コンビニから発送のできる「ゆうゆうメルカリ便」を使ってみようとメルカリガイドを読んでみたけれど…
「もうひとつピンとこないなあ?」
「コンビニでの手続きもややこしそうだし…」
と、つい二の足を踏んでしまう方が多いようです。
「ゆうゆうメルカリ便」のコンビニ発送にはメリットがたくさんあります。
メルカリ市場で上手に物販していく上で是非とも使いたい発送方法ですが、 手続きや手順が少し分かりにくいという難点もあるようです。
「コンビニからの発送って?どこのコンビニでも大丈夫?」
「端末機(Loppi)の操作が難しそう。できるかな?」
「ローソンからの出荷後、超過料金が発生し差出人返還されてしまった」
そんな不安やトラブルも、出品作業のそれぞれの場面で大切なポイントを一つひとつ押さえて進めていくことで解決します。
1.出品するとき
2.売れたとき
3.商品を梱包するとき
4.コンビニにでの手続きのとき
コンビニに荷物を持ち込むまでに、手順に沿ってやるべきことをきっちり済ませておけば、難しさは感じなくなっているはず。
・ゆうゆうメルカリ便のコンビニ発送に一歩を踏み出せない方
・発送後、料金超過で失敗したことがある方
・コンビニでの手続きがうまくいかなかった方
そんな方はこの記事をお読みください。
これさえ読めば大丈夫!を、場面別の注意事項をあげて、分かりやすく解説します。
最後まで読んで、失敗のないメルカリ物販への足掛かりをつかんでくださいね。
ゆうゆうメルカリ便はコンビニから発送できる
ゆうゆうメルカリ便は、郵便局からだけでなくコンビニのローソンからも発送できます。
わかりやすいネーミングが表しているように、日本郵便が提携しているメルカリ独自の配送サービスです。
持ち込み窓口がローソンでも、購入者には日本郵便から商品が配送されます。
日本郵便の安全安心とコンビニが使える便利さがタッグを組んだすてきなプラン!
利用しない手はないですよね。
ゆうゆうメルカリ便について、ここで特徴をまとめてみましょう。
・購入者は、宅配だけでなく郵便局、コンビニ、はこぽすでも受け取れる
(はこぽすは郵便局などに設置されている商品の受け取りが可能な宅配ロッカー)
・宛名書きが不要
・匿名配送できる
・取引画面で配送状況を確認できる
・発送料金は売上利益から自動引き落とし
・配送補償が付いていて万一のときはメルカリが全額補償
・発送窓口は、郵便局とローソン(2019年現在、コンビニではローソンのみ対応)
・小型向けの「ゆうパケット」と中・大型向けの「ゆうパック」から選べる
・配送料金が安い
たくさんのメリットに、驚く方もいるのではないでしょうか。
特に、ゆうゆうメルカリ便の小型パック「ゆうパケット」では、1㎏以内で厚さ3cm以内なら送料が一定です。
通常のゆうパケットの送料が250〜350円のところ、全国一律175円!
これは、小型商品のあらゆる配送法の中で最安値です。
「同一地域だけでなく、九州から北海道に送っても175円?信じられない!」
これは、本当に驚きの安さです。
発注先の住所を気にすることなく商品価格が設定できますね。
しかも、配送状況も追えるし補償もついています。
安いうえに安心と安全も担保されている、とてもありがたいシステムのゆうゆうメルカリ便。
「ゆうゆうメルカリ便を使ってみたいけど、どんなことに注意すればいいのかな?」
例えば、読み終わったほとんど傷や汚れのない単行本を出品するとします。
写真を撮って商品名や説明を書き込んだら、
配送について→配送料の負担→送料込み(出品者負担)を選択して進みましょう。
これが、第一歩です。
この送料出品者負担の指定がないと「ゆうゆうメルカリ便」を選択することができません。
出品時に、まずはアプリ上でゆうゆうメルカリ便への参加表明をすませるということですね。
ローソンから発送する場合の出品の流れ
ゆうゆうメルカリ便をローソンから発送する場合の出品の手順について解説します。
入り口である出品時の設定をする時に、大切なポイント。
それは、配送料の負担者を「送料込み(出品者負担)」にして配送方法を「ゆうゆうメルカリ便」に設定することです。
何度も言いますが、この設定をしておかないとゆうゆうメルカリ便は使えません。
ここまでは、ゆうゆうメルカリ便の郵便局発送の場合と同じです。
商品が売れたあとから違ってくるコンビニ発送の流れは以下のようになります。
コンビニ用の二次元バーコードを生成→ローソンに持ち込みローソンの端末機Loppiで申し込み券を発行→レジから発送
詳細は、後ほど解説しますね。
ここでは、ゆうゆうメルカリ便に設定する時のアプリ上の操作手順をはじめから見ていきましょう。
1.商品を出品する際に送料の負担者を「送料込み(出品者負担)」にします
2.「送料込み(出品者負担)」を選択すると、次の画面に配送法が出てきます
3.配送法で「ゆうゆうメルカリ便」を選びます。
4.商品の情報画面で上記の二つを確認したら、「出品する」ボタンで出品を完了させましょう!
