ヤフオクでAmazon在庫の商品の出品や転売もしくは無在庫販売をしていると通報されてしまい、アカウントが停止されてしまうことがあります。
通報の通知が届いたり、アカウントが停止されてしまうと、
「何が原因なの?」
「Amazonじゃなくてメルカリからの仕入れだといいの?」
と疑問や不安が湧きますよね。
ヤフオクのアカウントが停止されないようにするのに一番大切なのは、ヤフオクの規約をきちんと守っていることです。
なぜならヤフオクには通報機能があるため規約に違反している商品は通報の対象になり、アカウント停止に追い込まれることがあるからです。
特に他のショップから商品を購入したりしている方は注意が必要です。
ヤフオクのアカウント停止を避ける為に
・アカウントを停止された経験がある方
・現在アカウント停止状態の方
・アカウントを守るための予備知識が欲しい方
に一度読んでいただきたい記事です。
アカウントの停止を避ける為に、仕入れ方法や販売方法をヤフオクの規約や細則も含めて確認していきましょう。
ヤフオクでのAmazon仕入れの無在庫販売は規約違反
まずはヤフオクの規約を確認してみましょう。
ヤフオクでは項目の8に、
予約商品以外を、在庫が手元にない状態で出品すること
と記載されています。
よって、この規約違反に該当している場合はアカウント停止措置を取られてしまいます。
また在庫を仕入れる資金がない為に、無在庫販売をしている場合も、
9.落札者の入金を商品調達に充当することを前提に出品すること
に該当してしまいます。
バレなければ大丈夫!と思いたいところですが、ヤフオクは通報機能があり、規約に抵触していてもしていなくても通報されると調査が入ります。
通報された結果、商品ページが削除されるだけならまだいいのですが、アカウントが凍結されたり停止される恐れもあります。
仕入先や仕入れ方法がAmazon以外のメルカリや楽天でも無在庫販売に該当しているので注意しましょう。
今までの経験から言うと、規約に抵触しないよう地道にやっていくのがヤフオクで稼ぐ一番の近道です。
ヤフオクで通報されてしまう主な原因
通報の原因は大きく二つに大別されます。
まず一つ目が販売側の規約違反によるもの。
二つ目が嫌がらせによる通報です。
ヤフオクでは、規約違反をし通報されてしまうと通知がきます。
嫌がらせも規約違反での通報のどちらも通知が来るだけで二つの区別をつけることは困難です。
その為、通知がきた場合は一度規約のどの部分に抵触しているのかを調べることをお勧めします。
規約違反
ヤフオクの規約は細かく規定されています。
近年よく見かけるのは、服飾品やオリジナルブランドの規約違反です。
例えば、【オリジナルブランドA】の品を作りヤフオクで売ったとします。
その際自社のHPとヤフオクの商品説明に商品の転売禁止、譲渡しは問題ないと明記し購入者へ販売したとします。
その後、購入者が【オリジナルブランドA】の品を使用しなくなってしまい、ヤフオクで売りに出したとします。
すると【オリジナルブランドA】の品は転売禁止としていますので、規約違反に該当してしまいます。
こういった場合も通報されたり、製作者が気づいていない場合は直接メールやSNSなどで知らせたりする人もいます。
意外と盲点かもしれませんが、服飾品の柄やプリントにも著作権や商標権が存在することがあります。
キャラ物などの商標登録されている物や、著作物に該当する柄やプリントを服飾品に仕立てて販売することはできないようです。
初めて取り扱う商品を販売する場合は、著作権や商標権はどこが所持しているのかを一つ一つ確認していきましょう。
上記だけではなく、法改正に伴い今まで取り扱っていた商品を販売することが出来なくなることもあります。
直近では、モバイルバッテリーがこのケースに該当しています。
2019年1月31日以降は、PSEマークがないものは販売不可になっています。
規約とヤフオクのお知らせ、ルール追加変更のページをこまめにチェックすると規約違反に該当する可能性も低くなりますので、時間がある時は覗いてみるようにしましょう。
嫌がらせ
通報は嫌がらせ目的で行われることがあります。
ヤフオクの通報機能は使いやすいため、通報することでライバルを蹴落とそうと目論む人もいます。
特に販売者数が少ない商品はライバルが減れば減るほど、売り上げが増えます。
通報されるとヤフオク側の調査が入りますが、規約違反をしていなければ問題はありません。
そこでお互いが通報合戦になってしまうと、手間を取られるだけです。
ヤフオクの規約を確認しても規約に抵触しておらず、また商標権を確認しても問題がないにも関わらずヤフオクで複数の違反通知がくることがあります。
