ラクマは販売手数料が3.5%と格安である分、送料に関しては少し高めになっています。
そのため、配送方法の選択には注意が必要ですが、
「発送方法の種類が多くて違いがよく分からない」
「どの配送方法を選ぶのがお得なの?」
など、ラクマの発送方法の選び方が分からない方もいらっしゃると思います。
たしかに複雑に感じてしまいますが、少しずつ理解を深めていけば大丈夫です。
まず、ラクマで利用できる配送業者は「日本郵便」と「ヤマト運輸」の2つしかありません。
そして、それぞれの配送業者とラクマが提携した配送サービスが「かんたんラクマパック」で、一部サービスが通常よりもお得に利用できます。
これを踏まえて、ラクマで使える発送方法をまとめると以下のように分類できます。
・かんたんラクマパック(日本郵便)→ ゆうパケット、ゆうパック
・かんたんラクマパック(ヤマト運輸)→ ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便
・日本郵便 → レターパックライト、レターパックプラス、クリックポスト、ゆうパック元払い、ゆうパケット、ゆうメール元払い、スマートレター、普通郵便
・ヤマト運輸 → 宅急便コンパクト、宅急便、ヤマト便
これらの発送方法を必要なサービスや商品のサイズなどに合わせて使い分けます。
それぞれの発送方法について、この後詳しく解説していくので
・メルカリじゃなくラクマを使いたい
・お得な配送方法を知りたい
という方はぜひご覧ください。
配送方法を上手く使い分け、お得に取引ができるようになりましょう。
ラクマでお得な「かんたんラクマパック」の特徴
かんたんラクマパックは、ラクマと日本郵便・ヤマト運輸の提携サービスで、一部の配送方法について、通常よりもお得に利用ができます。
具体的には
・全国一律の送料
・宛名書きが不要
・ラクマの取引ページで配達状況が確認できる
・ラクマあんしん補償が付いている
という特徴があります。
かんたんラクマパックは2種類に分かれ、
かんたんラクマパック(日本郵便)→ ゆうパケット、ゆうパック
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)→ ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便
以上の5種類の配送方法を利用できます。
また、かんたんラクマパック(日本郵便)に限り匿名配送に対応しています。
かんたんラクマパック(日本郵便)で発送
かんたんラクマパック(日本郵便)はゆうパケットとゆうパックに対応しています。
出品時に配送方法をかんたんラクマパック(日本郵便)設定した商品は全て匿名配送サービスの対象商品になります。
ゆうパケット(小型サイズ)
かんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパケットは小型サイズの商品を発送するのに適しています。
送料は全国のどこに発送しても一律179円です。
サイズの条件は
・3辺の合計が60cm以内
・長辺34cm以内
・厚さ3cm以内
・重さ1kg以内
このようになっており、書籍類の発送に向いています。
普通のゆうパケットとの送料の違い
かんたんラクマパックのゆうパケットは、厚さ3cm以内の商品を179円で発送することができます。
それに対し、普通のゆうパケットは厚さによって送料が変化します。
・厚さ1cm以内 → 250円
・厚さ2cm以内 → 310円
・厚さ3cm以内 → 360円
このように、かんたんラクマパックと比べると割高であることが分かります。
ゆうパケットの発送場所
かんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパケットは
・郵便局
・ローソン
のいずれかで発送手続きができます。
郵便局では「ゆうプリタッチ」かレジでQRコードを読み取って送り状を発行します。
ローソンでは「Loppi」でQRコードを読み取って申込券を発行し、荷物と一緒にレジへ持っていき手続きを行います。
また、首都圏一部のローソンにはスマリボックスという、レジに行かずにゆうパケットを投函できるボックスが設置されています。
ゆうパケット利用時の注意点
