ヤフオクの違反申告は無視しても大丈夫?出品停止(取り消し)にならないための対処法


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ヤフオクに出品していたら違反申告が来て、びっくりしてしまう事がありますよね。

「何も悪いことをしているつもりはないから無視したいけれど、大丈夫かな?」

「違反申告されたら出品停止になるの?」

そんな不安な気持ちに駆られるのが、自然でしょう。

でも、ヤフオクで違反申告されたからといって、必ずしもあなたが違反行為をしているとは限りません。

ヤフオクの違反申告は、ユーザーが申告できるシステムになっている為、嫌がらせやいたずらでなされるケースも多くあるからです。

では、違反申告をただ無視していいか?といえば、そうではありません。

まずは、商品や出品方法に問題がないかを確認することが必要です。

ヤフオクでは、利用規約によって販売できない商品がありますし、出品方法についてもルールがあります。

他の人がやっているから大丈夫と思っていたら、調べてみると禁止行為だった!という事があるからです。

その場合、ヤフオク運営側から出品を取り消しされ、最悪の場合、アカウントを停止される恐れがあります。

この記事では、ヤフオクの違反申告のシステムや、うっかり規約違反をしてしまいがちな項目について解説しています。

・初めてヤフオクで違反申告が来てしまって、無視していいのか迷っている人

・どうしたら出品取り消しにならないのか?知りたい人

このような方は、是非この記事を読み進めてください。

違反申告に慌てない知識をつけていきましょう!

ヤフオクの違反申告は無視しても大丈夫?

ヤフオクの違反申告を無視しても大丈夫かどうかは、ケースによって違います。

まず、そもそも違反申告とは何なのかを、説明していきます。

ヤフオクの違反申告とは?

ヤフオクの違反申告とは、規約違反にあたる可能性がある出品をヤフオク運営側に知らせるシステムです。

違反申告が来た段階では、あくまで、違反「かもしれない」という状況なので、実際に違反かどうかを確かめる必要があります。

違反申告は誰がするの?

違反申告をするのは、ユーザーです。

ですから、違反申告の段階では、申告したユーザーが「違反でしょ?」と思ったにすぎません。

違反申告は、ヤフオクからのイエローカードではないのです。

規約を間違って解釈している人から違反申告されてしまうこともあり得るので、慌て過ぎずに、対応しましょう。

違反申告の理由は嫌がらせってホント?

本当に迷惑な話ですが、嫌がらせで違反申告をする人はいます。

自分と同じ商品を扱っている出品者をライバル視して出品を取りやめさせようとしたり、質問した時の回答が気に入らなかったなど八つ当たり的にしたり、理由は様々あるでしょう。

違反申告がくると誰でもドキッとしますから、ライバルが違反申告でストレスを与えて、出品を取りやめさせようとしているケースもあります。

利用規約違反が無ければ無視

利用規約違反が無い!と確認できれば、違反申告に対して何もせず、無視してそのまま出品を続けて大丈夫です。

いたずらに心配して出品を取りやめる必要はありません。

嫌がらせの違反申告だった場合は、取りやめれば相手の思う壺になってしまいます。

ヤフオクで違反申告されるとどうなる?

ここでは、違反申告された後の流れについて解説します。

それを知っておくことで、適切に対応しやすくなるでしょう。

規約違反なら出品停止(取り消し)のリスクあり

違反申告後の流れは下記のようになり、規約違反があれば出品停止になるリスクがあります。

1.ユーザーが違反申告をする

2.運営側(Yahoo!JAPAN)が、該当の出品内容を調査

3.規約違反と判断された場合は、出品停止(削除)が行われる

調査が入る前に自ら出品内容を再確認し、問題点があるなら早速修正しましょう。

違反申告された際にすぐ対応出来るように、違反申告の通知を受け取る設定にしておく事をおすすめします。

設定の仕方は、下記のとおりです。

出品中のオークションに違反申告されたことを知るには、通知の設定で「違反商品の申告」通知を受け取るようにチェックを入れます。

ヤフオク!ヘルプ 違反商品として申告があった場合

 

出品停止(取り消し)にならないための対処法

ここでは、確認すべき利用規約と、うっかりと違反してしまいがちな項目をご紹介していきます。

出品停止(取り消し)にならないように、確認しましょう!

把握すべき利用規約とは?

