ダブルワークで疲れ切っている、休みがない、しんどい!と感じていませんか?
本業の仕事もしながら、さらに仕事をもう1つして頑張って働いているから、本当に心身共に疲れてしまいますよね。
ダブルワークをする必要があるけど、いつかは倒れてしまいそうだという人もいると思います。
無理なくダブルワークを続けるコツは、自分の体力に合った仕事と働く時間を選ぶことです。
本記事では、
- ダブルワークがしんどい理由とやる理由
- 続けるコツの詳細
- ダブルワークの辞めどき
について詳しく解説しています。
ダブルワークがしんどい、もう辞めたいと感じている人は、経験談も参考に働き方を見直すと、違った道が見えてくるかもしれません。
正社員でダブルワークはしんどい!やめとけ!といわれる理由
正社員または派遣社員などの本業があって、他にもアルバイトや在宅ワークといった副業をすることは、やはりしんどいのでしょうか。
経験者からはおすすめできないといった声をSNSでも見かけますね。
しんどい、やめとけといわれる理由を詳しくまとめました。
休む時間が減る
本業の終業後や休日に働くと、体を十分に休めることができずリフレッシュする時間がないからです。
- 仕事のあともアルバイトをするから起きているときは仕事のみ
- 深夜から早朝のアルバイトをすると睡眠時間は2~3時間
- 休日も働くと趣味や遊ぶ時間がない
以上のように、休む時間や自由時間が減るため、しんどい、やめとけといわれます。
体力がもたない
体を休ませるための時間が減り、過労状態になる場合が多いからです。
体力の限界から朝起きれず遅刻してしまったり、仕事に集中できなかったり、本業に支障をきたすこともあります。
たとえば、以下のような働き方です。
- 9時~18時に仕事、19時~23時までアルバイト
- 早朝にアルバイト、昼間は本業の仕事
- 平日のダブルワークだけでなく、休日もアルバイト
始めはなんとかなっても、段々と疲れがたまったり、腰が痛くなったり、体に不調が現れる人も少なくありません。
よって、体力的にも厳しいからしんどい、やめとけといった声が多いでしょう。
ダブルワークはしんどいがやる理由!生活できないからが多数
近年、ダブルワークする人が増加していますね。
ダブルワークをする理由は人によって異なりますが、周りやSNSを見ていても生活のためという理由が多いのです。
ダブルワークをする理由を詳しく解説します。
生活や将来のためにお金が必要
または、将来のために必要なお金を貯めたい人もいます。
たとえば、以下のような理由で働いている人がいます。
働き方の例 | 理由 |
●早朝に新聞配達や開店準備 ●夜に警備員やコンビニ、ホステスなどのアルバイト ●休日に結婚式場やホテルのフロントなどのサービス業のアルバイト | ●会社員の収入だけでは足りないから ●ワーキングホリデーのために貯金したい(ワーキングホリデーとは海外に長期間滞在できるビザのこと) |
本業の収入では生活にゆとりがないまたは苦しいから、ダブルワークをしている人が多いのではないでしょうか。
平日は会社員として働き、終業後や休日にアルバイトをする社会人もいます。
また、所得の格差が広がっているため、海外で働くための渡航費用を貯めたいといったことも理由の1つです。
NHKで「安いニッポンから海外出稼ぎへ」といった番組が放送されるほど、ワーキングホリデーをきっかけに移住したり、海外移住も視野に海外赴任したりする人も増えています。
今後も生活や将来のためにダブルワークをする、といった人が増加するのではないでしょうか。
隙間時間を活用したい
比較的、定時で上がれる職場のため、終業後に少しだけ働きたいと考えているからです。
または、休日や終業後に興味のある業界で働きたいからという人もいるでしょう。
- 昼間の仕事とは全く違う業界で働き楽しい
- 休日に程よく体力を使う仕事をしてリフレッシュ
- 好きな仕事を2つかけもちしている
上記のように前向きな理由で、隙間時間に働いている人もいます。
自分なりに楽しみを見つけている人、好きな仕事だからやっている人もいると元気をもらえますね。
ダブルワークはしんどいが続けるコツはある?