5.出品が完了したら商品が売れるまで待ちます
以上が、出品までの手順と流れです。
情報画面は、選択→次の画面→選択→次の画面
という形になりまから、一つずつ間違えないように選択して進めば、第一段階は
突破です。
一つ一つクリアして、自信を持って「出品する」ボタンを押しましょう。
商品が売れた後の流れ
商品が売れて購入者からの支払いを確認したら、いよいよ次の発送作業です。
ここでの第一段階もやはり、アプリ上の正しい設定です。
コンビニ用二次元バーコードを生成するための手順でつまずかないことがポイントになります。
まずは、「サイズを選択」することです。
サイズ選択を済ませてからでないと、二次元バーコード生成画面が出てきません。
商品が売れた後の流れは以下のようになります。
1.アプリ上で「取引画面」→「荷物の発送方法」→「サイズを選択」→コンビニ用二次元バーコードを生成する
2.スマホやパソコンで取得したコードを持って、ローソンへ商品を持ち込む
3.ローソンの端末、Loppiで「Loppi専用コードをお持ちの方」にバーコードをかざして受付票を出力する
4.受付票をレジに提出し、送り状を受け取る
5.自分で送り状を荷物に添付してレジから発送する
6.取引画面で購入者に発送した旨の通知をして完了
作業を進めて行くうえでの注意事項を書き出しておきます。
・発送に取り掛かるのは必ず購入者の支払い確認を済ませてから
・代金は売上金からの天引きなので、コンビニで支払わないように
・「発送通知をする」というボタンは発送が完了するまで押さないように
発送通知後は取引画面から双方発送状況を確認することができます。
発送通知のコメントで、購入者にゆうゆうメルカリ便で発送したことを伝えましょう。
さらに、ゆうパケットで送った場合は、郵便受けを確認するように知らせることが必要です。
購入者が対面での受け渡しであると勘違いして郵便受けを確認しない可能性があるからです。
「本日ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットで品物を発送しました。
2~3日中に郵便受けに届く予定ですので、ご確認のほどお願いいたします」
こういったメッセージできちんと伝えて、トラブルを未然に防いでおきましょうね。
商品を梱包する
アプリ上の手続きが無事終わったら、梱包作業に入ります。
特に、最安値のゆうパケットで送りたい場合は注意が必要です。
A4サイズの規定についてきちんと理解しておかなければなりません。
規定外と認定されると購入者に迷惑がかかったり、差出人返還になったりと面倒なことになるからです。
例えば、楽しみに待っていた購入者のもとに料金超過の商品が届いたとしたら、どうでしょう?