かんたんラクマパックのゆうパケットを利用する場合、配送方法の選択画面で必ず「かんたんラクマパック(日本郵便)」を選択しましょう。
普通の「ゆうパケット」を選択し、そのまま商品を購入されるとかんたんラクマパックに変更することはできなくなります。
また、出品時に配送方法を「未定」とした商品については、取引開始後であってもかんたんラクマパックに変更が可能ですが、匿名配送にはならないという点には注意しましょう。
ゆうパック(中から大型サイズ)
かんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパックは、中~大型サイズの商品を発送するのに適しています
・販売価格が1,560円以上
・縦・横・高さの合計が170cm以内
・重さ25kgまで
といった商品で利用できます。
送料は商品のサイズによって変わります。
サイズ別の送料については以下の表をご覧ください。
サイズ | 送料 |
60サイズ | 800円 |
80サイズ | 900円 |
100サイズ | 1,150円 |
120サイズ | 1,350円 |
140サイズ | 1,500円 |
160サイズ | 1,500円 |
170サイズ | 1,500円 |
普通のゆうパックとの送料の違い
かんたんラクマパックではない通常のゆうパックの場合、発送元と発送先の距離によっても送料が変わってきます。
例えば、東京都から大阪府へ60サイズの商品を発送する場合の送料は970円です。
これだけ見るとかんたんラクマパックの800円の方がお得に見えます。
しかし、通常のゆうパックで送る場合には割引サービスを使うことができ、場合によってはかんたんラクマパックよりも安くなることもあります。
例えば、ゆうパックスマホ割アプリを使うとゆうパックの基本運賃から180円引きされます。
その上、前月までの1年間の間に10個以上の発送がある場合には10%の割引があります。
匿名配送にこだわらず、なるべく送料を抑えたい方はゆうパックで使える割引も含めて検討すると良いでしょう。
ゆうパックの発送場所
かんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパックは、郵便局もしくはローソンから発送することができます。
取引画面から発送場所に応じたQRコードを準備して手続きを行いましょう。
首都圏一部のローソンに設置されているスマリボックスはゆうパケット専用であり、ゆうパックでは使えないので注意しましょう。
ゆうパック利用時の注意点
かんたんラクマパックのゆうパックは商品の販売価格が1,560円以上の場合にしか利用できないことに注意しましょう。
実は私も、1,560円未満の商品をかんたんラクマパックで出品してしまった経験があります。
商品が購入され、郵便局で発送手続きを行う際に、かんたんラクマパックが使えないことを聞き、普通のゆうパックで発送することになりました。
ここで発生する問題はかんたんラクマパック(日本郵便)は全て匿名配送が適用されてしまうことです。
つまり、かんたんラクマパックが使えなくなり、他の手段で発送する場合には、相手の氏名や住所を聞き出さなければなりません。
私の場合は購入者の方にしっかりと説明して理解して頂けたので問題ありませんでしたが、場合によってはクレームに発展する恐れもあります。
かんたんラクマパックの利用を考えている方は、トラブル防止のためにも、商品の販売価格に注意しましょう。
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)で発送
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)は
・ネコポス
・宅急便コンパクト
・宅急便
の3種類に対応しています。
商品のサイズを測り、適切な配送方法を選びましょう。
ネコポス(小型サイズ)
ネコポスはA4サイズ以内の小さな商品を発送するのに適しています。
具体的には
・31.2cm×22.8cm以内
・厚さ2.5cm以内
・重さ1kg以内
といった荷物を送れます。
ただし小さすぎるのもNGで、23cm×11.5cmよりも大きなものでなければなりません。
ネコポスの送料は全国一律で200円です。
ネコポスの発送場所
