Amazon輸入を行う際に、日本へ輸入出来ない商品や異なる仕入先からの仕入れで送料が余計にかかってしまうケースに悩んでいる方は少なくありません。
そんなとき、購入代行や転送サービスの利用を検討しますが
「英語が話せないのに、満足なパートナーシップが築けるのか?」
「サービス料や送料などを抜かれたら利益が残らないのではないか?」
「配送を雑にされて不良品が多発するのではないだろうか…」
といった理由で二の足を踏んでしまっている声もよく耳にします。
確かに他国ですので文化やシステムに違いがあり不安もあります。
しかし内容を理解してしまえばそこまで複雑なものではなく、利益が取れないサービスではありません。
本記事でより理解を深め、自分に合ったサービスを選べるようになりましょう。
・アメリカから個人輸入をビジネスにしたい方
・アメリカのみで流通している商品を販売したい方
・Amazon輸入の代行サービスの正しい知識を得たい方
そんな方のために、アメリカ輸入に絞って購入代行業者や転送サービスをリサーチいたしました。
評判や料金、オプションサービスのリサーチ結果を比較しておすすめの業者をご紹介いたします。
この記事を読むことで、きっとあなたに合った代行サービスを見つけることができるようになります。
Amazon輸入で代行業者を使う理由
代行業者サービスとはビジネスの場合、主に転送代行サービスのことを指します。
転送代行サービスは、アメリカの住所をユーザーが与えられ、その住所に仕入れし、そこから日本へ発送してくれるサービスです。
Amazon輸入で代行業者を使う理由はいくつかあります。
1.海外で良い商品を見つけたけれど、日本向けには発送していない
2.海外商品の複数仕入れ先からの送料をまとめたい
3.輸入手続きが簡素化出来る
4.不良品リスクを軽減できる
大まかには上記の4つのパターンに分かれます。
このサービスを利用する最も大きな恩恵は、個人だけでは購入出来なかった商品を輸入できるようになることです。
アメリカのAmazon以外のネットショップで安く買って、日本のAmazonで利益を出して売る方法は代行業者がいないと出来ません。
また、「日本国内では入手出来ません」という商品はそれだけでちょっと気になりますよね。
日本の流行はアメリカのニューヨーク、カルフォルニアの流行を後追いする傾向があります。
日本で大手会社が参入を整える前に先取りで販売することができれば、大きな利益になること間違いなしです。
他にも、商品をまとめることで送料を安くすることが可能になります。
オプションとして、関税通過に必要な書類や手続きや不良品のチェックも行なってくれます。
不良品の返品についてですが、返送料を勘定に入れるとアメリカへ戻すのはあまり現実的な判断ではありません。
不良品を輸入した時点でイコール仕入れ損になってしまいます。
個人で輸入するとその処理に頭を抱える思いをした方もいらっしゃることと思います。
そういったリスクを軽減してくれるのも、代行業者を使う大きな魅力です。
おすすめの輸入代行業者リスト
おすすめの輸入転送サービスおよび購入代行業者をご紹介します。
企業名 | MyUS | スピアネット | マッドビースト | テラロジ | 輸入コム | Ashmart | Us-BUYER.com |
月額料金 | 7$ | 無料 | 888円 | 9800円 | 2980円 | 2700円 | 無料 |
転送手数料 | 無料 | $9(10点以上で$3追加) | 0.45kg/$27.05(送料込) | 1個口/99円 | 1個口/299円 | 5%(合計$100以下は1個口/$4) | 0.45kg/$1(最低$5) |
倉庫保管料 | 30日まで無料 | 30日まで無料 | 30日まで無料 | 30日まで無料 | 20日まで無料 | 30日まで無料 | 90日まで無料 |
同梱費 | 無料 | 1個口/$6 | 無料 | 無料 | 無料 | 1個口/$5 | 軽作業として30$/30分 |
検品費 | 無料 | $6(簡易は無料) | 無料 | 無料 | 無料 | $2〜 | 無料(FBAは$0.5) |
日本語 | 未対応 | 有り | 有り | 有り | 有り | 有り | 有り |
評判・備考 | 荷物の扱いは雑 | 少ない重量の場合最安 | 1個口限定便はお得 | サービスの幅は広い。 | 日本企業では最安。 | 豊富なサービス体系。 | eBayの入札代行も対応。 |
個人ビジネス輸入を想定して、ベーシックなプラン比較になります。
送料については、マッドビースト以外は別途発生いたします。
重量とサイズによって変動しますが大まかには
10kg以内ではスピアネットの宅配が最安値。
50kg~300kgではMYUSが最安値です。
価格の点でいえば、個人輸入で少ない個口で重量で考えている方はスピアネットがおすすめです。
50kg以上の大量のビジネス利用を検討している方はMYUSがおすすめです。
下記で、それぞれの細かい特徴についてご紹介していきます。
MyUS
Amazonビジネスでの利用者が多い転送サービスとなります。
理由は前述した通りその安さです。
また、AmericanExpressのカードを持っていると商品購入費が30%引き、VISA、JCBでも20%引きというディスカウントサービスも魅力です。