絶対にさけたいことですよね。
サイズ制限を踏まえて、事前準備を慎重に。
雑な計り方でゆうパケットに指定して、あとで追加料金が発生したらたいへんです。
購入者にも迷惑をかけるし、自分へのダメージも大きいのでここで手を抜いてはいけません。
ゆうパケットには
・A4サイズ(3辺合計60cm以内のうち、長辺34㎝以内で厚みが3cm以内)、重量1kg以内
ゆうパックには
・100㎝未満、25kg以内
という制限があります。
特に、ゆうパケットの厚みを計るスケールは、自分で持っておくようしたほうが良いでしょう。
段ボールを使って作るという方法もありますが、ずっと使っていくことを考えると、しっかりしたスケールを一つ買っておいてもいいですね。
幸いなことに、安価で手に入るスケールがいくつかありますよ。
例えば、
・ヤフーショッピングで200円の「ゆうパケット用スケール(厚さ測定定規3穴)」
・ヤフオクで100円~200円で購入できる「クリックポスト用スケール」「ゆうパケット用スケール」
などが、3cm×25㎝以内のサイズがきっちり計れて便利です。
まずは、スケールを購入して使ってみてください。
たった100円、200円の負担で大きな安心が手に入るのを実感できるでしょう
どうしても微妙な厚みで計測に自信がない場合もありますよね。
少し料金がかかりますが、ゆうパケットに特化した既定の梱包材を使うのも一つの方法です。
通常のゆうパケットで使われる「ゆうパケット用段ボール箱」と「宅配ビニール袋」が郵便局で購入できます。
サイズを計るのが難しかったりサイズ感が分からない場合のトラブルを避けるためには、オススメです。
【ゆうパケットとゆうパックのサイズと送料】
配送方法 | サイズ | 料金 |
ゆうパケット | A4サイズ・厚さ3cm以内・1㎏以内 | 175円 |
ゆうパック | 60サイズ〜100サイズ・25㎏以内 | 60サイズ :700円
80サイズ :800円 100サイズ:1,000円 |
ゆうパケットの梱包に関してはサイズと重量の条件を満たしていれば、特に指定はありません。
一般的には、プチプチなどで梱包した商品を紙封筒に入れるという方法が人気のようです。
調査によると、メルカリでの評価やレビューの6割は梱包に関する内容だと言われています。
どんなに良い商品でも、梱包が雑だと破損の原因にもなりますし、評価やレビューにも影響します。
購入者側(心待ちしていた商品を手に取る側)に立って、心を込めて梱包しましょう。
サイズの問題だけではなく、どんな場合もできるだけしっかりしたきれいな梱包を心がけるのは、メルカリ物販の基本です。
二次元バーコードを生成する
ここまでで何度か出てきた「二次元バーコード」
バーコードそのものについては、買い物の清算はほぼすべてと言っていいくらいに日常的に目にするものです。
とは言え、自分が生成して使うという経験はどうでしょう?
「メルカリ初心者です。二次元バーコードの生成というのがよく分かりません」
いきなり出てくる「二次元バーコードの生成」と言う言葉に、なんとなく後ずさり。
ゆうゆうメルカリ便で発送しようと思っても、ちょっと立ち止まってしまう初心者さんは、多いのではないでしょうか。
二次元バーコードは、メルカリ便を利用する時に使われる通行手形のようなものです。
ローソンのLoppiにかざすだけで、顔パス状態。
購入者と出品者の情報が組み込まれていますから、生成の仕方さえ分かって手に入れてしまえば、そのあとは簡単です。
二次元バーコードには、出品者と購入者が匿名のままで送り状を作成できるデータが組み込まれています。
二次元バーコードの生成の仕方を順を追って以下に説明します。
1.出品時に、配送法として「ゆうゆうメルカリ便」に設定していることが前提
2.取引画面で荷物のサイズを選択したら、二次元バーコード生成画面が出現
3.「コンビニ用バーコード」をタッチすると二次元バーコードが表示される
「たった三つの行程だったの?」
と、驚く方もいらっしゃるでしょう。
でも、出品段階でのこの三つをクリアしないと、そもそもゆうゆうメルカリ便は使えません。
サイズの指定まで進まないと二次元バーコードの生成画面は出てこないのです。
そのことが分かると、より効率的な手順も身に付きそうです。
出品の段階から、サイズによる梱包のイメージも抱けるとベストですね。
ローソンでの発送する為の手続き方法
ゆうゆうメルカリ便のコンビニ発送はLoppiというローソンの端末機で手続きを進めて行きます。
案内通りにタッチしていけば、難しい作業ではありません。
荷物と二次元バーコードの生成されているスマホを持って、ローソンへ。
「でも、Loppiを使ったことがないから、不安」
初めてのお使い!みたいな心境になるかもしれませんが、一度クリアしてしまえばもう大丈夫です。