ネコポスは
・ヤマト営業所
・ファミリーマート
のいずれかで発送手続きができます。
ヤマト営業所では「ネコピット」を使って送り状を発行できます。
ファミリーマートでは「famiポート」で申込券を発行し、レジにて発送手続きを行います。
宅急便コンパクト(小~中型サイズ)
かんたんラクマパックの宅急便コンパクトは、商品の販売価格が555円以上の場合に利用できます。
宅急便コンパクトは、専用BOXに商品を入れて発送する方法です。
・薄型専用BOX → 24.8cm✕34cm
・専用BOX → 20cm✕25cm✕5cm
という2種類の専用BOXがあり、ヤマト営業所や一部のコンビニで70円で購入する事ができます。
料金は全国一律で530円なので、専用BOXと合わせて送料は600円ということになります。
普通の宅急便コンパクトとの送料の違い
かんたんラクマパックではない通常の宅急便コンパクトの場合、発送元と発送先の距離に応じて料金が変わります。
例えば、関東地方から関西地方へ発送する場合の送料は
・660円(通常料金) + 70円(専用BOX代) = 730円
となります。
通常の宅急便コンパクトの送料は、単純に比較するとかんたんラクマパックよりも高いですが、ヤマト運輸には様々な割引サービスがあるため、人によってはかんたんラクマパックよりも安く発送することも可能です。
宅急便コンパクトの発送場所
かんたんラクマパックの宅急便コンパクトは
・ヤマト営業所
・ファミリーマート
のいずれかに持ち込んで発送を行いましょう。
ヤマト営業所では「ネコピット」、ファミリーマートでは「famiポート」を使って発送手続きを行います。
宅急便コンパクト利用時の注意点
かんたんラクマパックの宅急便コンパクトは、配送方法の選択で「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択すると利用できます。
中には普通の「宅急便コンパクト」という選択肢もあるため、間違えないように注意しましょう。
また、宅急便コンパクトは他の発送方法と異なり、専用BOXを別途購入する必要があります。
専用BOXの購入費用として70円必要ということを覚えておき、しっかりと利益計算をした上で出品するようにしましょう。
宅急便(中~大型サイズ)
かんたんラクマパック(ヤマト運輸)の宅急便は商品の販売価格が1,560円以上の場合にのみ利用できます。
送料は商品のサイズや重さによって決まります。
サイズ | 送料 |
60サイズ(2kgまで) | 800円 |
80サイズ(5kgまで) | 900円 |
100サイズ(10kgまで) | 1,150円 |
120サイズ(15kgまで) | 1,350円 |
140サイズ(20kgまで) | 1,500円 |
160サイズ(25kgまで) | 1,500円 |
普通の宅急便との送料の違い
かんたんラクマパックではない普通の宅急便は、サイズや重さだけでなく、発送元と発送先の距離によっても送料が異なります。
例えば、関東地方から関西地方へ発送する場合の送料を、かんたんラクマパックの送料と比較してみると
サイズ | かんたんラクマパックの宅急便 | 普通の宅急便 |
60サイズ(2kgまで) | 800円 | 1,040円 |
80サイズ(5kgまで) | 900円 | 1,260円 |
100サイズ(10kgまで) | 1,150円 | 1,500円 |
120サイズ(15kgまで) | 1,350円 | 1,720円 |
140サイズ(20kgまで) | 1,500円 | 1,960円 |
160サイズ(25kgまで) | 1,500円 | 2,180円 |
このようになります。
全てのサイズでかんたんラクマパックよりも送料が高いですが、ヤマト運輸の各種割引サービスの利用状況によってはお得になる可能性もあります。
宅急便の発送場所
かんたんラクマパックの宅急便は、ネコポスや宅急便コンパクトと同様に、ヤマト営業所の「ネコピット」かファミリーマートの「famiポート」で送り状を発行し手続きを行います。
宅急便利用時の注意点
かんたんラクマパックの宅急便は、配送方法の選択で「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択すると利用できます。