ヤフオクには、独自の利用規約があります。

法律に違反する出品が禁止されているのはもちろん、法的に問題がなくともヤフオクとして禁止されている行為もあります。

一度、『ヤフオク!利用規約』をよく読んで把握しておきましょう。

その中でも、出品禁止物などについては『ヤフオク!ガイドライン細則』に、明記されています。

全てに目を通して確認しておくことをおすすめしますが、ここでは特によくある規約違反について解説します。

よくある規約違反

ヤフオクで禁止されているのを知らずに行ってしまいがちな規約違反として、下記のような行為があります。

・規約違反商品の出品

・出品物と関係のない画像や単語の使用

・説明欄の価格と実際の価格が違う

・ヤフオク外での取引に誘導する

・第三者の権利侵害が疑われる商品の出品

順に説明していきます。

規約違反の商品を出品している

まず、ヤフオクで出品してはいけない商品を把握しておきましょう。

ヤフオクの出品禁止物は、2020年3月31日現在で、46項目もあります。

例えば、

・毒薬

・武器として使用できるもの

・児童ポルノまたはそれに類するもの

などは、常識的に考えて販売禁止だと判断できるでしょう。

しかし、規約を知らなければ出品してしまいそうなものもあります。

・コンタクトレンズ

・個人で作った(または個人で輸入した)化粧品

なども、出品禁止物です。

使わなくなった使い捨てコンタクトレンズの余りや、ハンドメイドの化粧水などは、違反とは思わずに出品してしまいがちですよね。

ヤフオク!ガイドライン細則』で、出品禁止物を確認しておきましょう。

違反申告された商品が出品禁止物だった場合は、出品を取り消す方が賢明です。

既に入札者がいる場合は、出品取り消しシステム利用料が税込550円(自動車カテゴリの一部は、税込3080円)かかりますが、そのまま出品を続けてヤフオク側から削除されるよりは、自分で取り消す方が良いでしょう。

問題がある出品者と判断されてしまうと、他の出品も調査されたり、最悪の場合、アカウント停止にもなりかねないからです。

出品物と関係の無い画像や単語を出品ページに掲載している

ヤフオクでは、出品物と関係のない画像や単語を商品ページに掲載するのは禁止されています。

具体例を挙げると、下記のような行為は規約違反です。

・実物と違う画像を載せる。

・タイトルに出品物とは別のブランド名を入れる。

・商品説明に「〇〇(有名ブランド名)がお好きな方にお勧めです…」のように書く。

このような行為は実際によく行われているので真似してしまいがちですが、買い手に誤解を与える恐れがあり、禁止されています。

このように事実と違う情報を載せるのは違反行為ですが、反対に商品説明が不十分な場合も規約違反です。

過不足なく必要な商品説明を掲載するように気をつけましょう。

説明欄の価格と実際の価格が違う

出品者が落札者に請求していい代金は下記のように決まっています。

実際の取引で下記以外を請求することは規約違反ですので、やめましょう。

(1) 落札代金

(2) 送料等

送料等とは、以下の範囲とします。

a 運送業者に委託する場合

運賃および代金引換手数料、速達、書留、冷凍、冷蔵等の運送業者に支払うオプションサービスの手数料の実費、および運送業者が指定する運送用梱包(こんぽう)資材の代金

b 自ら落札者の元へ配送する場合

運送業者に委託した場合の運賃相当額を上回らない金額

c 物流代行業者等に業務を委託する場合

運送業者に委託した場合の運賃相当額を上回らない金額

ただし、落札者が希望する場合は、上記の限りではありません。なお、当社が要求した場合、送料等にかかる配送伝票や領収書または運送業者や物流代行業者等との契約書の写し等、送料等の表示が本ルールに基づいて適切であることを客観的に説明できる資料を遅滞なく提出してください。

(3) 返品・交換する際の送料および振込み手数料など送金手数料

(4) 不動産および二輪を含む自動車車体のみ、取得にかかる諸費用および税などの法定費用

ヤフオク!ガイドライン細則 A出品者の禁止行為

 

ヤフオク以外で取引を誘導する

ヤフオクでの取引は、ヤフオクのシステム内で完結するのがルールです。

つまり、ヤフオクの落札システムを利用して商品の売り買いをしなければいけません。

ヤフオクのシステム利用料がもったいないからといって、連絡先を交換してヤフオク外で料金を受け渡しするなどの直接取引に誘導すれば規約違反になりますから、やめましょう。

第三者の権利侵害が疑われる商品の出品

「第三者の権利侵害」に該当する代表例は、下記のような商品の販売です。

・偽物のブランド品

・著作権がある作品を、著作権者に無断で模倣した商品

・日本国内での販売権利者が決まっている海外製品を、権利者の許可なく個人で輸入した商品

偽ブランド品については、出品者が偽物と知らなかったとしても、規約違反になります。

本物である確信がない商品を出品するのは、控えた方が良いでしょう。

また、個人で海外製品を輸入して出品する際にも注意が必要です。

国内で販売権を持っている企業などがある場合は、「第三者の権利侵害」になってしまうからです。

まとめ

ここまで、ヤフオクの違反申告について解説しました。

ヤフオクの利用規約に違反しない取引を行っていれば、違反申告を過度に怖がる必要はありません。

もし知らずに規約違反をしてしまっていた場合は、今回のことを正しい知識を学ぶ良い機会と捉えて、必要な修正をすれば大丈夫です。

この記事が、トラブルのないヤフオク利用のお役に立ちますように!

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