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ヤフオクで落札した商品がなかなか発送されない場合
「すぐに使いたいから早く入金したのに!」
「何か理由があるのかな」
「このまま発送されなかったらどうすればいいんだろう…」
このように、怒りや不安など様々な感情が湧いてくると思います。
出品者の事情を考え、催促を躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし理由はどうあれ、連絡をしてみることは重要です。
忘れていたり、後回しにしているだけであれば、連絡をすることで発送を早められるかもしれません。
仮に返信がなかった場合には「詐欺かも?」と疑うこともできます。
どちらにせよ、発送が遅れているのは出品者側の落ち度です。
発送予定日を過ぎている場合には堂々と催促をして構いません。
ただし、攻撃的な態度で連絡をするのはやめましょう。
気分を害した出品者に低評価を付けられてしまう可能性もあるからです。
この記事では、ヤフオクで商品が発送されない理由や効果的な催促方法を解説しているので
・商品が発送されないときの適切な対処方法を知りたい
・催促を送りたいけど文面に悩んでいる
こういった方はぜひご一読ください。
落札した商品が届かない時は泣き寝入りせず、冷静に対処をしましょう。
ヤフオクで落札した商品が発送されない理由とは?
ヤフオクで落札した商品が発送されないのには様々な理由が考えられます。
些細な理由の場合もあれば、相手に悪意がある場合もあります。
出品者情報や取引メッセージのやり取りを確認し、相手の性格などを推測するのも大切です。
出品者が発送を後回しにしている
商品が発送されない場合、出品者が発送を後回しにしている可能性もあります。
例えば
・単に面倒くさがりな性格
・仕事や家事が忙しく時間が取れない
・発送を忘れている
このような事情が考えられます。
落札をして入金まで済ませた側からすると腹が立つかもしれませんが、こういったケースならば、催促をすれば商品を発送してくれる可能性が高いです。
詐欺を目的として出品している
出品者が詐欺を目的として出品している場合もあります。
現在のヤフオクでは、ほとんどの場合Yahoo!かんたん決済で支払いが行われます。
落札者が支払った代金は一旦Yahoo側で預かられ、落札者が商品の受取連絡を行うと出品者に入金されるシステムです。
これにより、以前よりは詐欺をしにくい環境にはなりましたが、完全になくなったわけではないため注意が必要です。
決済完了後、落札者が受取連絡を行わないまま14日が経過した場合は出品者に対して自動的に入金がされるようになっています。
詐欺の疑いがある場合は14日が経過する前に対処をしましょう。
無在庫で販売している
無在庫販売をしている場合、発送が遅くなる可能性が高いです。
無在庫販売とは、在庫がないまま出品し、落札されてから商品を仕入れる販売方法です。
ただでさえ迅速な発送が難しい上に、仕入れに時間がかかってしまうこともあります。
ヤフオクでは無在庫販売は規約違反に該当する行為です。
怪しいと感じたらすぐに通報を行いましょう。
記載の住所が間違っている
住所が間違っているために届かない可能性も考えられます。
・登録している住所に誤りがあった
・相手が住所を間違えて記載した
こういった理由で返送されているかもしれません。
出品者と連絡を取り、住所の確認や再送について話し合いましょう。
ヤフオクで落札した商品が発送されない場合の催促の方法
ヤフオクで落札した商品が発送されない時は
・商品の発送予定日を過ぎたら催促メッセージを送る
・返信がなかった場合は電話をかける
・決済完了から8日経過したらYahoo!に報告する
このように、いくつかの段階を踏んで催促を行いましょう。
出品者側にもやむを得ない事情があるかもしれません。
最初は取引メッセージを送り、様子を伺うことから始めましょう。
催促メッセージを送る
商品ページを見ると「発送までの日数:支払い手続きから1~2日で発送」というように発送予定日が記載されています。
ここに記載されている日数が経過したら、出品者に対して催促メッセージを送ってみましょう
相手に気付かせるきっかけにもなりますし、やむを得ず発送が遅れている場合にはその理由を教えてもらえるかもしれません。
まずは取引ナビでメッセージを送り、返信を待ちましょう。
出品者に電話する
催促メッセージを送ったにも関わらず、
・商品が届かない
・返信もない
こういった状況であれば出品者に電話をかけてみましょう。
時間によっては電話に出られないことも考えられるため、時間をあけて数回かけてみるとよいでしょう。
Yahoo!に報告する