普通の「宅急便」を選んでしまうと、かんたんラクマパックで発送することができなくなってしまうので注意しましょう。
かんたんラクマパック以外の発送方法一覧
ラクマではかんたんラクマパック以外の発送方法も様々用意されています。
・日本郵便 → レターパックライト、レターパックプラス、クリックポスト、ゆうパック元払い、ゆうパケット、ゆうメール元払い、スマートレター、普通郵便
・ヤマト運輸 → 宅急便コンパクト、宅急便、ヤマト便
場合によってはかんたんラクマパックよりもお得に発送することができるため、商品のサイズや自身が受けられる割引などを考慮して選択しましょう。
A4サイズより小さいか大きいかが目安
商品を発送する際、サイズによって送料が決まりますが、一つの目安となるのがA4サイズです。
まずは、商品を梱包したときのサイズが、A4サイズより小さいか大きいかを考えましょう。
A4サイズより小さな商品を発送
梱包した商品がA4サイズより小さい場合の発送方法は
・宅急便コンパクト
・レターパック
・スマートレター
・クリックポスト
・ゆうメール
・普通郵便
この中から選ぶことになります。
それぞれの対応サイズと送料を見ていきましょう。
宅急便コンパクトのサイズと送料
宅急便コンパクトは、70円で専用BOXを購入し、その中に商品を入れて発送を行うものです。
専用BOXには2種類あり、
・薄型専用BOX → 24.8cm✕34cm
・専用BOX → 20cm✕25cm✕5cm
このようにサイズが異なります。
薄型専用BOXは箱というよりは封筒に近く、厚みのあるものは入れることができません。
送料はかんたんラクマパックの宅急便コンパクトとは違い、発送元と発送先の距離によっても変わります。
発送元と発送先が近い場合でも
・610円(通常料金)+ 70円(専用BOX代)= 680円
このように送料が最低680円はかかってしまいます。
これだけ見ると、かんたんラクマパックの方がお得に感じますが、
・クロネコメンバー割 → 15%割引
・クロネコメンバーズの持込割 → 150円引き
・デジタル割 → 60円引き
このように、ヤマト運輸には様々な割引サービスがあり、これらを活用すればかんたんラクマパックよりも安く発送できるようになります。
宅急便コンパクトの発送場所
宅急便コンパクトは
・自宅(集荷)
・ヤマト運輸直営店
・取扱店
・コンビニ(ファミリーマート、セブンイレブンなど)
といった場所で発送することができます。
ただし、「クロネコメンバー割」「クロネコメンバーズの持込割」「デジタル割」といった割引サービスを受けるためにはヤマト運輸直営店に持ち込む必要があります。
レターパック
レターパックは郵便局やコンビニなどで購入できる専用の封筒を使い荷物を送れるサービスです。
ポスト投函ができるのが特徴で、わざわざ窓口に持っていく必要がありません。
レターパックには郵便受けに配達する「レターパックライト」と対面で配達する「レターパックプラス」の2種類があります。
レターパックライトのサイズと送料
レターパックライトの送料は全国一律で370円(レターパックライトの購入代)で、
・34cm×24.8cm(A4ファイルサイズ)
・厚さ3cm以内
・重さ4kg以内
といった荷物を入れることができます。
レターパックプラスのサイズと送料
レターパックプラスの送料は全国一律で520円(レターパックプラスの購入代)で、
・34cm×24.8cm(A4ファイルサイズ)
・重さ4kg以内
といった荷物を入れることができます。
A4ファイルサイズで重さ4kg以内であれば厚さが3cm以上でも送ることが可能です。
レターパックの発送場所
レターパックは郵便ポストに投函する他、郵便窓口でも発送することができます。
また、レターパックプラスに限り集荷にも対応しています。
スマートレターのサイズと送料
スマートレターでは、A5ファイルサイズの荷物を全国一律180円で送ることができます。
具体的なサイズ条件は
・25cm×17cm(A5ファイルサイズ)
・厚さ2cm以内
・重さ1kg以内
となっており、郵便局やコンビニで購入できる専用封筒に荷物を入れて発送します。
スマートレターの発送場所
スマートレターは
・郵便ポストへ投函
・郵便窓口
