ」ではありません。

他の手を借りることも恥ずかしいことではないので、専門家にお願いしちゃいましょう！

適度に休む

休憩を取ることも、働く上では重要なことです。

自営業は、休憩時間が決まっていないため、ついずるずると休憩を取らずに進めがちです。

毎日朝早くから仕事を始めて、夜遅くまでやっていては、せっかく自営業に転身しても本末転倒。

心身ともに疲れ果て、モチベーションも下がってしまいますし、体も壊しかねません。

休むことで、新しいことを始めるためのアイディアも生まれ、事業を成功に導くカギになるかもしれません。

自営業に向いている人向いていない人の特徴まとめ

本記事では、自営業に向いている人、向いていない人の特徴や自営業を営む上で成功するポイントについて解説をしました。

本記事をまとめると以下になります。

• 起業をする際は、自分に適性があるかまず見極めてからおこなうこと
• 地道に頑張れる人、決断力がある人、お金や自己管理ができる人は自営業向き
• 自営業は1人で頑張らずに委託など外部を頼る
• 適度に休むことも、働く上では重要

起業をするのは難しそうだと、起業することを諦めることはありません。

「今の環境を変えたい」

「会社にずっとしがみついているの嫌だ」

「自分の環境に合った働き方がしてみたい」

これらを1度でも考えたことがあるという方は、起業することをおすすめします。

事業が軌道に乗るまで副業として仕事をするのもありです。

働き方は自分次第！

今の現状に納得がいかない方は、本記事を参考にして自分に起業するのに向いているかを確認してみてはいかがでしょうか。