わかりやすく手順を解説します。
1.Loppiトップ画面の「Loppi専用コードをお持ちの方」をタッチ
2.出品時に取得したコンビニ用二次元バーコードをLoppi本体のバーコードリーダーにかざす
3.お申込み内容を画面から確認し、内容に間違いがなければ「発行する」をタッチ
4.「Loppi申込み券」(レシート)が発券される
5.発券された申込券(レシート)を30分以内にレジに提出
6.店員よりA4サイズの配送伝票とビニールの伝票納入袋が渡される
7.ビニールの伝票袋を荷物に貼り付ける
8.3枚に切り離した伝票を、上からA→B→Cの順番になるように「伝票納入袋」に入れる
9.荷物を店員に渡す
これで配送手続きは完了です。
Loppiの画面にスマホをかざす時に、画面が暗いと読み取れない場合があるので、画面を明るくしておくことも大切です。
もちろん、二次元バーコードの表示されているスマホやパソコンを忘れないようにすることは大前提ですね。
効率良く発送を行う為のコツ
ゆうゆうメルカリ便での発送は、「出品時」と「取引時」にメルカリのアプリ上で手続きをしてからコンビニへ持ち込むことで完了します。
そう思えば、ある意味、単純とも言えるのではないでしょうか。
メルカリはもともと、スマホで手続きをして物販する市場です。
そのことを踏まえて、取引画面から間違いのない選択肢を選んで進んでいけば、ゆうゆうメルカリ便の発送手続きに行き着くはずです。
その時、途中で迷わないためのコツと言うものがあるとすれば、前もって梱包のイメージを抱いておくことではないでしょうか。
ゆうゆうメルカリ便には、前述したようにサイズや重量に制限があるからです。
もちろん梱包したうえで計測を済ませて置くのがベストです。
ただ、そこまで完璧ではなくても、料金が想定できる形にしておくのがよいでしょう。
後々の超過料金の発生によるトラブルを避けるためにも、必要なことです。
ひと手間をかけることが、効率の良い発送につながるということを覚えておきましょう。
ローソンから発送する場合の注意点
便利なローソン発送ですが、ちょっとしたミスで購入者とのトラブルに発展する可能性もあります。
そうならないために、特に注意すべきことを具体的に上げておきましょう。
・事前にサイズをしっかり計っておく
2018年8月29日に、メルカリより
「【ゆうゆうメルカリ便】ローソンからの発送をご利用の皆さまへのお願い」という以下の告知がありました。
「2018/9/1(土)より、ゆうゆうメルカリ便はローソン全店舗を対象に、荷受時のサイズ計測を行わない運用に変更いたします。
コンビニから荷物を発送される際は、事前にご自身でサイズの計測を行う必要があります。」
ローソン店舗では、サイズ計測しません。
ローソンで確かめができないので、サイズをきっちり計ってから持ち込まないと追加の料金が発生する可能性があります。
そうなると、購入者に迷惑が掛かったり受け取り拒否などのトラブルの原因になるので何としても避けたいことですね。
「少しでも送料を安くして利益を出したい」
という気持ちはわかりますが、トラブルになったり悪い評価になれば元も子もありません。
どうしても微妙なサイズで自信がない場合は面倒でも郵便局から発送した方が無難です。
サイズオーバーによる発送トラブルは、発送人の怠慢とケアレスミスであることを
肝に銘じましょう。
コンビニでの作業については、以下のことにも注意が必要です。
・店頭でのレジ登録は最大5件まで
多くの荷物を持ち込まれる場合は、郵便局のご利用をお勧めします。
・複数の荷物を発送する場合は送り状の貼り間違いに注意
送り状の貼り間違いを防ぐために、前もって荷物に商品名をメモしておくなどの工夫が必要です。
送り状の荷物への添付も必ず自分で行いましょう。
まとめ
ゆうゆうメルカリ便でのローソンでの発送手順、いかがでしたか?
出品時→売れてから→二次元バーコードの生成→ローソンでの発送時
と、場面ごとに外せないポイントがありましたね。
らくらくメルカリ便に比べると少し複雑ですが、一度慣れてしまえばそれほど難しくはありません。
送料が最もかからない方法ですから、ぜひ、取り組んでみてください。
特に、小さくて軽くて高いもの、例えばCDやDVDや本などの発送におすすめです。
ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットでは、全国一律175円の最安値で送れます。
慣れてしまえば、安全で安定した最も稼げる配送法になるはずです。
メルカリ物販の初心者にこそおすすめしたいメルカリの配送サービス、「メルカリゆうゆう便」に、ぜひ、取り組んでみてください。
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