手間なやり取りがなく、発送までのスピードが早いのも大きな特徴です。
ただしビジネス利用の場合、PREMIUMプランで月額$7(初月30日は無料)が必ずかかってしまいます。
また登録料金に$20が別途発生します。
毎月欠かさず輸入しない場合はかえってネックになってしまう点です。
他にも梱包がかなり雑という口コミが多く見られます。
近年はサービスレベルが上がり改善してきましたが、特別梱包という綺麗な梱包にする有償オプションもあるため、不安な方はこちらを付けた方が良いかもしれません。
また、他比較サービスの中で唯一全く日本語対応しておりません。
トラブル時のやり取りも全て英語でやり取りしなければいけないのが、一番のデメリットかもしれません。
スピアネット
会員登録、月額費がかからないため個人の買い物目的等の少量仕入れの場合最も安いのが、スピアネットです。
また倉庫がオレゴン州にあるため州税(セールスタックス)がかからないのも大きなメリットです。
Amazon向けのFBA納品代行も行っています。
デメリットとしてはオプションに費用がかかるものが多いことです。
同梱費用、検品、写真撮影にも追加費用が掛かってしまいます。
10個口から追加料金が発生するため商品量が多い場合はあまりお得ではないサービスとなります。
マッドビースト
マッドビーストは、転送、コンシェルジュ・購入代行サービスと様々な転送サービスを行なっております。
無償で、商品確認用写真撮影や商品保証もついています。
「Be Beeプラン」がビジネス向けのプランで月額888円(8日間無料使用可)です。
1品限定便という1品目だけを送る無料プランは、送料込み0.45kg/$9.98ポッキリとなりお得です。
テラロジ
テラロジは国内外への入庫、発送作業代行を行なっています。
FBA納品代行、ラッピング・商品撮影サービスと多彩なオプションが魅力的です。
また、CSVで一括入出荷依頼が出来るため、入出荷の依頼がスムーズなのも特徴です。
日本語対応もしており、梱包品は全てopp袋入な丁寧な梱包形態です。
しかし基本価格が高くオプションの追加料金も小出しに発生するためあえてテラロジを使う理由はあまりありません。
輸入コム
日系企業の中で、最安の転送サービスです。
もちろん日本語対応です。
ビジネス会員は月額2980円。
入出荷や決済を専用マイページで管理できます。
また、有料サービスになりますがアメリカからの輸出に必要なインボイスなどの書類を代行が用意してくれるのも魅力的なポイントです。
安心の日系企業、面倒な書類処理まで一括でお願いしたい場合はおすすめの企業です。
AshMart
AshMart
AshMartの特徴は重量ではなく商品代金で手数料が決定します。
そのため、大きめの商品を輸入する場合はメリットがある価格設定となります。
また、会社規模も大きく日本語対応にFBA納品代行等もあり初心者の方でも使いやすい親切で安心な会社です。
オプションも豊富で充実していますが、それぞれ細かく追加料金がかかるためあまり価格面で見るとメリットはありません。
Us-BUYER.com
転送手数料は最安価格で$5と重量2.25kgで済めば純粋なコストの優位性はありますが、それ以上の場合0.45kgずつで$1ずつ追加されていきます。
また、Us-BUYER.comもスピアネットと同じくオレゴン州にあるため州税がかかりません。
eBayの入札代行やFBA納品なども対応していますので、Amazon以外のネットショップでの物販ビジネスを検討している場合、候補に入れて良い企業です。
輸入代行業者を利用する場合の注意点
輸入代行業者を利用する場合の注意点はいくつかあります。
まずは送料です。
これは転送サービスと配送会社ごとで異なりますので、きちんと計算しましょう。
送料が安くないと結局、利益には繋がりません。
また注意点として、手数料と送料は違います。
手数料無料とうたいながら、送料を相場より割高にする企業をあるため注意しましょう。
次にサポート体制です。
海外での取引となるなるためサポート体制は非常に重要です。
トラブルが起きた際に、連絡を取ろうとメールしたが何週間も返信がない。
入荷時、発送時の商品のチェックが甘く不良品が大量に入荷される。
等のケースがあっては、せっかく労力かけて良い商品を見つけても意味がなくなってしまいます。
日本語対応ができるかもトラブル時の大きなポイントになります。
ホームページ等で日本語が正確ではないような企業はあまり期待できません。
注意しましょう。
また、いざ輸入の際に代行業者を使おうと決めた際は必ず相見積もりを取りましょう。
様々なオプションが時期によって有償、無償になっているケースが多々あります。
まとめ
まず自分にあった輸入形態に沿って候補を探しましょう。
価格は何をおいてもとても大切です。
しかし自分だけの商品や販路を開拓し、高単価で利益を取れるようになった場合はむしろトラブル対策に信用できる会社を選ぶ方が良いかもしれません。
自分のセラー評価を高めることもまた利益に繋がります。
うまく代行業者を活用して、自分の輸入スタイルを確立させましょう。
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