このどちらかで発送できます。
クリックポストのサイズと送料
クリックポストでは、A4サイズの商品を全国一律188円で送ることができます。
自宅で送料の決済やラベル作成ができるので、発送作業を簡単に行なえます。
対応サイズは
・長さ14cm~34cm
・幅9cm~25cm
・厚さ3cm以内
・重さ1kg以内
となっています。
クリックポストの発送場所
クリックポストは
・郵便ポストへ投函
・郵便窓口
このどちらかで発送できます。
ゆうメールのサイズと送料
ゆうメールは書籍、CD、DVDなどを送ることができるサービスです。
サイズ条件は
・長さ34cm以内
・幅25cm以内
・厚さ3cm以内
・重さ1kg以内
このように指定されています。
また、ゆうメールの送料は重さによって変わり、
重さ | 送料 |
~150g | 180円 |
~250g | 215円 |
~500g | 310円 |
~1kg | 360円 |
このように重量が増すほど送料が高くなっていきます。
ゆうメールは着払い可能
ゆうメールは着払いで送ることができます。
着払いを利用する場合は出品の際に「着払い(購入者が負担)」を選択しましょう。
ゆうメールの発送場所
ゆうメールは郵便ポストや郵便窓口から発送できますが、ゆうメールの条件として、内容品が確認できるようにする必要があります。
差し出しの際は、次のいずれかの方法により、内容品が確認できるようにしてください。
1.封筒または袋の納入口などの一部を開く。
2.包装の外部に無色透明の部分を設ける。
3.内容品の見本を郵便局で提示する。【引用元:ゆうメール ご利用方法・運賃 – 日本郵便】
こういった条件があるため、封をせずに郵便局へ持っていき中身を確認してもらう方法が安心です。
普通郵便
普通郵便は、まずサイズによって
・定形郵便物
・定形外郵便物の規格内
・定形外郵便物の規格外
の3種類に分けられ、それから郵便物の重さで送料が決まります。
定形のサイズと送料
定形郵便物のサイズ条件は
・長辺14cm~23.5cm以内
・短辺9cm~12cm以内
・厚さ1cm以内
・重さ50g以内
となっています。
料金は以下の表のように、重さによって2種類に分けられます。
重さ | 料金 |
25g以内 | 84円 |
50g以内 | 94円 |
定形外のサイズと送料
定形外郵便物は「規格内」と「規格外」に分けられます。
・長辺34cm以内
・短辺25cm以内
・厚さ3cm以内
・重さ1kg以内
このサイズに収まれば規格内、それ以外のサイズは規格外となります。
規格内、規格外共に重さによって送料が異なります。
それぞれの送料については以下の表をご覧ください。
重さ | 規格内の送料 | 規格外の送料 |
50g以内 | 120円 | 200円 |
100g以内 | 140円 | 220円 |
150g以内 | 210円 | 300円 |
250g以内 | 250円 | 350円 |
500g以内 | 390円 | 510円 |
1kg以内 | 580円 | 710円 |
2kg以内 | 取扱なし | 1,040円 |
4kg以内 | 1,350円 |
普通郵便の発送場所
普通郵便は
・送料分の切手を貼ってポストに投函
・郵便局で送料を支払う
といった方法で発送します。
A4サイズより大きな商品を発送
商品がA4サイズより大きい場合は
・ヤマト宅急便
・ゆうパック
・ヤマト便
このいずれかで発送できます。
ヤマト宅急便のサイズと送料
かんたんラクマパックと違い、普通のヤマト宅急便の場合は「発送元と発送先の距離」によっても送料が変わります。
関東から関東というように、近場に発送する場合でも
サイズ | 関東から関東へ発送する送料 |
60サイズ(2kgまで) | 930円 |
80サイズ(5kgまで) | 1,150円 |
100サイズ(10kgまで) | 1,390円 |
120サイズ(15kgまで) | 1,610円 |
140サイズ(20kgまで) | 1,850円 |
160サイズ(25kgまで) | 2,070円 |
これだけの送料がかかってしまいます。
かんたんラクマパックよりも送料が高く、あえてこちらを選ぶ意味がないように思えますが、ヤマト運輸の各種割引サービスを利用することによって、かんたんラクマパックよりも安く発送できる可能性もあります。