また、興味のある仕事や将来のことも意識して仕事を選ぶ、といった視点でダブルワークをする人もいるのではないでしょうか。
では、続けるコツを詳しく見ていきましょう。
睡眠時間と休日を確保する
ダブルワークを続けるためには、適切な睡眠時間と休日が必要です。
しっかり心身を休めないと続かないだけではなく、健康や命にも関わってきます。
厚生労働省によると、睡眠不足や夜勤勤務がある人は肥満になりやすく、生活習慣病にもなりやすいと説明しています。
(出典:厚生労働省 睡眠と生活習慣病との深い関係スクとの関連について)
あなたも以下のようなときがありますか?
- 4~5時間の睡眠時間でボーっとするが、食欲があって食べ過ぎる
- 夜勤の日や徹夜のときも、ご飯がよくすすむ
もし、上記のように食べ過ぎてしまう、不規則な生活で夜に食べざるをえないならば、体のために生活の見直しが必要かもしれません。
本業のみ、ダブルワーク関係なく、健康だからこそ仕事を続けることができます。
体力をあまり消費しない仕事をする
本業の仕事が立ち仕事、アルバイトでも立ち仕事で忙しいとなると体力がもちませんよね。
個人差がありますが、体力勝負の仕事は厳しいのではないでしょうか。
たとえば、以下のような働き方です。
本業 | 副業・兼業 | 続けられるか? |
立ち仕事や力仕事などの肉体労働 | 立ち仕事や力仕事などの肉体労働 | ほとんどの人は体力がもたない |
事務職や受付などの座り仕事 | 立ち仕事や力仕事などの肉体労働 | 体力がある人は可能 |
事務職や受付などの座り仕事 | 事務職や受付などの座り仕事 | 続けやすい |
肉体労働のかけもちは若いときにできても、年々、辛くなってくるでしょう。
運動習慣がある人は、座り仕事と立ち仕事のダブルワークもできるかもしれませんね。
やはり、体力の消費が少ない座り仕事のかけもちが続けやすいでしょう。
以上のように、自分にとって無理のない働き方を選ぶことが、続けるコツです。
好きまたは興味のある仕事をする
元々、興味があって下調べしていたり勉強していたりすると、かけもちで仕事をして大変というよりもやりがいを感じるからです。
また、お店のファンや常連なことがきっかけで、ダブルワークをする人もいます。
たとえば、
- 自分が好きな飲食店で、土曜のみまたは土日に短時間で勤務
- コツコツとした作業が好きだから、休日に検品仕事
- 昼間は会社、夜はホテルのフロントやバーで勉強した英語を使って接客
のような働き方です。
自分のためになる仕事を選ぶことが、継続の秘訣かもしれませんね。
将来性のある仕事をする
今、ダブルワークをしている人もずっとダブルワークを続けたいと思いますか?
いいえと答える人が多いのではないでしょうか。
将来性がある仕事をすることも選択肢の1つとして考えてみましょう。
また、本業のみで十分に生活できることを目指すといった方法もあります。
2023年現在、以下の分野は将来性のある仕事といえます。
仕事 | 内容 |
IT業界 | ●プログラミングを操るプログラマーは人材不足が続いている(コンピューターに動作する順番を、プログラミング言語を使い指示する仕事) ●2020年度から小学校の必修科目としてプログラミングが加わるほど、IT人材の確保に国も動いている●IT知識やプログラミング知識をもつ営業担当も不足している |
AI(人工知能) | ●AIのエンジニア(AIを作る技術をもつ職業) ●AIの知識をもつ営業 |
Amazon OEM | ●ノーブランドの商品に特許庁で登録したロゴをつけ、Amazonで販売 ●中国から安く仕入れることができ、オリジナル商品として販売できるため10年後も残る物販ビジネス |
ITやAIの分野は今後も成長し、人材も必要とされるでしょう。
また、Amazon OEMは副業から始めて本業にすることも十分可能なビジネスです。
詳しい解説動画も用意しています。
【完全解説】Amazon 中国輸入 OEM 自社ブランド販売 の 始め方
Amazon OEMについて、さらに知りたい方は、下記の記事も参考にしてくださいね!