そういった場合、嫌がらせ目的での通報されている可能性があります。
通報数が多く業務に支障を来すようであれば、ヤフオク側に相談することをお勧めします。
嫌がらせをされる原因として、購入したユーザー側と行き違いがあったり、話し合いでも解決ができない場合などもこういった嫌がらせの対象や粘着の対象になることがあります。
トラブルの後に、多数の人を使って通報をしたりすることもあるようです。
嫌がらせでの通報のであれば、販売者側に非がない限りはアカウントが停止されることはありません。
もし万が一販売時の商品表示に問題があったり、購入者の誤解を招くような表示と認められてしまうと、アカウント停止などの措置を受けることがあります。
購入者の誤解や行き違いなどのトラブルがあった場合は誠心誠意な対応を心がけると、トラブルを回避することが出来ます。
また嫌がらせの通報をされた場合でもヤフオクの利用規約に違反しないように、商品販売時は規約の確認を必ず行うようにすると良いでしょう。
その他禁止事項
ヤフオクでは禁止事項がたくさんあります。
例えば、医薬品の販売です。
余った薬や使用しなくなった薬は勿体無いので売りたい気持ちはわかります。
ですが処方箋が必要な薬や保険適用で処方された薬は、勿体なくても販売することができません。
これに該当している場合は、ヤフオクの規約だけではなく法的に処罰される危険があります。
購入者がこれらを使用してしまい被害が出た場合は民事・刑事での訴訟になってしまうので絶対にやめましょう。
医療系の資格を持っている場合は、併せてそちらも剥奪や停止される厳しい措置が待っていますので気をつけてください。
よく話題になっているようですが、転売目的でのチケットの販売や記名済みの航空券の販売も禁止事項に該当しています。
一部の服飾品は、販売前にクリーニング済みであることが求められていたりします。
クリーニング済みのものを出品する際は、クリーニング済みと証明できるように領収書などをとっておくようにし、出品時にもクリーニング済みであることが確認できるよう商品の説明に明記しましょう。
意外と知られていないかもしれませんが、商品説明を画像で載せることは禁止されています。
必ず出品時にテキストで記載するようにしましょう。
アカウントが停止されてしまったら
規約違反をしてしまった場合はアカウントを停止されることがあります。
アカウント停止以外にも、出品制限がかかったり登録IDの削除といった措置があり、それらの措置が取られると個別に詳細を記載したメールが届きます。
まずはメールの内容を確認しましょう。
アカウント停止措置について不明な点があれば、メールに記載されたメールフォームから問い合わせをしましょう。
ヤフオクのアカウント停止の理由の一つに「第三者による不正利用」に該当していることがあります。
これも同じく利用停止のメールが届きますので確認次第メールフォームから問い合わせをしましょう。
ヤフオクの運営とやり取りを行うことで停止措置が解除されることがありますので、アカウントを停止されても諦めないようにしてください。
アカウント停止は、販売者側だけでなく購入者側に掛けられていることもあります。
オークション後に購入者側が利用停止などの措置になると、オークション取り消し措置になります。
また販売者のアカウントが停止されてしまうと出品していた商品は全て取り消しとなり、アカウントの機能制限がかけられてしまうため購入者側にも迷惑を掛けてしまいますので、販売者はアカウント停止措置にならないようにヤフオクの利用には十分注意しましょう。
通報されない為に注意すべきこと
アカウント停止は通報によるものが大半です。
ですので、通報されないように商品の販売時にはヤフオクの規約を守ることや購入者の不安や不明点をなくすような対応が求められます。
それ以外にも輸送時に、梱包用の資材がなくてAmazonの箱を使用したり、郵送時のシールが箱に残っていたりすると無在庫販売を疑われてしまいます。
梱包資材はできるだけ他社のロゴマークなどがついていない物を使用し、郵送時のシールなど余計なものはつけないようにすることをお勧めします。
発送時に他社の箱しか用意が出来なかった場合は、購入者へ一言添えると誤解を防ぐことができます。
ヤフオクの規約は日々ルールの追加や変更が行われていますので、時間がある時にはチェックする癖をつけるようにしましょう。
そうすることで通報の件数が格段に減り、アカウントを守ることができます。
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