どうしても出品者と連絡が取れない場合はYahoo!JAPANに報告を行いましょう。
商品代金の決済をしてから8日経つと、取引ナビに「Yahoo!JAPANに報告する」というリンクが現れ、返金申請を行えます。
ただし、この方法が使えるのは決済完了から8日後~12日後までと期間が非常に短いことに注意してください。
念の為、Yahoo!JAPANに報告後も引き続き出品者に催促メッセージを送り続けましょう。
被害届を出す
詐欺の疑いがあったり、出品者が明らかに悪質な場合には警察に被害届を出すという選択もあります。
ヤフオクのホームページでもトラブル対応の例として被害届けの出し方を紹介しています。
・対象となったオークションID
・相手方のYahoo! JAPAN ID
・送金先の銀行名、口座番号、あて先(商品送付の場合には送付先住所、あて名)
・送金(または商品の送付)を証明する書類の写し
・相手とのメールの交換記録(メールの記録は、ヘッダー情報を全部表示して印刷する)
・具体的な状況を説明するメモ
このように必要な情報や資料を用意し、最寄りの警察署に相談に行きましょう。
警察から要請があった場合は、ヤフオクも登録情報についての回答を行うなど、捜査に協力をしてくれます。
裁判所に訴状を出す
簡易裁判所の少額訴訟制度を利用する方法もあります。
少額訴訟制度とは、60万円以下の金銭支払いを要求するための制度です。
・訴状
・申立手数料
・相手に書類を郵送するための切手
・添付書類
これらを用意して簡易裁判所に提出します。
手数料は支払要求額によっても変わりますが、数千円程度とされています。
少額訴訟制度を利用するかどうかの判断は、被害額と経費を天秤にかけて行いましょう。
出品者への効果的な連絡メッセージ
最後に、出品者への効果的なメッセージをご紹介します。
そもそも商品が発送されないというトラブルが起こらないように、商品を落札した時点から積極的に出品者とコミュニケーションをとることが大切です。
落札時の連絡がない場合
商品を落札後に相手からなんの連絡もない場合、こちらから連絡をしてみましょう。
例えば、
「この度、落札させていただきました、◯◯と申します。
商品代金の決済は明日の午前中に行う予定です。
短い間ではございますが、取引終了までどうぞよろしくお願いします」
というように、挨拶と一緒に入金日を伝えれば、相手からも発送日を教えてもらえるかもしれません。
落札した商品の発送が遅れている場合
落札した商品の発送予定日が過ぎても発送されない場合は、支払いが完了している事を伝え、発送がいつ頃になるかを尋ねましょう。
「お世話になっております。
○日に支払手続きを行いましたが、ご確認いただけましたでしょうか。
こちらの商品を近日中に利用する予定があるため、ご連絡いたしました。
お忙しいところ申し訳ございませんが、発送日の目安を教えていただければと思います。
ご連絡をお待ちしております」
このように「商品を早く使いたい」という意思表示をするのがポイントです。
角を立てないように注意しつつ、相手に発送を急がせるような連絡をしましょう。
評価をもらえない場合
最後に、出品者から評価をしてもらえないときに送る催促についてです。
ヤフオクの評価は強制ではないため、しつこい催促は好ましくありません。
お礼の挨拶と併せてさりげなく行うのがおすすめです。
「お世話になっております。
本日、商品を受け取りました。
迅速かつ丁寧な対応をしていただき、大変感謝しております。
ヤフオクで商品の受取連絡を行い、併せて評価も付けさせていただきましたのでご確認ください。
お手数ではございますが、私の方の評価もしていただけると幸いです。
またご縁がありましたらよろしくお願いいたします。
この度はお取引ありがとうございました」
このような文章を取引ナビや評価をする際のメッセージで送れば、評価を付けてくれるかもしれません。
ただし、何度も催促をすると相手の気分を害し、逆効果になることもあるため注意しましょう。
まとめ
ヤフオクで落札した商品が発送されないのには様々な理由があります。
出品者側にやむを得ない事情がある場合もあるため、まずは様子を見ましょう。
最初の目安は、商品ページに記載されている発送予定日です。
これを過ぎたら、出品者側に落ち度があると考えられるため、催促をしても問題ありません。
ただし、強気な姿勢で催促をすると逆に話がこじれてしまう可能性もあります。
催促をする際は相手の気分を害さないように、必ず丁寧な対応を心掛けましょう。
また、もし相手と連絡が取れなくなってしまった場合は早めにYahoo!JAPANに報告を行うことも大切です。
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