最後に、将来の仕事について、文部科学省が教職員向けに以下のように書いています。
今の子供たちの 65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く、今後 10~20 年で、雇用者の約 47%の仕事が自動化される
文部科学省 教職員等の指導体制の在り方に関する懇談会 提言
どのような時代になっても、学び、自分で考え、価値を提供できる人が求められるといえそうです。
ダブルワークをする人もしない人も、将来に備えることがさらに必要とされるでしょう。
ダブルワークの辞めどきとは
ダブルワークを続けるコツはわかりましたが、辞めどきはどんなタイミングだと思いますか?
辞めどきは、健康問題が生じたとき、ダブルワークがきっかけで収入がアップしたときです。
辞めどきの詳細をまとめました。
過労で心身に不調がでている
無理をしすぎてしまい、うつ状態になったり、過労で倒れてしまったりする場合もあるからです。
本業だけでも働き過ぎて心身を患ってしまうこともあるため、ダブルワークはより心身に負担がかかりやすいでしょう。
以下のような状態があるならば、ダブルワークの辞めどきです。
- 家族や友人に心配されるぐらい疲れが表情や体に現れている
- 風邪をひきやすく、いつも体がだるく不調が続いている
- 休日も気持ちが落ち込んでやる気がしない
- めまいがして倒れたことがある
- 疲れているのによく眠れない日が続く
- どんなに働いても食欲があまりない
「そんなこといわれても生活がかかっている」という人もいると思います。
筆者もダブルワークや過労で倒れたことがあり、当時は以下のような生活でした。
- 働き過ぎることに慣れ、休憩時間がなく朝から晩まで働くことも
- いくら食べても体重が減り、健康診断でも注意される
- 辛くても忙しいから仕方ない、と思うようになり考えることを避ける
働き方を見直してから健康を取り戻すまで、数年かかったのを覚えています。
無茶な働き方をせず、ぜひ自分の体を一番に考えて働きましょう。
過労で体が疲れていると、心も疲れてしまいます。
どうしたらいいか悩んだときは、下記の記事も参考にしてください。

本業または副業で収入アップしてきた
ダブルワークを辞め、本業または副業一本に集中してさらに収入アップを目指す道も見えてきます。
ただし、本業を辞めて、副業をメインの仕事にする場合は注意が必要です。
以下のようにして、リスクを分散すると安心でしょう。
- 個人事業主として副業しているのなら、収入は本業よりも多くあった方がいい
(個人事業主は開業届を出し、個人でプログラミングやデザインなどの仕事を事業としている人を意味する)
- 収入源は1つではなく複数ある
(例:取引先が1社ではなく3社など複数ある)
中には、貯金をしておいてスパっと本業を辞め、苦しい時期を経て活躍している人もいます。
また、会社員として福利厚生や有給休暇を利用しながら、副業でも十分な収益を上げる人もいます。
辞めることはいつでもできます。
ぜひ、上記を参考にして、自分自身にとって納得のいく道を選びましょう。
ダブルワークがしんどいときは働き方を見直そう!
ダブルワークがしんどいといわれる理由は、休む時間が減り、体の疲れが取れず疲労がたまっていくから辛いことがわかりました。
また、しんどいと感じていてもダブルワークをする理由は、
- 生活のため
- 将来のため
- 余った時間を使いたいから
がありますが、多くの人が生活のためにしています。
また、興味のあるまたは将来性のある仕事をすると、やりがいを感じやすいでしょう。
ダブルワークの辞めどきは、しつこいようですが、健康が脅かされているときです!
命に関わるため早急に対処する必要があります。
また、本業や副業で十分な収入を得られるようになったら、ダブルワークの辞めどきです。
現実問題、ダブルワークをしないと生活が厳しいという人も少なくありません。
そういったときは、体に負荷の少ない仕事に変えたり、働く日数を少し減らしたり、働き方を見直しましょう!
働き方を見直そうと思った人は、将来を見据えた働き方を選ぶチャンスかもしれませんよ。
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