ヤマト宅急便は着払い可能
ヤマト宅急便は着払いで発送ができます。
どうしても着払いを利用したい方はかんたんラクマパックではなくこちらを選択しましょう。
ヤマト宅急便の発送場所
ヤマト宅急便は
・自宅(集荷)
・ヤマト運輸直営店
・取扱店
・コンビニ(ファミリーマート、セブンイレブンなど)
・マンションなどに設置されている宅配ロッカー
こういった場所から発送することができます。
ただし、「クロネコメンバー割」「クロネコメンバーズの持込割」「デジタル割」といった割引サービスを使う場合にはヤマト運輸直営店に直接持ち込むようにしましょう。
ゆうパックのサイズと送料
普通のゆうパックの場合はサイズだけでなく「発送元と発送先の距離」によっても送料が変わります。
例えば、発送元と発送先が同じ都道府県の場合(東京都→東京都など)
サイズ | 東京から東京への送料 |
60サイズ | 810円 |
80サイズ | 1,030円 |
100サイズ | 1,280円 |
120サイズ | 1,530円 |
140サイズ | 1,780円 |
160サイズ | 2,010円 |
170サイズ | 2,340円 |
このような送料になり、かんたんラクマパックのゆうパックよりも高くなります。
しかし、普通のゆうパックだけ使える割引サービスを活用すれば、かんたんラクマパックよりも安く発送することも可能です。
例えば、ゆうパックスマホ割アプリを利用すると180円引きされるという割引サービスがあります。
前月までの1年間の間に10個以上の発送がある場合には、さらに10%割引が受けられるという、利用頻度の高い人にとって嬉しい特典もあります。
日本郵便のホームページでは、ゆうパックスマホ割を適用した料金計算もできるので活用してみましょう。
割引サービスを適用し、先程と同じ条件で計算してみます。
サイズ | 東京から東京への送料(割引適用後) |
60サイズ | 567円 |
80サイズ | 765円 |
100サイズ | 990円 |
120サイズ | 1,215円 |
140サイズ | 1,440円 |
160サイズ | 1,647円 |
170サイズ | 1,944円 |
すると、ここまで安くなります。
140サイズ以下であればかんたんラクマパックを使うよりも安い送料で発送ができます。
ゆうパックは着払い可能
普通のゆうパックは着払いで発送することが可能です。
着払いを希望する場合はかんたんラクマパックではなく普通の「ゆうパック」を選択しましょう。
ゆうパックの発送場所
ゆうパックは
・郵便局
・ローソン
・ミニストップ
・セイコーマート
などで発送することができます。
ただし、ゆうパックスマホ割アプリの割引サービスを受けられるのは郵便局で発送する場合だけなので注意しましょう。
ヤマト便のサイズと送料
ヤマト便では宅急便の最大規格である160サイズを超えるような大きな荷物を送ることができます。
サイズ条件は
・3辺の合計が200cm以内
・重さ30kg以内
このようになっており、送料は荷物の「総重量」と「配送先のエリア」によって決まります。
総重量は「実重量」と「容積換算重量」を比較して重い方が適用されます。
容積換算重量(kg)= 縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280
【引用元:ヤマト便 | ヤマト運輸】
ヤマト便は着払い可能
ヤマト便は着払いで発送することも可能です。
サイズが大きい分、送料も高くなってしまうので、トラブルを避けるためにも着払いであることが分かるように説明文に記載しておきましょう。
ヤマト便の発送場所
ヤマト便は
・自宅(集荷)
・ヤマト運輸直営店
から発送することができます。
まとめ
ラクマには様々な発送方法があり、それぞれ対応サイズや送料、補償などに違いがあります。
かんたんラクマパックは発送が簡単にできる便利なサービスですが、利益を重視するなど、求める条件によっては他の発送方法の方が適している場合もあります。
それぞれの特徴をしっかりと把握し、状況に応じて使い分けるようにしましょう。
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